毎日展
8月22日(火)から27日(日)まで6日間、栄の愛知県美術館8階ギャラリーで書道の毎日展が開かれている。
知人の野田愛梨さんが今年も入選し、しかも漢字部門と近代詩文部門で入選したという。それで招待券を送ってくださったので早速見に行ってきた。
毎日展は出品点数がものすごく多く、8階のギャラリーを廊下も含めて大半使っているので見て回るのが大変であった。
どういう訳か暑くて出歩くのが大変なせいか、参観者は私以外に男性が2人、女性が5人と珍しく西洋人男性が1人と連れのフィリピン人?女性が1人であった。
作品は漢字部Ⅰ類、Ⅱ類、かな部Ⅰ類、かな部Ⅱ類、近代詩文書部、大字書部、篆刻部、刻字部、前衛書部と多岐に渡っている。
ただ、大字書や漢字など字の崩しや書風がどれもよく似ているのが多かった。元の書風を作ったのは誰か知らないが、皆が真似ているのだろう。
今から50年以上前私が学生の頃とは大きく変わっているのが分かった。長い間日展を見ていないので、日展ではどんな書風が流行りなのかと思った。
書の形象の捉え方がずいぶん変わったものだ。同じなのは筆の力とか筆の捌き方とかである。字のディフォルメは全く自由なようだ。
作品の中に下の写真の様に英文を書いたのがあったので驚いた。
ある審査員の書
右下のようなのは少ない
珍しい英文の書
こんな汚した作品も
文部科学大臣賞
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