マイナ保険証はやめよ!!
7月2日の朝日新聞トップ記事は、「マイナー保険証 困る高齢者施設」であった。高齢者施設では入居者の健康保険証を預かって鍵付きの保管庫で保管しているが、マイナー保険証になって様々な問題がでてきたのだ。
受信の際は看護師や生活相談員付きそうが、銀行のキャッシュカードを持ち歩くようなもので、紛失や漏洩の責任は誰がとるのかという。マイナ保検証では受診の際、暗証番号が必要になる場合もある。記憶できない利用者に代わり、職員が暗証番号を管理するのも抵抗を感じるという。職員が代理で受け取る際の手続きなどが煩雑でわかりづらいという。職員のストレスとなっているそうだ。
こうした問題は、施設に入っていない個人の場合でも同様である。連れ合いとか親が認知症などになった場合である。
従来の紙の健康保険証は保険組合から保険証が送られて来るのでいちいち申請をする必要はなかった。また暗証番号も必要ではなく、持ち歩いても気が楽であった。
マイナー保険証ではない人は「資格確認書」の申請が必要である。
マイナ保険証になると様々な不便が生じ、また、メディアで報道されているように、数多のトラブルが発生している。
上記のような高齢者施設での問題点について、政府は対処法のマニュアルやガイドラインを示していな。未だ検討中なのだ。
ここにも岸田政権の国民不在の政治が現れている。26年秋から実施と決まっているマイナ保険証だが、スパッと廃止して従来の紙の健康保険証を継続すべきである。
メディアもマイナ保険証やマイナカードの不備をどんどん取り上げて、政府を廃止に追い込んで欲しい。
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