「世界的回転寿司人気の陰で」という番組を観て
コロナになってから回転寿司には1度も行っていない。その間に回転寿司でいたずらをする若者がいるというニュースもあった。
9月21日のNHK「所さん事件ですよ」は「世界的回転寿司ブームの陰で」というタイトルであった。それを見て回転寿司が世界的に広がっていることを知った。
寿司は日本独特の食文化である。それがいつの間にか世界中で和食人気の中心にあるというのだ。
番組では回転寿司の器械についても扱っていたが、今ではいろんな種類のセットが作られているようだ。いたずらが出来ないように全体が覆われていて、注文した人の前に来ると窓が開くとか、注文した人の所へ届くとかずいぶん進化したものである。
最初に台湾の回転寿司のことを取り上げていたが、台湾では回転寿司が凄いブームで新しい店がどんどんできているという。そのなかで、名前に鮭が入っている人は無料という宣伝をした回転寿司チェーンがあって、改名をして無料で寿司を楽しむという若者が増えているという。
台湾では3回までは1回360円で簡単に改名ができるのだそうだ。それでそんなことが起きるのだという。
どうして鮭の字が入っているという条件にしたかというと、鮭(サーモン)が握り寿司の中で一番の人気だからだそうだ。しかも世界的にサーモンが人気なのだそうだ。寿司ネタの一番はマグロだと思っていたらそうではないのだ。
そのためサーモンは品薄となっていいるのだという。昔は生魚を食べなかった中国でも寿司が大人気で、サーモン寿司は品不足だという。サーモンを扱う業者はディレクターに「寿司を世界的に広めた日本人が悪い」と言っていた。番組ではサーモンを食べられなくなるだろうとまで予測していた。
サーモンの値段が上がっているとは感じていた。以前は気楽に変えたサーモンも高くてなかなか手がでない。その原因が世界的回転寿司人気とサーモン人気にあるとは驚きである。
日本でもサーモンの陸上養殖をするために大規模な工場が作られているそうだが、鰯で作ったエサが手に入らないので困っていると言っていた。世界の養殖業者で餌の取り合いになっているのだ。そのため鰯が原料でないサケが好んで食べるエサが研究されているという。
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