マイナー保険証反対の声をどんどんあげよう!
17日の新聞やテレビニュースは、マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」を申請したものの、紐づけ作業ができず、医療機関の窓口で使えないケースが少なくとも40万件以上あることがわかったと報じた。
保険者では最も多い加入者だいる中小企業の全国健康保険協会によると、約4000万人いる加入者の1%に当たる約40万人分で、紐づけ作業が終わらず利用できない状態になっているというのだ。
なかには、マイナ保険証として利用申請をおこない、マイナポイントをもらっているのに、紐づけされていない事例もあるという。
政府はこれまで、マイナ保険証を利用できないおもな原因として「情報反映の遅れ」をあげてきたが、今回は、マイナンバーの提出がなかったり、本人の情報をもとにマイナンバーを照会しても、住所などが一致しなかったりして、そもそも紐づけできなかったというのだ。
厚労省は、こうした事態を認識しているものの、総数は把握できておらず、2倍の80万人ほどいる可能性もあるという。一体どうなっているんだと誰しも思うだろう。
SNSではこうした事態に批判的な声が多くあがっているという。ネットニュースによると、
◎保険証との一体化がいかに場当たり的な決断で、単にマイナカードを国民に強制したいが為の思いつきだったてことの証左。
◎現場の意見を聞かず、政治家だけで決めるから現場が追いつかずこういう事になるのだ。もっと国民に寄り添った会議をして欲しいものだ。
◎政府はこれを受けて健保組合も調査するってよ。どれだけの時間かかると思ってるんだろう。健康保険証は来年の秋廃止だと。廃止ありき期限ありき。無理ありすぎ。断固として反対する》
どれもまともな批判である。私もこれまでに何度か取り上げて批判してきた。こういう声がどんどんとあがるとよい。そうして政府を追い込もうではないか。岸田首相は「国民の声をよく聞く」と言いながら、全く聞こうとしていないのだ。
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