食糧難が来たらお手上げ!
昨日のブログで「食糧難」というコトバを使ったが、戦中戦後の食糧難はひどいものであった。以前のブログにも書いたと思うのだが、海へ行って海岸に打ち上げられているアラメによく似た「メ」と呼ぶ海藻を拾ってきたり、山へ行ってアザミやツワブキなど食べられる野草を取ってきて食べた。戦時中は「欲しがりません勝つまでは」をスローガンにそうやって耐えていた。
戦後は何とか食べ物を手に入れようと必死であった。母親はリュックサックを背負い、着物などを持って農村に行き、食べ物と交換してもらって来た。
今思うと新宮市といっても田園地帯であったし、山や海や川があったので、食べられる自然のものは手に入れることができたが、今の名古屋ではそうすることもできない。
あの頃川へ行けば魚や手長エビなどが穫れたし、谷川へ行けば沢蟹もいたがエビや沢蟹は何故か食べなかった。シジミやムール貝のようなカラス貝も一杯穫れたが、カラス貝は食べなかった。
子どもの頃の経験で覚えた食べられる自然の野草や生きものは今でも鮮明に覚えているが、名古屋ではそうしたものを採る事ができないので食糧危機が来たらお手上げである。
今日の羽鳥モーニングショーで、この夏の異常気象で農作物に起きている異変を取り上げていた。ニンジンがグダグダになってしまったとか、米が穫れなくなったとか、ミニトマトが全滅したとか、枝豆が激減したとか・・・・。
昨日も書いたように異常気象は世界に起きているので、世界的食糧危機が来ないことを願うのみだ。
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