現行保険証でどこが悪い?
現行の紙の保険証は不便なことは一つもない。病院にかかるとき、最初に保険証を見せたら、あとは月が替わったら見せるだけである。
マイナ保険証は病院に行くたびに持っていかなくてはならない。またマイナ保険証はその他に大事な情報が記載されるから持ち歩くのは危険である。
現行の保険証は施設に入っている人は預けることができるが、マイナ保険証はそれが難しいという。
ただ、現行の紙の保険証のデメリットはある。それは現在、マイナ保険証なら初診時の加算は20円(3割負担の場合6円)、再診時はゼロ。だが、現行の健康保険証を利用すると、初診時60円(同18円)、再診時20円(同6円)と、割高に設定されていることだ。これは岸田政権がマイナカード、マイナ保険証に移行を促すためにやっていることで、なんとも姑息な、言ってみれば「ひどいイジメ」である。
岸田文雄首相は、8月4日の記者会見で「マイナ保険証」を持たない人には、申請がなくても全員に資格確認書を交付し、その有効期間も最長5年に延長する方針を表明した。だが、資格確認書をめぐっては、現行の保険証と同様に窓口負担増の「ペナルティー」を政府が検討しているという(日刊ゲンダイ)。現行の保険証でやっているのだから引き継ぐのは目に見えている。
資格確認書を発行すると言っているが、それにも現行の保険証と同じように発行費用がかかるし、事務の手間もかかるのだ。どこがどの様に発行するのか不明だが、また新しいトラブルが起きそうだ。
紙の保険証で十分機能していて何の不便もないのに、資格確認書を上乗せするなど税金の無駄遣いだ。
SNSで多くの批判があがっているというが、当然のことだ。現行の紙の保険証を廃止するな!
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