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2023年8月

2023年8月31日 (木)

可憐なのにヘクソカズラ(屁糞葛)とは

 21日の朝、ウオーキングの途中で遇った石部さんが道の傍のアベリアの間に咲いている小さな花を見つけて「これ、クソカズラだと思うけど本当はなんというのかな」と言った。

 私はスマホのグーグルにあるグーグルカメラでその花を写して調べたら、「へくそかずら」という名前だと分かった。「くそ」の他に「へ」までついていた。どんな匂いがするのかと嗅いで見たが何も匂わなかった。どうしてこんな名前が付いたのかと思って、牧野富太郎博士に聞いてみたいと思った。

 家に帰ってから、グーグルで調べてみたら、次のように書いてあった。

「ヘクソカズラ(屁糞葛、学名: Paederia scandens)は、アカネ科ヘクソカズラ属の蔓(つる)性多年草で、やぶや道端など至る所に生える雑草。夏に中心部が赤紅色の白い小花を咲かせる。葉や茎など全草を傷つけると、悪臭を放つことから屁屎葛(ヘクソカズラ)の名がある。別名で、ヤイトバナ、サオトメバナともよばれる。」

 漢字で書くと「屁糞」とそのものずばりである。山崎川沿いにはヘクソカズラが咲いているところが数か所あった。下流に向かって左側の道沿いのアベリアの茂みの中に咲いている。次の日葉などを傷つけてどんな匂いがするか調べてみたが、格別変なに臭いはしなかった。

 さらに次のような記述もあった。「元々は屁臭(へくさ)だったものが転訛したともいわれている。日本最古の和歌集である『万葉集』の中にも「屎葛(くそかずら)」の名で詠まれている」。

 さう莢(けふ)に、延()ひおほとれる屎葛(くそかずら)、絶ゆることなく宮仕へせむ

「さう莢(けふ)」はジャケツイバラのことです。これに、屎葛(くそかずら)が絡み付いているというのです。ヘクソカズラの様にいつまでも宮仕えをしようという意味。

 地方により、サオトメバナ(早乙女花)、サオトメカズラ(早乙女蔓)ともよばれ、かわいらしい花を咲かせる様子や、花を水に浮かべた姿が田植えをする娘(早乙女)のかぶる笠に似ていることにちなみ名付けられたものである。早乙女花はきれいである。

 またヤイトバナ(やいと花・灸花)という別名があるのは、「やいと」とは灸のことを指し、花を伏せて置いた姿が灸に見えることや、花の中が赤い様子が灸を据えた跡に見えることに由来するという。このほか、ウマクワズ(馬くわず)という別名もあるそうだ。

 英語でも似たような名前である。スカンク・ヴァイン(Skunk vine:スカンクの蔓の意味)、スティンク・ヴァイン(Stink vine:臭い蔓の意味)というそうだ。

 花言葉は、「人嫌い」、「意外性のある」である。

 ヘクソカズラという花は生まれて初めて見た。

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2023年8月30日 (水)

処理水放出で中国からの電話攻勢

 8月24日に東京電力が福島第一原発の処理水の海洋放出を開始した。中国政府は日本の水産物の全面禁輸を発表した。すると中国から福島県の書簡や飲食店、道の駅などへの迷惑電話が相次ぎ、電話への対応で仕事にならないと困っている。

 テレビによると、こうした電話は中国全国から掛けられているといい、その地図を見て規模の広さに驚いた。

 電話を掛ける人は、その様子をSNSにアップロードしているそうで、それを見て「自分もやってみよう」と電話をする人が広がったのかもしれない。

 東京電力には、中国の国番号「86」が表示される電話が4日間で6千件以上あったという。

 東京電力に掛けるのはわからぬではないが、関係のない飲食店などに電話をするというのは全く理解できない。遠く離れた埼玉県などの店などにもかかってきているという。

 山東省・青島や江蘇省・蘇州の日本人学校に石や卵が投げ込まれてという。中国人の反日感情が広がっているようだ。

 中国政府は国民のこうした行為を黙視しているようだ。日本政府が中国政府に抗議をしたが収まる気配はない。
中国経済は停滞しており、若年失業率も20%を超える中で、中国政府は国民の不満の恰好なはけ口と考えて規制していないのかもしれない。

 それにしても中国のスーパーで塩の買い占め騒動がおきたというが、水産物の全面禁輸で国民も食卓も困るのではないだろうか。

 日本政府は今こそ中国政府に外交を通じての働きかけを粘り強く進め、事態の収拾を図るべきだ。そうすることこそが「積極的外交」である。岸田政権の外交手腕の見せ所である。

 禁輸で中国に輸出できなくなった水産物は、他国への輸出先を探して日本国内の水産関係者の困窮を救うようにしてほしい。

2023年8月29日 (火)

ブリゴジンの死

 ロシアのウクライナ侵攻から1年半が経過した。2か月ほど前にワグネルのブリゴジンの反乱があったが、そのブリゴジンが乗っているジェット機が墜落して乗員10名が全員死んだという。

 墜落の原因については、いろいろな見方があるようだが、いずれもプーチンによる暗殺説が有力である。私もその見方に賛成である。

 プーチンはこれまでにも反プーチンの人間を暗殺してきた。今回も反乱を起こしたブリゴジンの利用価値がなくなって暗殺したのであろう。

 プーチンはブリゴジンらの死に対してしらじらと「哀悼の意」を述べている。

 ウクライナに何の理由もなくナチスのようなやり方で侵攻し、ウクライナの無辜の市民を殺害し、多くの施設を破壊している。そして占領地を併合している。

 プーチンは極悪非道の大悪魔である。文鮮明流にいえばサタンそのものである。ウクライナ侵攻が一日も早く終わることを祈っているが、先は全く見通せない。

 ロシアではそんなプーチンを支持する人が7割以上もあるというから、ロシア国民はどうなっているのかと驚愕である。来年の大統領選挙で再選されるのであろうか。

2023年8月28日 (月)

散髪代大幅値上げ!!

 散髪に行って驚いた。値上げをするというのだ。散髪代は3000円台だったのが、4000円になってから値上げが早くなり、最近4カ月前ぐらいに5000円になったばかりである。

 それが今度は一気に1000円上げて6000円にするというのだ。「高いね」と言ったら、「それでもぎりぎりです」と言った。諸物価が急激に上がっているとはいえ、散髪料金まで影響しているとは思わなかった。

 私は4000円になったあたりから散髪に行くのを2か月に1回にしている。それでも1か月あたり2000円である。6000円になると1か月あたり3000円になる。

 先日新聞に2000円という理髪店の広告が入っていた。その店は地下鉄で7駅先にある。地下鉄料金は敬老パスだから問題はない。6000円になったら安い店を探さねばならないと思う。通いなれた店を離れるのは残念だがやむをえまい。

 理髪料金が上がるということは、美容院の料金も上がるのだろうか。美容院のことは全くわからないのだが。

 自分で散髪をできるというグッズを買って持っているがまだ1度も試したことがない。こうなると1度試してみる必要がありそうだ。

2023年8月27日 (日)

明けの明星と面白い雲

 26日の朝、4時45分ごろに家を出てウオーキングに出かけた。3分ほど歩いて通りに出ると、東の空に星が一つ金色に輝いていた。金星か木星だろうと思って、スマホにある星座アプリで調べたら「金星」であった。

 星を見るのは実に久しぶりであった。この夏は雨の降らない日が続いたが、日の出前後に歩くことが多いので星は見ないのだ。
 立秋が過ぎているのでもう秋なのかもしれないが、秋は星がきれいに見える日が多いはずだ。

 山崎川の道を歩いて瑞穂スタジアムの近くの左右田橋まで来ると赤く輝く雲が見えた。黒い雲の向こうに重なって頭を出していた。それが下の写真である。

 もう一つの大きい雲の写真は前日の15日に撮ったものだ。私は雲を見るのが好きで形や色の面白いものを見るのが楽しい。

 以前「雲は自然が描く芸術だ」と書いたことがあるが、まさに自然が作り出す芸術である。ただ、雲の色や形は刻々と変わってしまうのが残念ではある。写真に撮るには,見ていいなと感じたときに撮らないといけない。

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          明けの明星

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           26日の雲

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           25日の雲

2023年8月26日 (土)

直腸がんと生きるー11ー

 スマートニュースを見ていたら、「中高年のしつこい便秘や細い軟便…もしかして?便からわかる、がんや病気のサイン」という記事があった。

 私は直腸がんが見つかったが、その前に便が柔らかくて細く、回数が多くなるということが起きていた。以前は便はバナナのようで太くしっかりした便であったのが、この1年半ぐらい前から便の状態が変ってしまったのである。

 でもそれと直腸がんとの関係には思い及ばなかったし、がんが見つかったとき、医者に便のことを話しても特にコメントはなかった。

 ところがこの記事を読んで初めて便が細く柔らかくて回数が多いのは大腸がんと関係があるということが分かった。

 「便が細くなる=大腸がんである」とは限らないが、大腸がんの典型的な症状であることに変わりなく、便が細い状態が続く時には、大腸がんなどの病変が隠れている可能性が否定できないという。

 通常であれば、健康な人の便の太さは通常3~4cmほどの直径があるが、腸内環境の悪化など様々な原因により、便の直径が1cmほどの細い便が出る、あるいは残便感を伴うことがあるという。私の場合は、回数が多くなったが、残便感はない。
便が細くなる原因となる代表疾患としては、大腸がんが挙げられるという。直腸部位からS状結腸部の周辺でがん組織が成長すると、排泄される便が普段より細くなる傾向があるという。

 今のところ私は便秘とか、血便とか悪臭とか、下痢などはない。

 大腸がんが、どのような症状がきっかけで見つかったかという過去の研究において、大腸がんと診断された1600人程度の初期症状を解析した結果、細い軟便が続くなど便通異常の変化を認めたケースが実に7割以上存在したという事実があるという。私の場合もまさにそうであった。

 たまたま高齢者健康診査のとき潜血検査をして数値が高かったので、精密検査をしたので分かったのであった。
便の状態に気を付けることが大事である。

2023年8月25日 (金)

石川佳純選手に学ぶ外国語上達法

 8月17日の朝日新聞に1ページにわたり卓球の石川佳純選手の中国語についての記事があった。

 「長年にわたり日本の卓球界を引っ張って来た石川佳純さん(30)は、流暢な中国語を話せることでも知られています。5月の引退会見では、中国メディアからの質問に中国語で的確に答え、日本語通訳まで自らこなす姿が話題となりました。『学校で中国語を学んだことはない』という石川さんは一体どのようにして中国語を身につけたのでしょうか」と始まっていた。

 私は石川佳純選手が中国語ができることを初めて知った。私も長年英語会話を勉強し、テレビで中国語も勉強した。でも、中国語は話せないし、英語も海外旅行程度である。

 石川選手は最後の部分で、「中国語を学ぶ人にアドバイスをお願いします。」という要望に応えて次のように述べている。

 「日本語をしゃべれない中国人の友達を作るのが一番ですね。私は、チームでの練習相手のトレーナーは、以前は日本語が話せる中国人の方だったんですけど、2018年に日本語が全くしゃべれない中国の女性に来てもらいました。そうすると、食事の時も休みの時もすべて中国語ということになり、恥ずかしいとか思う前に中国語を使わなければならなくて、中国語の力が大いに伸びました。もし中国人の友だちが日本語ができるんだったら、日本語は絶対にしゃべらないでねとお願いして交流するのもありじゃないでしょうか。まずは、税日中国人の友だちを作ってみてください。」

 私は石川選手のアドバイスに全面的に賛成である。私自身を振り返ってみると、中国語を使う場面が全くなかった。英語に関しては英語を話す場面を作るために英会話クラブをつくったのだが、指導者にはネイティブスピーカーを頼んだが、話す相手は日本人ばかりなので日本的発想の英語になってしまうのであった。英語を話す機会は日常では全くなくて海外旅行の時ぐらいであった。

 前にも書いたことがあるが、30年前にカナダに行ったとき、若い日本人留学生たちから「あなたはどうして英語がしゃべれるのですか」と聞かれたことがある。留学生たちにどうしてしゃべれないのかと逆の質問をしたら、「いつも日本人同士で付き合っているから」と答えた。英語留学しても現地の人たちと付き合わなければダメなのだ。

 だから石川選手のアドバイスはその通りだとうなずけるのである。今はインターネットで外国の友人を作ることもできないことはない。英語、中国語など自分が習いたい言語の友人をつくって日本語を使わないで相手の言語で話すことだ。使う機会を作ることが外国語上達の要だと思う。

 

2023年8月24日 (木)

高校野球決勝戦

 第105回全国高校野球選手権記念大会は神奈川県代表の慶應高校が8-2の大差で優勝した。107年ぶりの2回目の優勝というが、大会が105回なのにどうして107年ぶりなのかはわからない。

 仙台育英と慶応は因縁試合のようなもので、春の選抜2回戦では仙台育英が勝っているからだ。仙台育英は昨年に続いての連覇を狙っていたがはたせなかった。

 準準決勝後に羽鳥モーニングショーでは慶応高校を取り上げたのでどうしてだろうと思った。慶応高校を贔屓していると感じた。後日のモーニングショーで玉川コメンテーターがそのことを指摘したのでやっぱりと思った。

 そういう訳で、決勝戦はどちらかというの仙台育英を応援する気分で観た。しかし、慶応は1回先頭打者がいきなりホームランを放った。2回にも慶応が得点をした。決勝戦は慶応が勝つという予感がした。

 仙台育英は2点を返し1点差となったが好機に点を入れられなかった。5回には慶応が5点も入れて6点差になったので万事休すであった。

 仙台育英は好投手を何人も擁すると言われていた。しかし慶応の打線が勝っていた。6回以後は両チームとも無得点であったが、慶応の方がランナーを多く出し優勢であった。

 羽鳥モーニングショーによると、慶応は選手たちが自ら考えて野球をするように作られていると言っていた。また、髪型なども自由だそうが。そういう選手に主体性を持たせるチームが勝ったのはよかった。

 仙台育英がもう少し頑張ってハラハラする試合が展開されたらよかったのだが、大差の勝負に終わったのが残念である。

2023年8月23日 (水)

毎日展

 8月22日(火)から27日(日)まで6日間、栄の愛知県美術館8階ギャラリーで書道の毎日展が開かれている。
知人の野田愛梨さんが今年も入選し、しかも漢字部門と近代詩文部門で入選したという。それで招待券を送ってくださったので早速見に行ってきた。

 毎日展は出品点数がものすごく多く、8階のギャラリーを廊下も含めて大半使っているので見て回るのが大変であった。
どういう訳か暑くて出歩くのが大変なせいか、参観者は私以外に男性が2人、女性が5人と珍しく西洋人男性が1人と連れのフィリピン人?女性が1人であった。
作品は漢字部Ⅰ類、Ⅱ類、かな部Ⅰ類、かな部Ⅱ類、近代詩文書部、大字書部、篆刻部、刻字部、前衛書部と多岐に渡っている。

 ただ、大字書や漢字など字の崩しや書風がどれもよく似ているのが多かった。元の書風を作ったのは誰か知らないが、皆が真似ているのだろう。

 今から50年以上前私が学生の頃とは大きく変わっているのが分かった。長い間日展を見ていないので、日展ではどんな書風が流行りなのかと思った。

 書の形象の捉え方がずいぶん変わったものだ。同じなのは筆の力とか筆の捌き方とかである。字のディフォルメは全く自由なようだ。

 作品の中に下の写真の様に英文を書いたのがあったので驚いた。

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         ある審査員の書

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        右下のようなのは少ない

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         珍しい英文の書

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        こんな汚した作品も

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          文部科学大臣賞

 

 

2023年8月22日 (火)

昔は灰を使って洗った

 食後に食器を洗っていてふと思った。スポンジに洗剤を付けて洗うのだが、簡単にキレイに汚れが落ちる。今の洗剤はとても優れている。こういう洗剤のない国はどうしているのだろうと。そして子どもの頃のことを思い出した。

 戦前戦後の頃はくど(釜戸)に釜をかけて薪でご飯を炊いていた。我が家にはタイルでできた二口の釜戸があって薪を燃やして煮炊きをしていた。薪を燃やすと灰がたくさんできる。その灰は肥料などに使うのだが、食器の汚れを落とすのにも使っていた。亀の子たわしに灰を付けて洗ったように思う。特に油汚れには効果的であった。

 今思うと、SDGSであった。灰は洗剤の様に化学せいざいではないから、自然に戻すことができるのだ。

 昔は洗濯用の固形せっけんと顔などを洗う化粧石鹸があったが、洗剤はなかった。それで灰を使ったのだと思う。 石鹸は油からできているから洗剤よりSDGSである。

 私は小学校1年の子どもの頃から時々食器の洗い物などをしていたのだった。

 今は薪を炊くことは全くないから灰も見たことがない。それに洗剤がよくなってきれいに洗うことができる。SDGSでないのがざんねんではあるが。

 我が家には食洗機はないので手洗いをして食器乾燥機で乾燥させている。まことに便利なものだと思う。

2023年8月21日 (月)

高校野球ベストエイトに残ったチームに驚く

 8月19日に行われた全国高校野球記念大会の準々決勝に勝ち残ったチームを見て驚いた。青森の八戸学院光星、岩手の花巻東、宮城の仙台育英と東北勢が3校あった。そして茨城の土浦日大まで太平洋側縦一列である。

 もう一つ驚いたのは、関西勢が1校も残っていないことだ。中国のおかやま山陽、九州の鹿児島の神村学園、最南の沖縄尚学。つまり神奈川の慶応とおかやま山陽を除いて北と南が8強に進んでいるのだ。

 高校野球の強豪校もずいぶん変わったものだという印象である。

 準準決勝では、仙台育英と岩手の花巻東が対戦したが、東北同士の対戦は酷だと思った。高校野球の対戦はどうやって決めるのか知らないが、同じ地域同士の対戦カードがいくつかあった。何とかならないものかと思う。

 大谷翔平の母校の花巻東は仙台育英に苦戦をし0点で終わるのかと思って見ていたら、9回裏に4点を返すことができた。花巻東の苦戦は主砲の佐々木が打てなかったことにあると思った。大会屈指のホームラン打者が安打を1本も打てなかったのだ。最後も痛烈な一塁ゴロを育英の1塁手に好捕されてアウトになった。

 熱中症が心配される中、休養日が設けられたことや甲子園の応援が元に戻ったのがよかった。

   準決勝は、仙台育英と神村学園、慶応と土浦日大が対戦することに決まった。仙台育英が優勝できるか注目している。

2023年8月20日 (日)

現行保険証でどこが悪い?

 現行の紙の保険証は不便なことは一つもない。病院にかかるとき、最初に保険証を見せたら、あとは月が替わったら見せるだけである。

 マイナ保険証は病院に行くたびに持っていかなくてはならない。またマイナ保険証はその他に大事な情報が記載されるから持ち歩くのは危険である。

 現行の保険証は施設に入っている人は預けることができるが、マイナ保険証はそれが難しいという。

 ただ、現行の紙の保険証のデメリットはある。それは現在、マイナ保険証なら初診時の加算は20円(3割負担の場合6円)、再診時はゼロ。だが、現行の健康保険証を利用すると、初診時60円(同18円)、再診時20円(同6円)と、割高に設定されていることだ。これは岸田政権がマイナカード、マイナ保険証に移行を促すためにやっていることで、なんとも姑息な、言ってみれば「ひどいイジメ」である。
 

 岸田文雄首相は、8月4日の記者会見で「マイナ保険証」を持たない人には、申請がなくても全員に資格確認書を交付し、その有効期間も最長5年に延長する方針を表明した。だが、資格確認書をめぐっては、現行の保険証と同様に窓口負担増の「ペナルティー」を政府が検討しているという(日刊ゲンダイ)。現行の保険証でやっているのだから引き継ぐのは目に見えている。

 資格確認書を発行すると言っているが、それにも現行の保険証と同じように発行費用がかかるし、事務の手間もかかるのだ。どこがどの様に発行するのか不明だが、また新しいトラブルが起きそうだ。

 紙の保険証で十分機能していて何の不便もないのに、資格確認書を上乗せするなど税金の無駄遣いだ。

 SNSで多くの批判があがっているというが、当然のことだ。現行の紙の保険証を廃止するな!

2023年8月19日 (土)

オニヤンマ君は本当に効くの?

 スマートニュースを見ていたら、「身に付けるだけで蚊が逃げ出す『神アイテム』を発見 全人類を救う機能に目を疑う…」という大げさなタイトルの記事があった。

 「オニヤンマ君」というオニヤンマそっくりのグッズをぶら下げたり、身につけたりするだけで蚊などがよってこないというものである。

 実は私は以前に知人の紹介で「アキアカネ君」を買ったことがある。そのことをブログにも書いた。

 ドラッグストアのマツモトキヨシで買ったのだが、そのとき「オニヤンマ君」も売っていて値段は税込みで1150円だったと思う。アキアカネ君は小さいが値段が安いし、知人が持っていたので買ったのであった。

 アキアカネ君を身につけて庭に出てみたが半ズボンの裸の脚に蚊が止まった。上半身に付けていたので効き目がないのかと思ったが、それ以来試してはいない。

 オニヤンマ君は大きいので目立つかもしれないが、本当にこの記事が言うように効き目があるのだろうか。

 この商品は2020年に発売されて以降、殺虫剤や忌避剤を使わない「世界初の虫除けグッズ」として注目されているというのだが。

 販売元である株式会社Eikyuによると「ハエ、蚊、アブ、蜂等の天敵とされているトンボの王様『オニヤンマ』を身に付ければ、捕食されることを恐れた虫が本能的に寄ってこないのではないかというアイデアから生まれた商品」だという。

 この記事を見て、アキアカネよりオニヤンマを買った方がよかったかなと後悔している。

 もし、この記事のような凄い効き目があるのなら、東南アジアやアフリカなどの蚊による伝染病で悩まされているところには素晴らしい朗報になる。それらの国々でどんな効果を上げるかを是非知りたいものである。

 せっかく買ったのだからアキアカネ君を持ち出して使っていようと思う。

 

2023年8月18日 (金)

マイナー保険証反対の声をどんどんあげよう!

 17日の新聞やテレビニュースは、マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」を申請したものの、紐づけ作業ができず、医療機関の窓口で使えないケースが少なくとも40万件以上あることがわかったと報じた。

 保険者では最も多い加入者だいる中小企業の全国健康保険協会によると、約4000万人いる加入者の1%に当たる約40万人分で、紐づけ作業が終わらず利用できない状態になっているというのだ。
 

 なかには、マイナ保険証として利用申請をおこない、マイナポイントをもらっているのに、紐づけされていない事例もあるという。

 政府はこれまで、マイナ保険証を利用できないおもな原因として「情報反映の遅れ」をあげてきたが、今回は、マイナンバーの提出がなかったり、本人の情報をもとにマイナンバーを照会しても、住所などが一致しなかったりして、そもそも紐づけできなかったというのだ。

 厚労省は、こうした事態を認識しているものの、総数は把握できておらず、2倍の80万人ほどいる可能性もあるという。一体どうなっているんだと誰しも思うだろう。

 SNSではこうした事態に批判的な声が多くあがっているという。ネットニュースによると、

◎保険証との一体化がいかに場当たり的な決断で、単にマイナカードを国民に強制したいが為の思いつきだったてことの証左。

◎現場の意見を聞かず、政治家だけで決めるから現場が追いつかずこういう事になるのだ。もっと国民に寄り添った会議をして欲しいものだ。

◎政府はこれを受けて健保組合も調査するってよ。どれだけの時間かかると思ってるんだろう。健康保険証は来年の秋廃止だと。廃止ありき期限ありき。無理ありすぎ。断固として反対する》

 どれもまともな批判である。私もこれまでに何度か取り上げて批判してきた。こういう声がどんどんとあがるとよい。そうして政府を追い込もうではないか。岸田首相は「国民の声をよく聞く」と言いながら、全く聞こうとしていないのだ。

 

2023年8月17日 (木)

玉音放送を読んで

 8月15日、終戦の日に玉音放送の全文を初めて読んだ。前日に放送されたNHKの「アナウンサーの戦争」で玉音放送を取り上げていた読むことにしたのだ。

終戦の時私は洋学校4年であったが、玉音放送は聞かなかった。その後ドラマなどで玉音放送が何度か取り上げられたのは聞いた。

 天皇は雲の上の人として、その姿は写真で見るだけで、声に至っては聞く事がなかった。ネットで見ると初めて国民が声を聞く事になるので「玉音」としたのだとか。特別な印象を与える言葉ではある。

 この玉音放送の中で「もしそれ情の激する所 濫りに事端を滋くし 或いは同胞排擠 互いに時局を乱り 為に大道を誤り 信義を世界に失うが如きは 朕最も之を戒むる言葉ではある。」と述べている。玉音の効き目か乱を起こすことはなかった。

 米英の戦争を仕掛けたのは「さきに米英二国に宣戦せる所以もまた 実に帝国の自存と東亜の安定とを庶幾するに出でて 他国の主権を排し領土を侵すが如きは もとより朕が志にあらず」と述べているが、東亜の安定と称して大東亜戦争を始めて結局他国を侵略して主権をおかしてしまったのであった。それについて「固ヨリ朕󠄁カ志ニアラス」と言っているのは如何なものか。残念だがその後も天皇の深い反省の言葉を聞いた覚えはない。

 下に玉音放送の原文を載せて置いた。

 余談だが、我々は行事の式の度に教育勅語を聞かされたが、「朕」が出て来るので「朕は屁をこいた」などと揶揄していたことを思い出す。

【玉音放送原文】

朕󠄁深ク世界ノ大勢ト帝󠄁國ノ現狀トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ收拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ吿ク
朕󠄁ハ帝󠄁國政府ヲシテ米英支蘇四國ニ對シ其ノ共同宣言ヲ受󠄁諾スル旨通󠄁吿セシメタリ
抑〻帝󠄁國臣民ノ康寧ヲ圖リ萬邦󠄁共榮ノ樂ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遺󠄁範ニシテ朕󠄁ノ拳󠄁拳󠄁措カサル所󠄁
曩ニ米英二國ニ宣戰セル所󠄁以モ亦實ニ帝󠄁國ノ自存ト東亞ノ安定トヲ庻幾スルニ出テ他國ノ主權ヲ排シ領土ヲ侵󠄁スカ如キハ固ヨリ朕󠄁カ志ニアラス
然ルニ交󠄁戰已ニ四歲ヲ閱シ朕󠄁カ陸海將兵ノ勇󠄁戰朕󠄁カ百僚有司ノ勵精朕󠄁カ一億衆庻ノ奉公󠄁各〻最善ヲ盡セルニ拘ラス戰局必スシモ好轉セス
世界ノ大勢亦我ニ利アラス
加之敵ハ新ニ殘虐󠄁ナル爆彈ヲ使󠄁用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ慘害󠄂ノ及󠄁フ所󠄁眞ニ測ルヘカラサルニ至ル
而モ尙交󠄁戰ヲ繼續セムカ終󠄁ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招來スルノミナラス延󠄂テ人類ノ文󠄁明󠄁ヲモ破却スヘシ
斯ノ如クムハ朕󠄁何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神靈ニ謝セムヤ
是レ朕󠄁カ帝󠄁國政府ヲシテ共同宣言ニ應セシムルニ至レル所󠄁以ナリ
朕󠄁ハ帝󠄁國ト共ニ終󠄁始東亞ノ解放ニ協力セル諸盟󠄁邦󠄁ニ對シ遺󠄁憾ノ意󠄁ヲ表セサルヲ得ス
帝󠄁國臣民ニシテ戰陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及󠄁其ノ遺󠄁族ニ想ヲ致セハ五內爲ニ裂ク
且戰傷ヲ負󠄁ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕󠄁ノ深ク軫念スル所󠄁ナリ
惟フニ今後帝󠄁國ノ受󠄁クヘキ苦難ハ固ヨリ尋󠄁常ニアラス
爾臣民ノ衷情󠄁モ朕󠄁善ク之ヲ知ル
然レトモ朕󠄁ハ時運󠄁ノ趨ク所󠄁堪ヘ難キヲ堪ヘ忍󠄁ヒ難キヲ忍󠄁ヒ以テ萬世ノ爲ニ太平󠄁ヲ開カムト欲ス
朕󠄁ハ茲ニ國體ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ
若シ夫レ情󠄁ノ激スル所󠄁濫ニ事端ヲ滋󠄁クシ或ハ同胞󠄁排擠互ニ時局ヲ亂リ爲ニ大道󠄁ヲ誤󠄁リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕󠄁最モ之ヲ戒ム
宜シク擧國一家子孫相傳ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道󠄁遠󠄁キヲ念ヒ總力ヲ將來ノ建󠄁設ニ傾ケ道󠄁義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ國體ノ精華ヲ發揚シ世界ノ進󠄁運󠄁ニ後レサラムコトヲ期󠄁スヘシ
爾臣民其レ克ク朕󠄁カ意󠄁ヲ體セヨ
御名御璽
昭和二十年八月󠄁十四日
內閣總理大臣男爵󠄂鈴木貫太郞

2023年8月16日 (水)

またきれいな虹を見た

 14日に早朝ウオーキングで山崎川沿いの道を歩いていた。石川大橋を過ぎたところで向こうから歩いてくる人が立ち止まって、西の方を見始めた。あんな所には何もないのに何を見ているのだろうと思った。

 歩いて行ってその場所まで来ると、何ときれいな虹が出ていた。虹を見ていたのかと思った。この前見た虹と違って大きな半円になっていた。それをカメラに収めて歩いて行くと虹が右手に見られた。よく見えるところで見ると左側が2重になっていた。珍しい虹が見られた。その虹もカメラで写した、

 この日見た虹は半円でしかも2重の虹もあった。ただ、2重の虹は一つが早く消えてしまった。
先日虹を見たばかりなのにまた見ることができてラッキーであった。

 

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          最初に見た虹

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        最初に見た虹の部分

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          最初に見た虹

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           二重の虹

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        消えかかった二重の虹

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      最後に見た虹 薄く二重になっている

2023年8月15日 (火)

終戦の日に当たって

 8月15日は「終戦の日」である。米国を相手に無謀にも開戦した大東亜戦争に負けた日だ。終戦の日ではなく、「敗戦の日」と呼ぶべきだという人もいる。

 私は戦争中は軍国少年であった。将来は海軍に入って皇国日本のために貢献しようと思っていた。

 しかし終戦以後は戦争に負けてよかったと思っている。日本国憲法が公布されて国民主権の民主国家になったのだ。「天皇陛下の御ために死ねと教えた父母の・・・」と歌っていたが、多くの父母は心の底では生きてと思っていたに違いない。日本人だけで310万人が犠牲となったあの戦争。アジアの近隣諸国に激甚な被害を与えた侵略戦争であった。

 先日広島で開催されたG7サミットでは「核抑止論」で一致したが、広島に集まりながら核を認めるとはとんでもないことであった。

 地球上から戦争をなくすことは永遠の課題かもしれないが、それに向かってたゆみない努力をすることが人類に課せられた課題である。

 幸い日本国憲法には第9条の戦争の放棄がある。でも、この条項は安倍政権の閣議によって骨抜きにされてしまった。

 日本国憲法にはもう一つそれ以上に大事な文言がある。それが前文にある「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」である。

 戦争は政府によって起こされる。そして国民が戦争に動員される。太平洋戦争でそのことを嫌というほど経験した。あの戦争を知るものはだんだんと少なくなって、安倍氏も岸田氏も戦争を知らない世代である。だからと言って知らぬ存ぜぬでは済まされぬ。

 主権を持つ国民一人一人がしっかりとして政府が誤った方向に進まないようにしなければならない。

 G7サミットでは議長国の日本は「戦争をしない」という合意に努力すべきであった。核抑止論は戦争容認である。国連の中で戦争をしない方向で先頭にたつことこそ本当の「積極的外交」である。安倍元首相は積極的外交として集団的自衛権に踏み込んだがこれは戦争に導く誤りであった。

2023年8月14日 (月)

子どもの声は騒音か?

 12日の朝日新聞の記事に「子どもの遊ぶ声 騒音ですか」というのがあった。子どもの遊ぶ声がうるさいという苦情の例がいろいろ書いてあった。小学校の体育館の音もうるさいという苦情もあるという。保育園などもこまっているようだ。

 私が子どものころは子どもはみな外で遊んでいた。私の住んでいたところは路地の両側に戸建ちの家があるところだった。その路地や近くの通りで子どもたちあ遊んだ。

 女の子は縄跳びやお手玉などをし、男の子はビー玉とかショウヤ(私たちはシャッケンと言っていた)とかコマ回しなどをした。時には柔らかいゴムボールで野球をすることもあった。女の子や男の子が一緒になってかくれんぼや石けりなどをすることもあった。

 遊ぶときは子どもだから声が出るのは当然で、ワイワイ、ガヤガヤと叫んでいた。それでも近所から苦情がでることはなく楽しく遊ぶことができた。

 今の子どもは外で遊ぶことが少ないように思う。タブレットやスマホなどでゲームなどをやっているのだろうか。息子や娘が子どものころは家の前の通りで賑やかに遊んでいたが、今は子どもの数そのものが少なくなったせいかそういう姿を見ることもない。息子や娘の時代でも子どもの声がうるさいということはなかったように思う。

 私は30年ほど前まで教員をしてきたが、子どもの声がうるさいという苦情を学校がうけたことはなかった。子どもたちに放課後遊ぶとき気を付けるように指導したこともない。むしろ外で遊ぶことを勧めたくらいだ。

 子どもの声がうるさいと言われるようになったのはいつごろからだろうか。知りたいものである。人々の寛容性がなくなって自己中になったということなのだろうか。

 記事には、ドイツでも子どもの声がうるさいということが問題となり、ドイツでは法によって「子どもの声はお騒音ではない」と規定したそうだ。ドイツは進んでいると思った。

2023年8月13日 (日)

日本軍人を恩赦したキリノ大統領

 11日の朝日新聞「残響」(78年後の「戦争」)という連載記事第1回のタイトルは「戦犯開放した比大統領 妻子を殺されても選んだ赦し」であった。

 日米の激戦地となったフィリピンでは、国民111万人が犠牲になったとされる。フィリピン軍による戦後の裁判では、民間人殺害や性暴力などの罪で日本軍の137人が有罪となり、半数以上が死刑の判決を受けた。しかし、執行されたのはわずか17人で、恩赦によって105人が日本に帰れたという。

 1953年にBC級戦犯に恩赦を出したのが当時の大統領エルピディオ・キリノ氏であった。

 キリノ元大統領は妻と長女三女、そして次男を日本兵に撃たれてなくしたのであった。日本兵4名が夫人を機関銃で撃ったという。抱いていた2歳の3女が投げ出されたのを銃剣で刺したというのだ。

 身内をそんな惨い目にあわされたのにキリノ元大統領は寛大な恩赦をしたのだ。キリノ氏は53年7月に次の声明を出した。

「私は妻と3人の子を殺された者として日本人を恩赦する最後の一人となるだろう。私は自分の子孫や国民に、我々の友となる日本人への憎悪の念を残さないために、この措置を講じるのだ」

 記事は、キリノ氏は日比友好の象徴的な人物である一方、日本でその存在を記憶する人は多くないと書いている。私もその一人である。この記事を読むまで全く知らなかった。何と素晴しい大統領だったかと強く心を打たれた。

Kirino

2023年8月12日 (土)

ペット犬を飼う人がふえているようだが・・・

 早朝ウオーキングをしていると犬の散歩をしている人がめっきり増えたと感じる。大型犬は白い犬で夫婦で散歩させている人と一人で連れている男の人だけである。

 中型犬は柴犬やラブラトールレッドリバーのような犬だが3人だけだ。あとはほとんどが小さなペット犬である。

 犬の種類は分からないので種類の名前を知りたいと思うが、聞くのは苦手なので見ているだけである。

 そういうちっちゃな犬はおそらくペットショップで買って来るのだろう。聞くところでは30万円とか40万円もするのもあるようだが、どの犬が高価なのかは知る由もない。

 中には犬を抱いて歩いている人もいる。以前は乳母車に載せている人もいた。何のための散歩かと思う。

 日本では犬はロープにつないで散歩させなければならないが、タイへ行ったとき、犬が歩き回っていたのを見て驚いたことがある。

 9日の夜、NHKで「子犬が家にやってきた」という番組を放送したので何となく見た。ペットショップで買って来た子犬や保護された子犬を飼うことであった。犬を飼うにはお試し期間というのがあることを初めて知った。犬の世話を出来ないようなら返却できるようだ。

 子犬が来た家庭ではてんやわんやである。まず、用便の躾けが必要だ。小便と大便をそれぞれ別の所でするように躾けるのが大変そうであった。

 犬の散歩も簡単ではないことを知った。毎朝遭う犬の散歩は散歩の躾けができた犬なのだ。散歩ができるように躾けることが大事なのだ。

 ペット犬は家の中でケージを置いて飼うようだが、ケージから出すと部屋の中を駆け回るのでその躾けも大変そうであった。

 私が子どもの頃、祖父母の家で犬を飼っていたが、犬小屋は外に置かれ、いつもつながれていた。散歩に行くことも滅多にないようであった。いわゆる番犬であった。

 「待て」、「お座り」、「お手」ぐらいができるだけであったが、子ども心に賢いと思ったものであった。

 私は生涯に一度も犬や猫を飼ったことがない。犬か猫があるといいと思うこともあるが、高齢になったのでもう飼うことは難しい。

2023年8月11日 (金)

汗グッショリ!

 今年の夏はとにかく暑い。人と会うと先ず出るのが「暑いですね」である。私は早朝5時前に家を出てウオーキングに行くが、歩き始めてすぐに汗をかき始める。折り返し点の瑞穂スタジアムまで行くともう汗ぐっしょりである。

 日によっては風が吹いていることがあり、そういう時は暑さが和らぐが家に帰ると汗ぐっしょりである。

 シャワーを浴びるためにシャツを脱ぐのだが、頭から被るシャツの時は一苦労である。汗でシャツが背中に張り付いて脱げないのだ。誰かに手伝ってもらえばよいのだが、普段は妻は寝ているので手伝ってもらえない。仕方がないから孫の手を使って背中のシャツをはがし何とか脱いでいる。

 汗ぐっしょりになるのはウオーキングだけではない。今日もスーパーまで電動アシスト自転車で買い物に行ったが、走り出して間もなく汗が出始めた。向かい風の強い日であったが汗はとめどなく出た。スーパーの中も冷房がしてあっても暖かくレジのスタッフも暑そうであったので「暑いですね」と声をかけた。

 帰り道は汗びっしょりで早く家に着かないかと思った。家に着くとシャツはビショビショであった。このブログを書いている今は帰宅して1時間以上たっているが、シャツは汗で冷たくて気持ちが悪い。

 テレビでは四六時中「熱中症に気を付けましょう。水分の補給をしましょう。なるべく出歩かないようにしましょう。エアコンを使いましょう」と呼びかけている。今はエアコンがあるからよいが、1日中つけっぱなしである。そのうちエアコンが音を上げないかと心配しながら使っているが、電気代も心配である。

 この暑さはいつまで続くのであろうか。

2023年8月10日 (木)

2日続けて虹を見た

 8日の早朝ウオーキングのとき、西の空に虹が出ているのを見た。虹を見て歩きながらスマホのカメラで撮った。それが下の最初の写真である。

 ウオーキングをしている人達も虹を見ていた。途中でHさんに遇ったら「虹を見ると何かいいことがあるような気がする」と言っていた。
虹は滅多に見ることができない。ウオーキングの時に見るのは1年に1回あるかなしかである。虹はきれい内なかなか見ることができないので見るといいことがあるような気持ちになるのだ。

 この日は少し雨がぱらついていたのと陽もでていたので虹ができたのだと思った。

 次の9日の朝、ウオーキングをしていたら瑞穂スタジアムをすぎてから西の空にカメラを向けている人がいた。何だろうと思ってその地点まで行ったら虹が出ていた。2日続けて虹を見るのは初めてであった。でも、その虹はすぐに消えてしまった。それが下の写真である。

 途中でIさんに遇ったら虹を見たと言っていた。虹を見ると嬉しい気持ちになるとも。

 次に虹を見るのはいつだろう。

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           8日の朝

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              9日の朝

2023年8月 9日 (水)

直腸ガンと生きる―10ー

 3月に直腸がんと診断されてからこれまでのところ健康に変化はなくQLOはこれまで通りである。

 Yahooニュースを見ていたらガン経験者にはお笑い番組を観ることがよいという記事があった。私は落語などのお笑いが好きで、東京に行くと必ず寄席に行く。また、「笑点」を録画して観ている。だからお笑いを見ることがガンという病気に良いというのは有難いことである。

 「がんを経験した人が『お笑い』を見ると生活の質の向上につながる――」。そんな可能性を検証した研究をしたのは、近畿大と吉本興業のチームである。研究結果は7月3日発表された。笑いが健康に効果的なことを示すこと論文が国際医学誌に掲載されたそうだ。

 研究の概略は、乳がんや大腸がんなどを経験した40~80歳代の43人(男性7人、女性36人)に、自宅などで漫才や落語のDVDを毎日15分以上、4週間継続して鑑賞してもらった。その間、参加者は1週間ごとに生活の質についてアンケートで回答。自身の健康状態を0(悪い)から100(良い)までの間で点数化したという。

 当初72点だった平均点が4週間後、81点まで上昇したというのだ。うつや不安に関する尺度も改善していた。また、4週間後に血液検査して比較したところ、細胞にダメージを与える活性酸素を抑える働きも改善していたという。

 活性酸素を抑える働きにもよいというのは嬉しいことである。研究チームの阪本亮講師(心療内科)は「笑うことはタダなので、笑いが代替医療になれば医療費の削減にもつながる。笑いの効果を多くの人に知ってもらえれば」と話しているそうだ。テレビのお笑い番組を録画したりして診れば金はかからないし、それで病気に良い影響をもたらすなら結構なことだ。
 

 日本笑い学会理事で福島県立医大の大平哲也教授の話「笑いで生活の質が向上すると病後の経過がよくなることは知られており、これまでの成果と一致する。今回はお笑いを見ないグループとの比較がないため、本当に笑いの効果かどうかは見極める必要がある」とコメントしたという。以前テレビで岡山でお笑いを患者に見せて成果を出しているというのを見たことがある。

 私はお笑いが好きだが,ガンにかかってしまった。もっとたくさん見る必要があるのだろうか。どのくらい観れば成果が出るのかを知りたいものである。

 笑うことは健康に良いといわれ、ワハハと笑うのを勧める人たちがいることもテレビで見た。ただ鏡の前で顔の口角を揚げるだけでもよいと聞いた。

 これからも積極的にお笑いを観る様にしようと思うがテレビでお笑い番組が少なくなったのは残念である。

 

2023年8月 8日 (火)

特捜部に期待、秋本議員の収賄疑惑徹底解明

 6日の朝日新聞によると、前外務政務官の秋本真利衆議院議員が日本風力開発の社長から約3千万円受け取ったとされる事件で、そのうち約1千万円は塚脇社長が持参して、議員会館の事務所で1度に現金で受領したとみられるという。

 特捜部は収賄容疑で家宅捜査などをした。秋本議員が再エネ海域利用法に基づく政府の洋上風力発電事業で、青森県の「陸奥湾」区域は土への参画を目指す日本風力開発に有利な国会質問をした見返りに受け取った謝礼が含まれるというのだ。

 秋本氏は12年の初当選後から脱原発を主張し、自民党内の再生可能エネルギー普及拡大議員連盟の事務局長を務める。国会質問では洋上風力の問題を取り上げ、「過度な規制」をかけないように求めたり、入札で事業者を選ぶ際の審査基準の見直しと訴えたりしていたという。

 そうした行為が「日本風力開発」に有利になるように意図していたとするならとんでもないことである。ましてやそのために賄賂を貰っていたとするなら言語道断である。

 逃げ道として、その金は秋本氏と社長が共同で運営する馬主組合やその取引先に当てたものだから賄賂ではないとしている。本当のところはどうだったのか、特捜部の腕の見せ所である。

 秋本氏は政務次官を辞し、自民党を離党したが、そんなことでは済まされない問題である。

 秋本氏の問題のために秋の解散ができなくなったとも言われるが、岸田政権の自業自得ともいえる。

2023年8月 7日 (月)

iphoneの着信音が鳴らない

 iphone14をを使っているが、4~5日前から着信音が鳴らなくなった。ただ、着信した時の振動を感じるので電話をとることはできた。

 着信音が鳴るようにしようと思って、「設定」を開いて、「サウンドと触覚」のところで着信音を鳴らしたがちゃんと鳴った。でも、電話がかかってきても着信音はならなかった。

 iphoneを使っている婿が来たので相談をした。いろいろ調べてくれたが分からないと言った。

 仕方がないので、appleのサポートに電話をした。サポートのスタッフは私の説明を聞いたあと、機器の左横にあるマナーモードボタンを調べるように言った。見るとマナーモードになったままであった。マナーモードを元に戻して固定電話でかけて見ると着信音がなった。

 会合の時マナーモードにして元に戻すのを忘れていたのであった。何とも幼稚な単純ミスであった。高齢になるとこんな単純なミスもするようになるのかと思った。

2023年8月 6日 (日)

ヒロシマの日に

 8月6日は広島に原爆が投下されてから78年になる。78年の間原爆投下や核兵器使用がなかった。世界終末時計は今年1月24日に残り時間が90秒とされた。これまでで最も終末に近づいたことになる。

 原子力科学者会報が発表したプレスリリースでは,終末時計が10秒進んだ理由として、「ロシアによるウクライナ侵攻とそれに伴う核兵器使用のリスクが増大したこと、気候変動がもたらす継続的な脅威や、新型コロナウイルスなどの生物学的脅威に関するリスク低減に必要な国際規範や制度が機能停止に陥っていることも要因となった。」と指摘している。

 ネットで調べたら、2023年の終末時計では、ロシア・ウクライナ戦争に関連する最も直接的なリスク以外にも、脅威や脅威の増長要因について詳しく述べられていて、その中から核兵器に関する記述の一部を紹介してあった。

「◎ロシアと米国の間に残された最後の核兵器条約(新START)が危機に瀕してい る。両者が交渉を再開し、さらなる削減の原則を見いださない限り、この条約は2026年2月に失効する。そうなれば、相互査察はなくなり、不信感は深まり、核軍拡競争に拍車がかかり、核兵器による応酬の可能性も高くなる。

◎中国が核戦力の大幅な拡大に関し、透明性と予測可能性を高める措置の検討を一貫して拒否していることが特に問題視されている。米国防総省は、北京が2035年までに核兵器を5倍に増やし、あっという間に米国やロシアの核戦力に匹敵するようになる可能性があり、安定性に予測不可能な影響を与えると主張している。

◎北朝鮮が中長距離ミサイルの実験を大幅に強化した。3月下旬、北朝鮮は2017年以来,初めて大陸間弾道ミサイルの発射に成功した。その後の数カ月間、他にも多数の弾道ミサイルを発射したが、そのほとんどは短距離であった。おそらく最も懸念されるのは、10月4日に北朝鮮が日本上空で中距離弾道ミサイルを発射したことだろう。一方、米国当局は、北朝鮮が7回目の核兵器実験を行う準備を進めていると主張している。

◎イランは、「包括的共同行動計画」に規定された枠外で、国際的な保障措置の下にあるとはいえ、ウラン濃縮能力を高め続けている。このことは、イランがその閾値を超えることを決意した場合、核兵器製造能力に近づけることとなる。核合意への復帰はリスクを軽減し、前進の道筋を示すものであるため、米国や欧州をはじめとする各国は核合意の復活に向け相応の努力を払ってきた。しかし、イラン国内の不安定な状況や、テヘランがロシアのウクライナ戦争を支持している状況では、イランの核武装を阻止するための交渉を成功させるのは難しいだろう。

◎インドは、約160個の核弾頭を保有し,核兵器の近代化を続けており、既存の核搭載航空機、陸上運搬システム、海上運搬システムを補完またはこれに置換する新しい運搬システムを開発中である。パキスタンは同規模の核兵器を保有し、核弾頭、運搬システム、核分裂性物質の生産を拡大し続けている。

◎米国、ロシア、中国は現在、本格的に核兵器の近代化を進めており、新たな危険な「第3次核時代」の競争の様相を呈している。南アジアにおける軍拡競争と北東アジアにおけるミサイル軍拡競争に対する長年の懸念は、対処を要する惨憺たる状況となっている。」

 終末時計が90秒になった理由を各国の指導者は受け止めて世界平和と核兵器廃止に向けての努力をすべきであるが、核禁止条約には残念ながら世界唯一の被爆国である日本も批准していない。日本こそ過去の侵略戦争を反省し、世界平和と核禁止の先頭に立つべきなのに、あの安倍元首相やそれを受け継いだ岸田首相の「積極外交」は方向違いとなっている。

 6日のヒロシマの日と9日のナガサキの日と、8月15日の終戦の日?は我々日本国民が平和の大切さに思いを致すべき日である。

 

2023年8月 5日 (土)

タマネギの効果

 スマートニュースを見ていたら、「タマネギの成分が認知機能の“表現”を維持(=岐阜大学など)」という記事があった。
タマネギが、“単語が思い出せない”などの想起障害に対して役立つ可能性があるというのだ。

 タマネギに多く含まれるポリフェノールの一種「ケルセチン」が、軽度認知障害や早期認知症に伴い低下する認知機能のうち、“表現”の維持に役立つ機能があることが、岐阜大学などの研究によって明らかになってきたそうだ。

 岐阜大学が、軽度認知障害と発症早期の認知症(アルツハイマー病)の被験者19人を対象に、ケルセチンを多く含むタマネギ粉末と、ケルセチンを含まないタマネギ粉末を、12週間、毎日摂取してもらう実験を行なった。

 その結果、ケルセチンを多く含むタマネギ粉末を摂取した人は、ケルセチンを含まないタマネギ粉末を摂取した人に比べ、文章記述の点数が有意に高いことが確認されたという。

 研究グループはこの結果について、「普段、食するタマネギが、認知症発症前後に経験する“単語が思い出せない”などの想起障害に対して役に立つ可能性を示している」としている。

 タマネギについては、血液をサラサラにするというので、私は「おいしい酢」にタマネギを細かく切って入れて「酢タマネギ」を作り、ほぼ毎日食べている。

 その他に上記の研究では、認知機能の”表現”の意地に役立つというので嬉しい。ただ、この記事ではタマネギをどのようにして食べたらよいかについては書いてないのが残念である。

 私の様に「酢タマネギ」でもケルセチンの効果は損なわれないのだろうか。

 ちなみに、長年「酢タマネギ」を食べているが血液サラサラなどの自覚はない。調べてもらったこともないので分からない。

2023年8月 4日 (金)

猛烈な暑さが農作物にも影響

 2日の朝日新聞は今年の7月の平均気温は45年ぶりに最高を更新したと報じていた。そして、同じ日のNHKテレビニュースは今年の猛暑のために農家が困っていると伝えていた。

 ピーマンの表面が白くなったり、ナスが赤紫に変色したり、ブドウがしなびてしまったり、キャベツが中で腐っていたリ・・・と、異常な暑さで収穫が大幅に減じているという。

 私は迂闊にもこのニュースを見るまでは暑さが農作物にまで影響をしているとは思い至らなかった。

 人間も動物も今年の暑さには参っしまっているが、植物だって生きものであるから暑さにやられるのは当然のことだ。

 路地栽培の場合は何ともしようがないが、農家の人は温室栽培でも、エアコンを使って温室の温度を調整するのは金がかかり大変な負担になると話していた。

 スーパーに買い物に行くと野菜や果物は並んでいるが、品薄のものもあり、特に桃や梨やブドウなどの果物は品薄で値段が高い。

 8月から1100品目の食品が値上げになったといい、9月、10月にも値上げが予定されているという。

 値上げは広範囲に及んでいるが、値上げの原因は「原材料価格の高騰」「ロシアのウクライナ侵攻の長期化」「急激な円安」が主なものだとネットにはあった。その他に電気代の値上げも要因に上げられていた。

 野菜など農作物については上記のような猛烈な暑さも原因にあげられよう。グテーレス国連事務総長が「地球の沸騰化」と 警告したように世界の食糧事情に大きく影響するであろう。
この大変な時代をどうしたら乗り切れるのか。

2023年8月 3日 (木)

キャリアをUQモバイルにした

 昨年12月にiphoneを買い替えた。キャリアはUQモバイルであったが、auでないとiphoneを扱っていないのでキャリアをauにして買った。

 auではかけ放題が高いのでUQモバイルにしたかったのだが、8か月の縛りがあったので8月まで待たなければならなかった。やっと8月になったので、1日に早速auショップに行ってキャリアをUQモバイルに変えた。

 auの時はデータは3gで電話が5分間までかけ放題で2650円であった。UQモバイルにしたら24時間かけ放題でデータ4g(6か月は6g)で1980円であった。以前UQモバイルの時は1800円もしなかったと思うのだが、値上がりしていた。それでもauよりは500円余り安くなりかけ放題なのでよいと思う。

 私はスマホではネットニュースを見るのと電話を掛けるのに使う程度なのでデータは4gもあれば十分だし、電話が気楽にかけられるのがよい。

 これまでも相手がLINEなら無料電話が使えたが、これからは普通の電話で時間を気にせずにかけられるのだ。

 スーパーへ買い物に行ったとき電話で買うものの連絡をし合うが5分は短かった。これからはゆっくりと話すことができる。

 ちなみにUQモバイルにしたのは、auの子会社でauと同様にサポートがよいからだ。それにインターネットのプロバイダーが同じKDD系のコミュファなので連携していて都合がよいのだ。

2023年8月 2日 (水)

医療DXに騙されないようにしよう

 スマートニュースを見ていたら「トラブル続々&政府が主張するメリットも破綻…いよいよ怪しくなってきた『マイナ保険証で国民がよりよい医療を受けられる』の信憑性」という記事があった。

 マイナ保険証一体化(紙の保険証廃止)をめぐって、マイナ保険証のトラブル(デメリット)については医療現場を大混乱に陥れるほどの深刻なトラブルが次々と発生している。

 様々なトラブルが毎日のように報道されていて、マイナー保険証をやめよという声が上がっているのはよく知られたことだ。

 こうした中で、政府がマイナー保険証のメリットと主張する点のついてその信ぴょう性が疑わしいということが、2023年7月5日 衆議院 閉会中審査で明らかになったというのだ。

 現行の健康保険証を残すべきだという立場の立憲民主党の長妻議員の質問に対して、加藤厚労相は、「医療DXを進めないとこの国の医療を守ることもできない。今回の措置は、医療DXを進めるため、マイナンバーカードと健康保険証を一体化することによって医療現場で様々な情報を活用してよりよい医療を行なって頂ける。」と答えたのだ。
 

 ※参考→ここでいう医療DXとは、

 医療分野におけるデジタル変革であり、医療業界や各医療機関が抱えている課題の解決や  目標の達成に向けて、デジタル技術を活用し、変革していくことを指す。DXとはデジタルトランスフォーメーションのことで、トランスフォーメーションを簡略化で表したするためにXで表したもの。

 それに関連して、同じ立憲民主党の西村智奈美議員は、医療DXの実現性に関連して「閲覧可能な情報の期間」、「レセプト(医療機関が保険者に提出する月ごとの診療報酬明細書)の反映時間」の2点を順に質問した。

 加藤厚労相の答えは、1つ目の質問である「閲覧できる情報の期間」の答弁を情報の種類ごとに整理すると、以下のようになるという。

・特定健診情報は5年分   *現在は3年強(2020年度以降が対象のため)
・レセプト(薬剤情報)は3年分  *現在は2年弱(2021年9月以降が対象のため)
・レセプト(診療情報)は3年分  *現在は1年強(2022年6月以降が対象のため)

 全3種類の情報が上限まで溜まる2025年以降であっても最大3年分(もしくは5年分)の情報しか医療機関は閲覧できない。医療DXというにはお粗末すぎるというのだ。

 また、レセプト反映までの時間については、「月末締めで、それが支払金等に回って、それからになりますので、最短で1ヶ月半ぐらいと承知しています。」と答えている。

 これでは現行の紙の保険証の方が有効で何のための医療DXかということになる。

 筆者の犬飼氏は、「マイナ保険証一体化による事実上義務化(紙の保険証廃止)は、今すぐにでも中止にすべき愚策と断言できるのではないか。」と結論している。

 政府が主張する医療DXのメリットのいい加減さをついた見方が優れている。現行の健康保険証を守るために声を上げ続けよう。

 

2023年8月 1日 (火)

暑さをどうしのぐ

 29日土曜日の朝日新聞be「サザエさんをさがして」は下の写真のように猫が日陰で休んでいるコマと酒屋のお兄さんが公園の木陰で休んでいるコマであった。

 この漫画が掲載されたのは、昭和39年(1964年)7月29日で東京の最高気温は31.9度、最低気温は23.7度であったそうだ。

 一昨日の7月29日の東京の最高気温は34度。最低気温は26.2度であった。59年前も暑くてサザエさんの漫画に描かれるほとであったが、今長谷川町子さんが生きていたらどんなサザエさんを描くであろうか。

テレビでは毎回「危険な暑さ」「命にかかわる暑さ」などと警告している。

 30日に展覧会を見るために栄に行った。ギャラリーのある中区役所の入り口脇に下の写真のように「避暑やすみスポット」という垂れ幕が掛けてあった。中には椅子が数脚ならべてあった。なかなか良いアイディアだと思った。名古屋市がやっているもののようだが、他にどんなところにあるのだろうか。

 区役所の外には下の写真のようにベンチがあり、そこに2人の人が座っていた。目の前に涼しいスポットが設置されているのに暑い外のベンチで座っている人もいるのかと驚いた。

 知人は暑い日は図書館へ行くと言っていたが、サザエさんを探しての記事によると、図書館やカフェなどで避暑をすることが勧められたようだ。

 ギャラリーなどへ展覧会を見に行くのも避暑になると思うが、そこへ行くまでがものすごく暑く汗びっしょりになりので大変である。

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