サツマイモ
Hさんと話していたら、子どものころサツマイモが主食で、母親がサツマイモを求めて探し回ったと言った。私の母も同じで、大きなリュックサックを背負って農村の方を回って、サツマイモを買って来ていたのを思い出した。
Hさんは昔のサツマイモは甘くなかったと言った。その通りで今のより大きかったが、甘みが薄かった。外見が白っぽいサツマイモばかりであった。Hさんは量の大きいのが大事だったんでしょうと言った。
我が家では父が竿秤を作って、それでサツマイモを計って食べさせた。一番上の私は弟妹達より大きかった。それでも一切れのサツマイモであった。
今のサツマイモは赤い色の芋ばかりである。紅あずまとか鳴門金時とかシルクスイートとか紅はるか、安納芋などいろいろ売っているがどれも甘さを謳っている。
ネットで調べたら、安納芋、シルクスイート、紅はるかは甘みが強くねっとり系で、紅あずま、鳴門金時、紅こがねは甘くてホクホク系のようだ
品種改良によって甘いサツマイモを開発してきたのだろう。戦時中戦後は味よりも量が大事であったのと大きく変わった。
それにしても白い芋を見なくなったのはどうしてだろう。ネットで調べたら、あることはあるようだが市販されているのは紅いサツマイモばかりである。
サツマイモも値段が高くなって手を出しにくくなったのが残念である。
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