特捜部に期待、秋本議員の収賄疑惑徹底解明
6日の朝日新聞によると、前外務政務官の秋本真利衆議院議員が日本風力開発の社長から約3千万円受け取ったとされる事件で、そのうち約1千万円は塚脇社長が持参して、議員会館の事務所で1度に現金で受領したとみられるという。
特捜部は収賄容疑で家宅捜査などをした。秋本議員が再エネ海域利用法に基づく政府の洋上風力発電事業で、青森県の「陸奥湾」区域は土への参画を目指す日本風力開発に有利な国会質問をした見返りに受け取った謝礼が含まれるというのだ。
秋本氏は12年の初当選後から脱原発を主張し、自民党内の再生可能エネルギー普及拡大議員連盟の事務局長を務める。国会質問では洋上風力の問題を取り上げ、「過度な規制」をかけないように求めたり、入札で事業者を選ぶ際の審査基準の見直しと訴えたりしていたという。
そうした行為が「日本風力開発」に有利になるように意図していたとするならとんでもないことである。ましてやそのために賄賂を貰っていたとするなら言語道断である。
逃げ道として、その金は秋本氏と社長が共同で運営する馬主組合やその取引先に当てたものだから賄賂ではないとしている。本当のところはどうだったのか、特捜部の腕の見せ所である。
秋本氏は政務次官を辞し、自民党を離党したが、そんなことでは済まされない問題である。
秋本氏の問題のために秋の解散ができなくなったとも言われるが、岸田政権の自業自得ともいえる。
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同じアキモトでも秋元司などという議員もいた。同じく疑惑の総合商社で、「300万円くらいのはした金で私が動くと思うか⁈」などと記者に向かってすごんでみせた。
パリへ集団で旅行に行き顰蹙を買っている女性議員たち、相も変わらず大阪万博だ札幌オリンピックだと言い出したら後に引かない議員たち。毎年5%10%とGDPが増え続けた時代から夢がさめないのだろう。
こういうバカ議員だらけになった大きな原因は、小選挙区制を強引に制定したことではなかろうか。制定に尽力し、今も議員である人達は、議員定数がどうこう以前に、小選挙区制の見直しに全力を尽くすべきであろう。
投稿: たりらりら | 2023年8月 8日 (火) 21時32分