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2023年7月

2023年7月31日 (月)

合理的なギンヤンマの取り方

 私が子どものの頃住んでいたところは少し歩くとすぐに畑や田んぼがあった。田の間には小川が流れていた。中学校に行くときは田や畑の間の道を歩くこともよくあった。

 子どもの頃の夏の楽しみの一つはギンヤンマをとることであった。その取り方は今思うとあの地方独特のものであったと思う。どうしてかというと、祖父母が住む今の東海市に来たとき、その取り方を誰もしらなかったからだ。

 どういうやり方かというと、水に強い雁皮という薄い半紙を小さく切って、それに小指の爪くらいの大きさの小石を包んだものを2個作る。包んだものを80cmぐらいの糸につけるのだ。つまり糸の両端に小石を包んだものがあることになる。

 それを持って夕方田んぼへいくと、高いところをギンヤンマがたくさん飛んでいた。それをめがけてその糸を投げるのだが、持ち方があって、糸を半分に折り右手で持ち、小石の方を左手で持って投げ上げるのだ。

 するとギンヤンマが虫と間違えて小石に向かって来る。そして開いた糸にからまり石の重さで落ちてくるという訳だ。

 まだ、小さい子どもの頃はお兄さんたちがギンヤンマをとっているのを見て羨ましかったが、大きくなって自分でもやれるようになると、田んぼへ行ってギンヤンマを取るのが楽しみであった。

 ただギンヤンマが田んぼの中に落ちてしまうと取れないので広い道とか畑のあるところでやった。今でもその様子が目に浮かぶ。

参考 ギンヤンマ銀蜻蜓、Anax parthenope)は、蜻蛉目(トンボ目)・ヤンマ科に分類されるトンボの一種。日本では全

  国に広く分布し、ヤンマ類の中ではよく見られる種類である。

  特徴

 頭から尾までは7cm、翅の長さは5cmほどの大型のトンボである。ヤンマとしては体長に比して翅が長い。頭部胸部が黄緑色、腹部が黄褐

色をしている。オスとメスは胸部と腹部の境界部分の色で区別でき、オスは水色だがメスは黄緑色である。翅は透明だがやや褐色を帯びてい

て、メスの方が翅色が濃い。昔はオスを「ギン」、メスを「チャン」と呼んでいた。

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2023年7月30日 (日)

地球沸騰化の時代という国連事務総長の指摘

 世界の今年7月は、1日平均でもこれまでの最高気温(16年8月13日の16・8度)を上回る日が相次ぎ、6日に17・08度と観測史上最も暑い日になった。

 欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」と世界気象機関(WMO)は今月の気温が月平均で最も暑かった2019年7月の16・63度を上回る見込みだと発表した。

 こうした高温について、C3Sの担当者は「人類による(温室効果ガスの)排出が主因」との見方を示した。

 これを受けて、国連のグテレス事務総長は27日、記者会見し「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告した。「まだ最悪の事態は防げる」とも述べ、各国の指導者に気候変動対策の強化を求めた。
 グテレス氏は「人類の責任だ」と強調。20カ国・地域(G20)が世界の温室効果ガスの約8割を排出していると指摘し、9月のG20首脳会議などで「野心的な排出量の削減目標」を提示する必要があると語った。
 

 また「異常気象がニューノーマル(新常態)になりつつある」と危機感を示した。洪水や干ばつで打撃を受ける途上国の防災強化などに先進国が年1千億ドルを拠出するとの約束を守るべきだと訴えた。先進7カ国(G7)でドイツとカナダ以外は拠出目標を達成していないと懸念を表明した。

 今年月以降の異常気象による世界の災害を調べたら次のようであった。

> 1月:南スーダン 歴史的洪水被害で47,700平方キロメートルが浸水
> 1月 – 2月:チリ 10年続く「メガ干ばつ」により広がる火災
> 2月 – 3月:南東アフリカを襲ったサイクロンが1,000人の命を奪う
> 4月:インド・バングラデシュ・タイ 「アジア史上最悪」の熱波
> 5月:少数民族ロヒンギャの人々を襲ったサイクロン・モカ
> 5月:イタリア 1日半の間に降った6カ月相当の大雨
> 5月:ルワンダ 災害死者数が史上最多となった洪水
> 6月:日本 台風2号で49名が死傷
> 7月:カナダの森林火災900万ヘクタールが焼失
> 7月:島根県、九州北部、秋田県で記録的大雨

 国連事務総長の「地球沸騰化の時代が到来」という指摘は、各国の指導者は真剣にうけとめなければならない。そして早急に対策を講じる必要がある。

 

2023年7月29日 (土)

金柑の実が落ちた

 我が家には金柑の木が1本ある。昨年は余り実が成らなかったが、今年は実をたくさんつけたと喜んでいた。ところがその実がおちてしまったのだ。拾い集めたら下の写真のように小皿に一杯であった。

 我が家の金柑の木はほったらかしで、肥料や殺虫剤などは一切使ってない。水も雨任せである。

 このところずっと暑い日が続き雨が降らないので一昨日からホースで庭に水を撒くようにした。金柑の実が落ちたのは暑さと水不足のせいかもしれないと思っている。

 金柑の花は面白いことに1年中咲くようだ。冬にも花が咲き実ができた。もちろん数は少ないが。今も白い花をつけている。でも、この暑さが続くと言われているので実ができても落ちてしまうかもしれない。

 我が家には金柑の他に花ゆずの木もあるが、花ゆずも実をつけても落ちてしまう。やはり暑さの性かなと思う。

 花ゆずの木にはいつもアゲハチョウが飛んできて卵を産み付ける、今朝もアゲハが来ていたが、いったいどうやって花ゆずの木を見つけるのだろうと思う。

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2023年7月28日 (金)

徹底的に解明せよ旧統一教会問題

 歴代最長政権の政界の大物が安倍晋三元首相銃撃殺人事件は、政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の深い関係に目が向けられるきっかけになった。教団の高額献金問題などが目を引くことになり、自民党との半世紀に及ぶ蜜月ぶりが明らかになった。

 教団と自民党とのつながりは1968年にまでさかのぼる。安倍元首相の祖父・岸信介元首相が、対共産主義を掲げてつくられた教団の関連団体「国際勝共連合」に賛同したことに始まる。保守政策へかかわりたい教団側と、数万ともいわれる教団票を求める政治家側の利害は一致したのであった。

 それが銃撃事件を機に旧統一教会との接点が明らかになった議員は釈明や謝罪に追い込まれ、岸田文雄首相は教団との関係を断絶すると宣言するに至った。そして悪質な寄付や勧誘を規制する新法が制定された。

 教団は改革を進めていると強調し、高額献金の一因になっているとみられる年間数百億円にも上るとされる韓国への送金について、教団関係者は取材に「今後もとりやめる」と説明しているが、その裏で韓鶴子総裁が最近になって「日本は賠償しなければならない」と発言していたことが明らかになった。

 6月下旬に韓総裁が教団内部の集会で「日本は第2次世界大戦の戦犯国家で、罪を犯した国だ。賠償をしないといけない」「日本の政治は滅ぶしかないだろう」「政治家たちと岸田に教育を受けさせなさい」などと発言した。

 発言している場面の一部はモーニングショーで放送されたので観たが、戦時中に朝鮮が被害を受けたことに対する「賠償」というなら、韓国や北朝鮮という国が対象であるべきで、統一教会という1宗教団体が巨額の献金を正当化する理由とはなりえないものである。

 そんなものに引っかかって騙されて日本人だけが巨額の献金をしてきたというのは全く理解しがたいことだが「信仰」がからむからでえあろう。

 そんな宗教団体と半世紀以上も関係を続けて来た自民党はとんでもない過ちを犯してきたということだ。

2023年7月27日 (木)

直腸がん闘病記ー9ー

 25日に愛知国際病院に行った。これで2回目である。診察時間は予約してあったが早めに家を出た。

 この日は36度以上の暑い日であったので前回の様に歩いて行く訳にはいかなかった。それでタクシーで行くことにした。愛知国際病院は名鉄豊田線の米野木駅か黒笹駅から行くのだが、黒笹駅にはタクシーがないというので、米野木駅で降りたらタクシー乗り場に1台が客待ちをしていた。

 愛知池のほとりを通って国際病院まで行った。名古屋の敬老バスで支払うことができ、敬老料金で払えたが1110円もした。前回病院から黒笹駅までは確か880円だったのでかなり違うと思った。しかも前回は普通料金であった。

 診察は予約の時間より30分ほど早く始まったのでありがたかった。外科は院長先生である。診察室に入ると食欲とか便が出るかとか体の調子など様子を尋ねられた。変わりない生活をしていると話した。そして手術を受ける気はないことも再度話した。

 医者はどうなるかは何とも言えないと言った。困るのは腸の穴が小さくなって便が出なくなることや出血があることだと言った。そして腹を触診して確かめていた。院長先生は穏やかで話しやすい人であった。何でも言える感じであった。

 次回は10月でそのとき血液検査をすると言った。

 診察を終えて支払いを済ませると、スタッフが病院のバスの時刻を教えてくれた。前回来たときはバスがあることを知らなかったのでタクシーを呼んで帰ったのであった。

 今回は病院の前からバスが出ることがわかった。3時15分出発のバスであった。3時5分ごろ外に出ると丁度バスが来た。運転手は黒笹駅に行くか米野木駅に行くか尋ねた黒笹駅なら今すぐ出発して15分までに戻って来られると言った。

 どうしようか迷ったが米野木に行くことにしてバスの中で待つことにした。

 15分にバスは発車したが乗客は私一人であった。米野木駅には8分ぐらいですぐに着いた。タクシーより早かった。もちろん無料である。

 駅に着くと丁度電車が入ってきたところであった。運が悪かった。こんなことなら黒笹駅まで行ったほうがよかったと思った。

 それでも新しいことが分かったので次回からは楽になる。10月までに体調がどう変わるか、変わらないか・・・。困ったことがあればいつでも対応すると言っていたので安心だ。

 

2023年7月26日 (水)

マイナカードへの不安という調査

 ネットニュースを見ていたら、「マイナカード 拭えぬ「不安」 従来の保険証 存続求める声」という記事があった。トラブルが相次ぐマイナンバーカードを巡り「Your Scoop(ユースク)~みんなの取材班」が、無料通信アプリLINEでつながる中部九県の読者らにアンケートを実施したものであった。

 それによると、八割超が「不安」と回答。カードへの信頼が大きく揺らぐ事態になっているという。カードへの不安が「大いにある」「少しある」と答えた人は計86・2%に上ったそうだ。特にない」は13・8%だったという。

 マイナ保険証への一本化については、「一本化に賛成」は16・4%にとどまり、「現行保険証との併用」を望むが最多の43・6%、「現行保険証だけにすべきだ」も34・9%に上るなど、一本化の先送りを求める声が大半を占めた。

 岸田政権はマイナカードを取得させるためにポイントというエサでつり、マイナ保険証実施を拙速に決めて、そのために全国でいろんなトラブルが続出し、国民を不安に陥れているのだ。

 メディアがマイナーカードやマイナ保険証について国民の意向を調査をしそれを発表するのはいいことだ。大いにやってほしい。名古屋の河村市長もマイナ保険証に疑問を呈したが、一部の自治体の議会でも反対を表明したところがある。全国の自治体の首長や議会もどんどんとマイナ保険証への反対を表明して欲しい。

 何とかしてマイナ保険証をやめさせ、現行保険証を継続させたいものだ。

2023年7月25日 (火)

物価の値上がりに怯える

 今年は物価の値上がりが酷く、食料品は3万点以上が値上げしたという。値上がりも1回で終わりではなく、何度も上がっており、10月頃にまた値上げがあると報じられている。

 そんな中で22日の朝日新聞には低所得層で子持ちの家庭が値上げに苦しんでいるという記事があった。また子ども食堂のような助ける活動もこの値上げの中で活動が難しくなってきているとテレビでやっていた。

 新聞やテレビニュースによると、大阪万博のパビリオンもまだ一つも建設する申し込みがないという。物価高で建設費が高くなったのが原因のようだ。

 我が家では私がスーパーに食品の買い物に行っているが、行くたびに野菜や果物などの値札を見て思案している。スーパーの野菜や果物や魚などの値段は日によってちがうので、価格の差が大きい。たまたま買い物に行った日に安い値を付けていればよいのだが、そういう訳にはいかない。

 我が家ではいつも果物を食べているが、今年は果物の数が少なく、値段が高いように感じる。先日も小玉スイカが980円(税別)で売っていた。昨年なら500円前後で買えたと記憶している。桃も高い。下の写真の桃と梨は清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったのだが、桃が4個で598円(税別)、梨は出始めなので3個で698円(税別)もした。桃は一個150円、梨は一個233円、いずれも税別価格である。

 以前、1個98円とか110円とかで買えた塩鮭が230円前後もしている。生魚を食べたいと思っても、みんな高くて一番安いのがブリの切り身である。

 ほうれん草やコマツナも時によって値動きが激しく、安いときに買えたらラッキーである。行くたびにトマトを買っているが、今のところトマトは値段が変わらないようだ。

 年金生活者には電気代など光熱費の値上げも大きく響く。この先どうなるのかと心配でならない。

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2023年7月24日 (月)

思わぬところにセミの抜け殻

 我が家の庭は猫の額ほどの小さなものだが、毎年7月に入ると庭の土に穴が開き、セミが出ていく。たいていは近くの木に登って殻をぬぐようだ。それはセミの抜け殻が残っているからわかる。

 ときどき背丈の低い茗荷の葉っぱなどに止まっていたリすることもある。先日驚いたのは下の写真のように私の電動アシスト自転車に抜け殻がついていたことだ。どうやって登ったのか、こんなところでも殻をぬぐのかと思った。

 我が家から巣立ったセミは我が家のモミジやネズミモチなどの木でやかましく鳴く。木で鳴いているときセミを見つけようとするのだがとても難しい。これまでにやっとのことで2回見ただけである。いずれもクマゼミであった。

 子どもの頃よくセミを取りにでかけたものだが捕まえるのは難儀であった。最近の子たりは蝉取りをするのだろうか。先日の朝一人の子どもがタモをを持って歩いているのを見たが。まずセミを見つけるのが難しいし、タモで獲るのは容易ではないだろう。

 私が子どもの頃はトリモチを細い竹の先に巻き付けて取っていたように思う。

 クマゼミもボツボツ終わりになってきたようだ。ウオーキングのときアブラゼミの死骸が道に落ちているのを見ることがあるがアブラゼミはまだ鳴くのだろうか。

 ネットによると、クマゼミが増えていて、アブラゼミが減っているとあったが、私の実感でもそのように思う。以前はよく見たのにアブラゼミの鳴き声が少ないようなのだ。

 私はよく見るアブラゼミよりクマゼミの方が好きであったが、アブラゼミがすくなくなると好みが逆転するかも知れない。

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                  セミの幼虫が抜けた穴

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        こんなところで脱皮

2023年7月23日 (日)

パナソニックの馬鹿野郎!!

 我が家の門灯が点滅するようになった。グローランプを取り換えても点滅は直らなかった。蛍光管が壊れたようであった。

 蛍光管を持って八事のエディオンに行った。(下の写真)店員に見てもらったら、店には似たような蛍光管をいろいろ置いてあったが、我が家の蛍光管はすでに製造されなくなっているということであった。

 このタイプの蛍光管の製造元はパナソニックであった。パナソニックに電話をして尋ねてもらったが、代替品はないということであった。店に置いてある似たような蛍光管も我が家の門灯には使えないという。結局、門灯全体を取り換えるしかないという。それで見積もりに来てもらって新しい門灯に取り換えることにした。

 あの大手の電気製品メーカのパナソニックが、製品の製造をやめて、その代替品を作っていないというのは理解できなかった。蛍光管があれば我が家の門灯は差し替えるだけで使えるのだ。類似製品をいくつも作っているのにどうして我が家の門灯のタイプだけは代替品がないのだろう。パナソニックという会社は不親切極まる。

 我が家以外にも同じ蛍光管を使っているところはあるはずだ。それが使えなくなったのだ。調べてもらったら製造を中止したのは2014年だという。私が買ったのは2019年6月であった。つまり製造中止5年後に残っていた蛍光管を買ったことになる。

 この蛍光管はわずか4年でダメになってしまったのだ。パナソニックならと信頼をしていたが裏切られてしまった。次に取り換える門灯はパナソニック製品は使かわないことにした。

 消費者無視のパナソニックの馬鹿野郎!!

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2023年7月22日 (土)

降圧剤は飲まない方がよい

 私は毎朝起床後用便などをすませてから血圧を計っている。そしてノートに記録している。最高血圧が140、最低血圧が90に満たないと安心しているが、米寿になった今、最近はやや血圧が高いと感じる数値が多い。でも、医者に行けば降圧剤を飲めと言われるかも知れないので医者には行っていない。

 ネットニュースを見ていたら、そんな私を応援してくれる記事があった。降圧剤は一度のみ始めると、生涯にわたって服用するケースもザラであり、10年、20年とのみ続けている人も少なくないという。

 しかしそんな現況は「病院ファースト」だというのだ。そして岡本裕医師の次のことばを紹介している。

 「睡眠薬と同様、降圧剤の長期服用によって体調を崩している高齢者は非常に多いです。そもそも年を重ねれば血圧が高くなるのは自然なことなのに、生活習慣を考慮せず、しゃくし定規に『血圧を下げましょう』と本来ならば必要ないはずの薬を出している。その結果、血圧が下がりすぎて頭がぼんやりしているシニアの姿を見るのは日常茶飯事です。
 

 また、数値が下がらなければ健康体であってもやみくもに薬の量を増やそうとする医師がいるのも問題です。実際、降圧剤だけで数種類も処方されていた患者もいましたが、服用をやめてからの方がはるかに元気になりました」
 

 この医師が指摘する通り、高齢になれば血圧が高くなるのは自然なことなのだ。昔は年齢+90と言われていた。私の場合は178だ。それからみると140ははるかに下の数値である。

 血圧の基準値は下がられてきて、家庭血圧の正常値は、最高血圧が135mmHg未満、最低血圧が85mmHg未満。
一方、診察室血圧の正常値は、最高血圧が140 mmHg未満、最低血圧が90 mmHg未満である。

 不思議なのはこの基準値は年齢に関係がないことだ。素人の私の考えでは、ねんれいによって基準値を決めるべきだと思うのだが、どうして一律なのか。

 血圧は食生活と運動によって改善できると言われるが、私は40年来ウオーキングを続けているのに高齢になってやや高くなっている。やはり老化によってそうなっているのだろう。

 和田医師が血圧など気にすることはないと言ってる。ストレスを減らしてのんびりと行くのがよいようだ。

2023年7月21日 (金)

外国人が見た日本の不思議

 ネットニュースを見ていたら「海外から来た人が『不思議に思う』日本人の行動」という記事があった。

①ビジネスシーンなどで何度もお辞儀する行為。

 西洋人のほか、お辞儀文化のある東アジアの人々にとっても、日本人がビジネスや接客で何度もお辞儀をするのは不思議なようだ。中国や韓国では、極端に媚びる場合など、ごく稀な行為という。
 日本は古来からお辞儀をするのが大切な礼儀で、場面に応じたお辞儀を幼少の頃から親や学校で教えられてきた。学校でh授業の毬にお辞儀をする。

②よく自転車に乗る。

 外国人、特にアジアの人たちから言われることだというが、中国はかつて自転車の洪水であったのを見たことがある。駅前に大きな駐輪場があるのも日本らしい光景と感じるそうだ。

 日本は1.8人に1台の割合で自転車を所有している。オランダ、ドイツ、北欧諸国などに次ぐ世界的に高い所有率となる。中国が3.7人、韓国は5.0人に1台なので、日本は東アジアで突出した自転車大国だという。

 中国は日本より多いと思っていたが、今では車や電動バイクが普及して自転車が少なくなったのだろう。

③全裸で温泉に入る。

 温泉に入る際、海外では水着着用が一般的で、全裸になる国は少数だという。

④頻繁にマスクをつける。

 コロナ禍以前でも、花粉症や、インフルエンザ対策でマスクをつける人をよく見かけた。外国ではコロナが下火になったらすぐにマスクをしない人が増え得たようだ。

⑤お礼のチップを断られる。

 アメリカやイギリスなど、チップを渡す文化がある国は多い。そのため、日本の飲食店でお礼のチップを断られると、驚いたりショックを受けたりする人がいるそうだ。

 アメリカなどに行ったとき、チップが必要なので何と不便な習慣だと思った。イタリアなどではトイレに入るにもチップがいる。

 どこの国でもそうだが、自分たちが普通にやっていることでも他の国の人から見ると不思議に見えることはある。国や民族によって文化や習慣が違うのだから自然のことである。他の目を通して自分たちの行為について気付くのは良いことだ。

2023年7月20日 (木)

物凄い数の不審メールが来ていた!!

 7月18日にショートメールを見たら、前日に次のようなメールが入っていた。「+81 80 2898 8564」 「お客*様が不在の為wお何物を持ち帰りました。こちらにてご確*認ください。z-66ob.uyw・・・」

 そしたら6月11日にも似たようなメールが届いていた。+81 90 5083 8294」「お客*様が不在の為何物を持ち帰りました。&こちらにてご確*認ください。z-mso.mdntt・・・」

 両方とも同じ発信者からだと思われる。字が違っていたり変な記号が入っていたり、明らかに不審メールで、外国からのものだと思われる。

 ネットで調べたら、宅配業者を装ったメールも多く、しかも巧妙になっているという。上記のメールはまだ抜け穴だらけだが。
 

 また、迷惑メールには「ウイルスメール」「フィッシングメール」「スパムメール」「標的型メール」など、さまざまな種類があるという。

 メールは、ユーザーの「何となく心当たりがあるかも知れない」という心理を狙い、思わず開封したくなる件名と、反応したくなる内容で作られているそうだ。

 迷惑メールの種類にかかわらず、迷惑メールの送信者にメールの送信を停止させることはむずかしいため、さらなる被害を防止するための対策をする必要があるという。

◎迷惑メールの一般的な対処方法

①契約のプロバイダーの迷惑メール対策サービスを利用する

②メールソフトの迷惑メール対策機能を利用する

③セキュリティー対策ソフトの迷惑メール防止機能を利用する

④メールアドレスを変更する

 メールに記載されたアドレス(URL)を安易にクリックしたり、返信したりしない。

 迷惑メールの中には「メールアドレスを変更しました」といった内容で友人・知人を装ったり、「請求書送付のお知らせ」・「ログインに関する「懸賞に当選したので確認してください」と見覚えのある金融機関や大手フリーマーケットやショッピングサイト・懸賞サイトを装ったりしたメールが届くことがある。私もいくつかを経験している。

 今回の様に、宅配業者からの不在通知を装って氏名・住所・電話番号の入力を促すSMS(ショートメッセージ)や、セキュリティー強化・本人性確認の認証目的と偽ってURLを紹介し、ログイン情報やクレジットカード・口座情報を抜き取るなど、迷惑メールの内容も日々巧妙化しているそうだ。

 インターネットもよいがそれを利用して人を騙す輩が次々出て来るので怖い。

 今回は、①に従ってキャリアのauのサポートに電話をして、迷惑メールの拒否の仕方を教えてもらった。遠隔サポートで一緒に見てもらったら、迷惑メールがものすごく多く来ていることが分かった。それで暇を見つけて一つ一つ着信拒否と削除をして行くことになった。

 

2023年7月19日 (水)

新しい現行の保険証が送られてきた

 7月17日に新しい後期高齢者医療健康保険証が郵送されてきた。23年8月1日から24年7月31日までの保険証である。

 同封されていたものはマイナー保険証に登録を勧める文書でマイナーにすると何がよくなるかが書いてあった。

 現行の保険証は毎年期限が切れる前に新しいのが送られて来るので便利である。しかし、マイナー保険証にするとそうはいかない。更新の手続きが必要になる。

 元気なうちは良いが、高齢になって物事への対処が危うくなると忘れてしまったり、更新に行けなくなったりする。

 現行の保険証は持ち歩いてもあまり心配ではないが、マイナ保険証の場合は持ち歩くことが心配である。

 何の不自由もなく使えている現行の保険証を来年秋以降は使えなくなる恐れがある。以前から何度もブログで書いてきたように、マイナ保険証は取りやめるべきである。

 保険証とマイナカードは紐づけをしなくて使うようにすべきである。私の場合、マイナカードを作ったのは最初の頃であったが、それは確定申告で必要になったからである。それ以外にはマイナカードの必要性はない。

 自民党は財界から巨額の政治献金を受けているので、その見返りに財界が要望しているマイナーカードへの様々な紐づけをしようとしているのだ。一般国民こそいい迷惑である。

2023年7月18日 (火)

何とかならぬか、増えるカタカナ語

 新聞やインターネットの記事を見ると、インバウンド、クール、インテリジェンスのようなカタカナの外来語が目につく。その大部分は英語由来の物のように思う。日本人は英語コンプレックス(カタカナ英語を使ってしまった)を持っているからなのか、カタカナ英語で表現下ほうがカッコいいと思っているのだろうか。

 私は英語はある程度理解できるので支障はすくないが、それでも漢字を含めて日本語で表せないものかと思うことがよくある。

 明治になった文明開化したのち、西洋から学問や制度が輸入され、用語は漢字語に翻訳されて普及した。それらの言葉は中国から日本に留学してきた魯迅のような中国人によって中国に入った。それで近代の中国語には日本で翻訳された漢字語が900余りあると聞く。

 私が就職した時、研究文書に英語のカタカナ語を用いたら、校長や教頭から顰蹙を買ったことを覚えている。

 そんな時代もあったが、いまではカタカナ外来語(特に英語)が当然のように使われるようになった。

 IT分野や、グローバル化によってビジネス分野では、カタカナ語がよく使われる。スマートホンのように慣れてしまえばどうということはないが、知らないカタカナ語が出てくると戸惑う。

 ネットによると、国立国語研究所が、「アクセス=接続」など、漢字語に言い換える提案をしてはいるという。やはり気にしているのだ。日本語が浸食されないためにもその方がよいと私は思う。

2023年7月17日 (月)

毒ツルタケというキノコを2か所で見た

 15日の早朝ウオーキングのとき、田辺公園の道端で白いキノコの写真を撮っている人がいた。「毒ツルタケ」というキノコだそうだ。

 真っ白ですらっとしていてとてもきれいなキノコである。それで私も写真を撮った。(下の写真)
 

 同じ日の朝、ボランティアをしている日本語教室へ行くため愛知県庁3ノ丸庁舎に行ったら、入り口の前の道路わきに大きな白いキノコが生えていた。やはり毒ツルタケのようであった。この日は全く違う場所で同じ毒ツルタケを見たのであった。

 ネットで調べたら、毒ツルタケは針葉樹林や広葉樹林の中などに出ると書いてあったが、私が見たのは平地の道端であった。いったいどこからきたのだろうか。毒ツルタケは今日本全国で増えているそうだ。

 厚労省のホームページによると、このキノコを食べると食後6~24時間後にコレラ様の症状(おう吐、下痢、腹痛)が現れるが1日でおさまり,その後24~72時間で内臓の細胞が破壊され肝臓肥大,黄疸,胃腸の出血などの肝臓,腎臓機能障害の症状が現れ,死亡する場合がある。催吐,胃洗浄,活性炭投与など適切な処置が必要であるという。

 毒性成分 アマトキシン類 ( a -, b -, g -, e -amanitin ) ,ファロトキシン類 (phalloidin, phallacidin

 厚労省のホームページには、毒ツルタケの死亡例が3つ載せてあった。名古屋に関係したのもあった。

 平成 5 年( 1993 ) 8 月 6 日、名古屋市千種区の東山植物園で名古屋大学中国人留学生一家 3 人 ( 夫 35 歳、妻 33 歳、長男 4 歳 ) が白いきのこを採集し、スープや炊き込みご飯にして摂食。摂食 6 時間後(午前 0 時)より吐き気、下痢などの中毒症状が発症したので市内の病院に運ばれた。夫は、「毒キノコを食べた」と訴えたにもかかわらず、病院は胃洗浄や血液透析などによる毒物の除去をせず、設備の整った別の病院へ転送する措置を取らなかったため、 58 時間後( 9 日午前 5 時ごろ)長男が死亡した。夫婦は名古屋大学付属病院に転院したが、妻も死亡、夫だけが助かった。同市衛生局は 13 日、留学生宅の食べ残しの検査結果などから、採集したドクツルタケかシロタマゴテングタケのどちらかを摂食したという見方を明らかにした。

 きれいなキノコだが鑑賞するだけで、間違っても食べてはならない猛毒キノコなのだ。

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          田辺公園

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          山崎川道沿い

2023年7月16日 (日)

誤魔化しのマイナカード普及数

 7月14日の朝日新聞に「マイナ500万枚過大計上」という記事があった。総務省が公表しているマイナンバーカードの交付数約8800万枚のうち、約500万枚がカード取得者が死亡したとか、国外転出、や有効期限切れ、引っ越し後の手続き遅れなどで廃止になったカードが含まれていたというのだ。

 その数字に基づいて人口に対する交付比率を69.8%と表示していたのだ。松本総務相は今年4月の会見で、マイナカードの申請件数の増加をふまえ、「ほぼ全ての国民に行き渡らせる水準に到達した」と、普及の目標を達成したとの認識を示していた。

 国民は政府の発表を信じて、もうそんなにカードが普及しているのかと思い、まだ作っていない人は自分も急がなくてはなどと思っただろう。

 岸田政権はマイナカードの普及を急いできた。昨年10月には、何ら問題のない現行の健康保険証を2024年秋には廃止する方針を示し、「マイナ保険証」への一本化を進めている。

 一方でマイナカードやマイナ保険証をめぐっては全国で様々なトラブルが発生しているのは周知のことだ。

 この前もブログに書いたように、マイナカードやマイナ保険証を急ぐのは、すべて財界の強い要請に基づくものだ。財界はマイナカードに紐づけられる莫大なデータを欲しくて仕方がないのだ。

 誤魔化してまでマイナカードの普及を急ぐ岸田政権は全く信用ができない。マイナ保険証はやめて現行の保険証を継続せよと改めて言う。

2023年7月15日 (土)

日本酒の効用

 私若いときから晩酌を続けている。「酒なくて何で己が桜かな」という名言があるが、酒飲みを肯定する名言はいろいろある。「酒は百薬の長」というのもある。薬より良いのだから酒を飲めという理屈だ。

 孔子も酒が好きで強かったようだ。「酒は量なし、乱に及ばず」と言っている。私は量なしと言えるような酒豪には程遠いが、乱に及んだことは生涯にない。

 ただ、前にも書いたように85歳を超えたことから酒量を減らして晩酌は1合にした。ビール類の場合は350ml缶一個としている。

 スマートニュースを見ていたら、「なんと『がんの予防効果』まで…じつは『日本酒』が秘めている『3つの健康増進効果』」という記事が目にとまった。和田美代子(著)、高橋俊成(監修)『日本酒の科学 水・米・麹の伝統の技』(講談社ブルーバックス)を元にした記事である。直腸がんを患っているので「がん」に目が行ったのだ。「がんの予防効果」と言われても、日本酒を飲んでいてもガンになったのだから、効き目はなかったと思うのだが。

 記事によると、酒好きの人は肝硬変や肝がんになりやすい、とよくいわれるが、と日本の肝硬変死亡率は世界のうちでも低いほうだという。欧米では肝硬変の原因の80%がアルコールとされているが、日本でのおもな原因はC型肝炎ウイルスで、アルコールに起因するのは10%程度にすぎないそうだ。欧米の酒と日本酒ではアルコール度数が大きく違うからそれも影響しているかも知れない。

 1966~1982年の16年にわたり、当時の国立がんセンター研究所が行った追跡調査(全国6府県24保健所管内の40歳以上の健康者約26万5000人を対象)では、適量のお酒を飲む人のがん死亡率が低下することが明らかになっているという。今から40年以上も前の古いデータだ。そんなデータがあることは全く知らなかった。

 それによれば、毎日喫煙、飲酒、肉類を摂り、しかも毎日緑黄色野菜を摂らない群が、各種がんの最高リスクを示しているという。それについては納得できる。

 ところが、このうちお酒の量が比較的多い40~54歳に限ってみると、飲まない人に比べて肺がん、肝がん、胃がん、大腸がんの死亡リスクはむしろ低いことがわかったというのだ。(ただし喉頭がんと食道がんは飲酒者で高い)。

 また文部科学省特定領域研究「発がん要因の評価に関する研究」でも同様の結果を見いだしているという。
こうした疫学的研究の成果に照らして、滝澤教授らは、日本酒のがん抑制効果を確かめる実験を試みたそうだ。その結果、日本酒に多く含まれる微量物質が、ヒトのがん細胞の増殖を抑制することがわかったというのだ。
ウイスキーとブランデーでも同様の実験が行われているが、同じようながん増殖抑制効果は認められていないそうだ。
また日本酒には善玉コレステロールをふやすことが明らかになっているという。

 その他血流をよくするとか、ストレスを和らげるの効果がある。まさに百薬の長である。

 私は6月頃までは日本酒中心で、夏になるとビールもどきも飲むが、ビールには上記の効果は不明である。

2023年7月14日 (金)

サツマイモ

 Hさんと話していたら、子どものころサツマイモが主食で、母親がサツマイモを求めて探し回ったと言った。私の母も同じで、大きなリュックサックを背負って農村の方を回って、サツマイモを買って来ていたのを思い出した。

 Hさんは昔のサツマイモは甘くなかったと言った。その通りで今のより大きかったが、甘みが薄かった。外見が白っぽいサツマイモばかりであった。Hさんは量の大きいのが大事だったんでしょうと言った。

 我が家では父が竿秤を作って、それでサツマイモを計って食べさせた。一番上の私は弟妹達より大きかった。それでも一切れのサツマイモであった。

 今のサツマイモは赤い色の芋ばかりである。紅あずまとか鳴門金時とかシルクスイートとか紅はるか、安納芋などいろいろ売っているがどれも甘さを謳っている。

 ネットで調べたら、安納芋、シルクスイート、紅はるかは甘みが強くねっとり系で、紅あずま、鳴門金時、紅こがねは甘くてホクホク系のようだ

 品種改良によって甘いサツマイモを開発してきたのだろう。戦時中戦後は味よりも量が大事であったのと大きく変わった。

 それにしても白い芋を見なくなったのはどうしてだろう。ネットで調べたら、あることはあるようだが市販されているのは紅いサツマイモばかりである。

 サツマイモも値段が高くなって手を出しにくくなったのが残念である。

2023年7月13日 (木)

ピーナツは脳梗塞予防によいという

 我が家では妻がピーナッツが好きなので、ずっと以前から1回目の食事の時にピーナッツを食べている。ずっと殻付き落花生を食べていたが、ある時殻のないピーナッツが割安であることに気づき、以来、茶色い薄皮のついたピーナッツを食べている。妻は薄皮をむいて食べているが。

 私は毎回20粒を食べている。子どもの頃、ピーナツを食べすぎると鼻血が出ると言われていて、父はピーナツは良いのだが1回に7粒ぐらいにせよと言っていた。そういうこともあって、食べすぎないようにと20粒にしている。ネットでみると20粒から25粒ぐらいがよいと言っている。

 11日にネットニュースを見ていたら、国立がん研究センターのがん対策研究所の報告という記事があった。ピーナッツと脳梗塞予防の関係を調べた研究であった。
 

 平成7年(1995年)と平成10年(1998年)に、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部、茨城県水戸、新潟県長岡、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古の9保健所(呼称は2019年現在)に在住の45~74歳の方々のうち、食事アンケート調査に回答し、循環器疾患、がんになっていなかった約7万5千人を、平成24年(2012年)まで追跡した調査結果にもとづいて、ピーナッツの摂取量と脳卒中および虚血性心疾患発症リスクとの関連を調べた結果を専門誌で論文発表したというのだ。国立がん研究センターなら信用できると思った。

 ピーナッツは、不飽和脂肪酸、ミネラル、ビタミン、食物繊維などを多く含んでおり、欧米諸国の先行研究では、ピーナッツの摂取が循環器疾患の予防に有効であることが報告されているという。米国などはピーナッツをよく食べるので知られている。
 

 でも、日本人は欧米に比べてピーナツを食べないようだ。日本ではこれまで循環器疾患との関連については報告がなく、よくわかっていなかったという。そこで、ピーナッツの摂取量と脳卒中(脳出血、脳梗塞)の関連を研究したというのだ。

 その結果、ピーナッツ摂取量が多いほど、脳卒中、脳梗塞、循環器疾患の発症リスクが低く、最も少ないグループに比べて、最も多いグループでは、脳卒中で16%、脳梗塞で20%、循環器疾患で13%の発症リスク低下との関連がみられたという。一方で、ピーナッツ摂取量と、脳出血と虚血性心疾患との関連はみられなかったそうだ。男女別に分けた解析でも、結果に大きな違いはなかったそうだ。

 この研究では、ピーナッツ摂取量が循環器疾患及び脳卒中(特に、脳梗塞)の発症リスク低下と関連することを明らかにした。そして、今回の結果は、米国での先行研究とほぼ同様の結果だったという。

 ピーナッツに含まれる不飽和脂肪酸、ミネラル、ビタミン、食物繊維などの栄養素は、血圧値の低下や血中の脂質異常の改善、脳卒中の発症リスク低下との関連が報告されているという。そのため、ピーナッツ摂取が多い場合に、脳卒中の発症リスク低下との関連がみられたことが考えられたというのだ。

 欧米の先行研究では、虚血性心疾患の発症リスク低下との関連が報告されているが、本研究では関連がみられなかったという。その理由は、日本は欧米と比べて、ピーナッツの摂取量が少ないことや、虚血性心疾患の発症者が少ないことが考えられるという。

 ピーナッツ摂取量と循環器疾患の発症リスクとの関連について、アジアからの報告は本研究が初めてだそうだ。日本を含めたアジアにおけるピーナッツ摂取の健康影響については、さらなる研究の蓄積が必要だという。
ピーナッツは薄皮つきのものを薄皮ぐるみ食べるのがよく、1回に20粒~30粒ぐらいがよいというのが裏付けられたと思う。

 これからも安心してピーナッツを食べようと思う。そして妻には薄皮を食べるのを勧めようと思う。

2023年7月12日 (水)

直腸がんと生きるー8ー

 直腸がんと診断され、担当外科医に即刻手術を勧められたが、手術をしないつもりだと話してセカンドオピニオンをとったことは前に書いた。

 手術を受けないことにしたのは、近藤誠医師の「がんの逆襲」という本と和田秀樹医師の「どうせ死ぬんだから」という本を読んだからだ。

 どちらの医師も、大きな手術をすることによって、体に傷をつけ手術後の生活のQOLが影響を受けることを警告している。

 特に私のような高齢者は手術をしてもしなくても残りの人生は限られている。手術後の生存率と手術をしない生存率は大差がないと考えたのだ。

 それなら体に負担をかける大手術をするより現在の生活を出来るだけ楽しんだ方がよいと思ったのだ。

 先日、スマートニュースをみていたら、「胃、子宮、食道、肺…がん手術を後悔する人たち 医師の提案に従った結果、QOLが下がることも」という記事があった。

 その記事は、「国民の2人に1人が罹患するがんは治療の第一選択肢が手術になりやすい。例えば、ステージIの肺がんの場合、治療法の内訳はアメリカでは手術が60%、放射線治療が25%。同様にイギリスは手術53%、放射線12%だが、日本は手術95%、放射線5%となる。手術に伴う入院日数の長さも世界有数だが、入院の長期化は体が衰弱する原因になると考える医療関係者も少なくない。」という書きだしで始まっていた。どうやら日本のガン外科医は手術を好むもののようだ。

 そしていくつかの例が載っていた。

①胃ガンになった夫が医師の勧めに従って、夫は胃の半分を切除したら、手術後、夫の様子が一変したという例。

43才の女性は、乳がんで乳房全摘手術を受けたことを後悔している。

③子宮がん検診で5cm弱の卵巣嚢腫が見つかった女性(46才)。医師にすすめられるまま手術を受け、片方の卵巣を切除したが、手術後から尿漏れや下腹部痛、腰や背中の痛みが続き、膀胱炎をこじらせて腎盂腎炎を発症したという。

④その他食道がんや肺がんの手術の後遺症の例があった。

 そして、「以上のように手術はリスクを伴うこともあるため、受ける前にメリットとデメリットを知っておくことが自分の身を守ることにつながる。特に年齢が高くなるほど治療後のリスクは増す。治療は手術だけでなく、そのかたの状態によっては、重粒子線やガンマナイフのほか、さまざまな放射線治療もある。また、年齢だけで判断できるものではないが、高齢者は体の負担を考えて、治療そのものをしないという選択肢もある」という医療ジャーナリストの増田美加さんのコメントを載せている。

 大腸がんについては触れてなかったが、同じようなことが言えるだろうと思った。手術をしないという私の選択の援軍となった。

2023年7月11日 (火)

マイナ保険証は財界の要求

 岸田政権が来年2024年秋を期限として、健康保険証とマイナーカードを1本化し、マイナー保険証にすることを決定した。

 まず、マイナー保険証にすることは、任意取得であるマイナーカードを全国民に取らせるのが狙いである。保険証との一体化マイナカードを作らざるを得なくなるからだ。そのためにポイントをエサとして早く作ることを勧めて来たのだ。
更に4月からマイナ保険証を使わないと6円上乗せになるという罰もつく。

 私の様にマイナ保険証が嫌な人には資格確認書を与えるとしたが、それをプッシュ式にして申請がなくても送ってくることに変えた。このやり方に対してスムースに行っている現行保険証を廃止して、資格確認書にすると、その費用が掛かるから全く意味がないと立憲民主党や共産党はしてきている。

 そこまでして意味のない無駄なマイナ保険証にしようとする意図は何か。これまでネットニュースや新聞を見てもわからなかったが、知人のHさんからもらった赤旗のコピー記事を読んだ明確にわかった。

 マイナ―カードを要求してきたのは経団連や経済同友会など財界であったということだ。運転免許証や健康保険証、年金手帳、母子手帳、図書館カード等まで組み込むことを提言している。

 その財界と岸田首相の仲立ちをしたのが岸田政権樹立の最大功労者と言われる甘利前自民党幹事長だというのだ。甘利氏は財界との関りが深く、官邸に財界要望を伝える窓口になっているという。その甘利氏が主導してきたのが保険証の廃止だというのだ。

 岸田派関係者は「岸田さんは経済界の要望や、自分を支える甘利さんらの意見が何より大事。”周囲の言いなり”が岸田政権の特徴だ」と語っているという。

 岸田首相は常々「聞く耳」ということを語ってきたが、国民の声は全く聞かないのを不思議に思っていた。彼の聞く耳の正体が分かった。

 ところで、財界がマイナカードに拘るのはマイナカードのビッグデータが極めて有用だからだ。マイナ制度やマイナカードを通じて国が吸い上げる膨大な個人情報は、財界にとって宝の山だからだという。15年、経団連副会長中西氏は個人情報のビジネス利用を露骨に求めたそうだ。

 現行のままで不自由のない健康保険証を国民にとっては何一つよいことがないマイナ保険証にするわけがよくわかった。

2023年7月10日 (月)

日本に来てよかったこと

 日本語教室で教えている学習者に日本に来てよかったことは何かと尋ねた。ベトナム人の女性は「ゴミの処理と交通」と言った。

 名古屋のゴミの処理は厳しく、分類をしてださねばならない。その女性は例えばペットボトルのラベルをはがし、中を水で洗い、キャップは外して出していると言った。ちなみに日本のペットボトルのラベルは簡単に剥がせるがベトナムのはそうはいかないと言っていた。ルールを守ってゴミ処理をやっていることは素晴らしいと褒めてあげた。

 地下鉄などの交通網が発達しているのもよいと言った。ベトナムではハノイとホーチミンに地下鉄が1路線あるだけで建設はまだこれからだ。みんなバイクを利用しているので市内のバイクの交通量はものすごいものだ。

 中国人の女性は赤信号で自動車がきちん止まるのがよいと言っていた。中国と比べて日本は交通ルールがよく守られているという。またこの女性は、ヨーグルトやジュースなど飲み物やスナック菓子などが安くて美味しいと言っていた。

 ベトナムの男性は、給料が3倍になったことが嬉しいと言っていた。でも、円安で部ベトナム通貨にすると大きく減るのが残念だと言った。

 七夕について話題にした時、中国では願い事は恋愛関係のことだけを書くが、日本は短冊にいろんな願い事を書くのがよいと言った。七夕はもともと中国から日本やベトナムに伝わったもので、ベトナムでは中国式の七夕だそうだ。

2023年7月 9日 (日)

虫よけ赤トンボ

 ウオーキングのとき知人のHさんが面白いものを見せてくれた。プラスチックでできた赤トンボを胸につけていた。蚊などの小さな虫をよけることができるグッズなのだそうだ。知りあいから貰ったのだと言っていた。

 そのとき、前日のテレビで虫よけトンボのことをやっていたのを思い出した。このグッズのことななのかと。

 私はどこで売っているのか聞いて欲しいと頼んだ。2日後に「原駅の近くのスギ薬局で売っている」と教えてくれた。原は地下鉄鶴舞線ですぐに行けるところだ。

 スギ薬局なら御器所にもあるので電話をして聞いてみたら置いてないといった。それで買い物のついでに立ち寄ったドラッグストアのマツモトキヨシ聞いたら置いてあると言った。

 手に取って見ると何と値段は9000円で消費税を入れると990円としてあったので驚いた。高くても500円もしないと思っていたからだ。

 日本製で薬品は一切使っていないし、何年でも使え長持ちするのでお得と謳ってあった。なんでも赤トンボは蚊などの小さな虫を食べるので寄ってこないのだとか。

 高いと思ったが試しに買うことにした。家で妻に見せたらテレビでやってたやつだねと言った。

 次の日ウオーキングに行くとき帽子に付けて行った。そしてHさんに買ったことを伝えた。私はウオーキングの時蚊にさされたことはないので必要ないが、家の庭ではすぐ刺されるので家に帰ったら試してみようと思った。

 帰宅して庭の草花に水をやった。半ズボンを履いていたので裸の脚に蚊が止まって刺した。手で蚊を殺した。蚊は何匹かやってきて足の止った。

 赤トンボを帽子に付けていたのだが蚊は足に来たのだ。効能書きには「抜群の効き目」と書いてあるが、どんなものか。もう少し試してみようと思った。

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2023年7月 8日 (土)

転倒はいつ起きるかわからない

 先日、知人のKさんが転倒して骨折し入院したことを知り、お見舞いに行って来た。

 転倒したいきさつを聞くと、地下街へ降りる階段で足を滑らせたという。救急車で病院に運ばれたが、大腿骨の付け根の骨を折っていたという。金属を入れる仮の手術と本格的に金属を入れる手術と2回も手術をして大変だったそうだ。大きな荷物を持っていたのでその荷物の硬い部分で頭も打ち5針縫ったといっていた。

 高齢者は特に転倒に気をつけないといけないといわれている。転倒して大腿骨を折ったりするとそれがもとで寝たきりになる場合もあるからだ。Kさんはリハビリの病院に転院してリハビリで歩けるようにするというから安心した。

 別の知人はウォーキングをしていて穴ぼこにつまづき転倒して顔を打ったという。

 また別の知人は家の中で敷物につまづいて足を骨折したという。

 転倒はいつ起きるかわからないのだ。かく申す私も、今朝、庭に洗濯物を干しに出てしたたかに転倒した。つっかけを履いていたのだが足元が覚束なく、物干しのコンクリートの部分でつまずいてしまった。とたんに2mほど前に飛ばされ、一瞬これはやばいと思ったら、物干しの反対側の所に倒れた。左の腕を打ってすりむけたがその程度で済んでホッとした。

 顔を地面などに打っていたら大変なことになるところであった。腕も折れなくてよかった。

2023年7月 7日 (金)

マイナ保険証はやめろ!

 新聞やネットなどで毎日のように、来年秋に現在の健康保険証を廃止し、マイナンバーカード(マイナカード)に一本化するという政府の方針を巡って、様々なトラブルが報じられている。

 政府は河野太郎・デジタル担当相を責任者とする総点検本部を立ち上げて混乱を抑えようとやっきになっている。マイナカードを全国民に取らせるのにマイナ保険証にしようというのだが、なぜマイナ保険証に一本化する必要があるのかの意義さえよくわからなくなってきている。

 高齢者福祉施設などからマイナ保険証について疑問がだされていることについて、 7月4日の松本剛明・総務相は記者会見で、「福祉施設などからは様々なご意見をいただいておりまして、認知症などで暗証番号の管理に不安がある方が、安心してカードを利用でき、代理交付の際の代理人の負担軽減にもつながるように、暗証番号の設定が不要なカードの申請受付・交付について、今年11月頃から開始できるように、今検討をしております」と述べた。

 これは「暗証番号なしのマイナカード」は用途を実質的に保険証だけに制限し、顔認証や医療機関スタッフの目視により、資格確認を行なうものだという。

 保険証の機能しかないマイナカードなら、現行の紙の保険証のままでいいことは子どもでもわかることだ。今の保険証と比べて、違うのは“顔写真つき”になるということだけだが、写真を撮るという面倒さがある。自分でやれない高齢者にはそれも大きな負担となる。

 何の問題もなく機能している現行の紙の保険証を何としても廃止したい政府のやり方は全く理解できない。これだけトラブルが続出しているのにこだわる政府の姿勢に批判が噴出するのは当然だ。もっともっと反対の声をあげるべきだ。フランスならデモや集会がお行われるだろうが、日本ではその気配すらないのが残念である。

 あまりに不評なので、河野デジタル相はテレビ番組で、「次にカードを更新する時には、マイナンバーカードという名前をやめたほうがいいんじゃないか」などと発言したが、名前の問題などではないのだ。こんなバカな大臣は即刻辞めさせるべきだ。

 さらに、与党・公明党の山口那津男代表は7月4日、来年秋に健康保険証が廃止された際、マイナカードを取得していない人には保険診療が受けられる『資格確認書』を送付することを検討すべきと発言したというが、これもバカ丸出しの発言である。現行の保険証を継続すればいいだけの話ではないか。

 

 

2023年7月 6日 (木)

物忘れは脳の進化だという

 歳を取ると物忘れが多くなる。とくに固有名詞や芸能人の名前が思い出せないことから始まるような気がする。80歳をすぎたころからか定かではないが、冷蔵庫の扉を開けて、さて何をしようとしたのか忘れてテーブルに戻り、そこで思い出すというようなことが起きるようになった。でも、物忘れは老化の進行だと諦めていた。今更あがいてもどうしようもないのだから仕方がないと諦めるのが一番いい。

 先日、スマートニュースを見ていたら「『名前が思い出せない…』40代から始まる物忘れ、実は“脳の進化”だった"」という記事があった。脳科学者の黒川伊保子氏の著書の内容を紹介したものであった。

 「物忘れは、脳の進化においては当然のこと」と語るのは、だ。その最大の理由は、「60代頃になると、人間は『気づきの天才になるから』」と説明しているという。
 

「脳の進化」で起きているのかと勇気づけられた。また、人間は気づきの天才になるからというのも嬉しい話だ。

 では、どうしてそうなるのかについて、まず、30代は迷いと惑いの失敗適齢期だというのだ。自分の30代を振り返ろうとしても何も覚えていないが。30代、失敗と成功を積み重ねるうちに、脳には、生きていくために有効な優先順位が出来上がってくるという。

 そして40歳前後になると、誰の脳でも、物忘れが始まるというのだ。でも、物忘れは、老化ではなく進化であるという。
「とっさに信号を流すべき回路」とそうでない回路に、分かれていくのだという。そして、そうでない回路の先にあるものは、とっさには思い出せないのである。それだけのことだという。

 脳内には、天文学的な数の回路が内在してて、とっさに選べる回路が多ければ惑い、少なければ惑わないという。迷わない人は回路がすくないのか。

 「とっさに惑わず、ストンと落ちる答えが出る脳」になるには、かなり失敗を重ねて、絞り込む必要がある。その域にまで達するのに、40年かかるってことだ。

 人生いろいろあるから40になるまでは迷い,戸惑いを繰り返し、次の世代への準備をしていたということか。
 孔子は、「四十にして惑わず」と言った。40歳のことを「不惑」という語の由来だ。黒川氏は、天下の孔子でさえ、30代までは惑ったということだという。その通りだ。でも、孔子も40最後は物忘れが起きたはずだという。それは、脳は、「惑わない」と「物忘れ」がセットになっているからだという。

 40歳で迷わなくなる。孔子でなくても我々凡人でもそうなるようだが、振り返ってみて果たして迷わなかったかはわからない。

 ただ、働き盛りとなり仕事だ重要な役割を任されることになる。出世をするのもこの年頃からだ。
 

 さて、その物忘れ。60代になると、忘れたことも忘れているので、けっこう気にならなくなってくる。そして「2階に上がったけど、何を取りに来たんだっけ」というようなひどい物忘れもおきるようになるが、物忘れは日常とかけ離れたことだから、忘れてしまうだけだという。脳が忘れるのは、「人生に必要がない」と脳が判断したからだというのだ。

 要らないものは忘れてしまうという脳の進化だというのであれば、忘れることなど気にしないで生きて行くことだ。

 ただここでは触れていないが、認知症につながる物忘れは困ったことになる。その辺はどうすればよいのか知りたいものだ。

 タレントの名を思い出せないとかドラマのタイトルを思い出せないといったようなことなら、今はAIを使えば教えてくれる時代になった。チャットGPTの様なものを利用するという手もある有難い時代だ。

2023年7月 5日 (水)

真夏のバナナの保存で困っていたら

 我が家では毎日バナナを食べるの。よく利用するスーパーでは火曜日がバナナの特売日になっている。それで1週間分をまとめて買って来る。そして常温で保存している。バナナは常温保温がよいといわれていたからだ。

 ところが、この暑さで6日目に食べようと思ったら、バナナがものすごく柔らかくなっていて、皮をむいたら、くたくたであった。まるでバナナのおかゆであった。味も当然落ちていた。もったいないので何とか食べた。そして妻とやはり冷蔵庫に入れないといけないねと話し合った。

 そしたら、3日のスマートニュースで「バナナは常温保存?…いや夏はあえて“冷蔵”で」保存法で鮮度の持ちが数倍違う!?検証してみた!」という記事を見つけた。まさにグッドタイミングの記事であった。

 「バナナって、常温で保存するイメージがありますよね。たしかにバナナの常温保存は間違っていません。もともと熱帯で育つバナナにとって寒い環境は合わず、冷蔵庫に入れてしまうことで低温障害を起こして皮が真っ黒に変色してしまうんです。」と書いてあった。

 以前読んだバナナの保存法も同じことが書いてあった。それで常温保存にしていたのであった。

 ところがこの記事は、夏のバナナは常温で保存しないことと書いてあった。バナナは冷蔵庫に入れると皮は真っ黒に変色してしまうが、果肉は大丈夫なのだという。真夏でも冷蔵庫に入れると1か月以上長持ちするという。我が家では1週間もってくれればいいのだ。

 バナナを冷蔵庫で保存する際の手順

 1. 少し青みのある打身のないバナナを購入する。
  これはいつもそうしている。

 2. 常温でお好みの熟度まで追熟させる。
  追熟は常温でないとできないから。
  好みの柔らかさになるまで置いておく。硬めが好きなら追熟ナシでもOK。

  3. 1本ずつにバラす。

  4. それぞれにラップを巻く。

  5. 冷蔵庫の野菜室に入れる。

 早速試してみようと思う。


  ※この記事を書いたのはスーパーの青果部歴10年の青髪のテツという人である。

 

2023年7月 4日 (火)

マイナ保険証はやめよ!!

 7月2日の朝日新聞トップ記事は、「マイナー保険証 困る高齢者施設」であった。高齢者施設では入居者の健康保険証を預かって鍵付きの保管庫で保管しているが、マイナー保険証になって様々な問題がでてきたのだ。

 受信の際は看護師や生活相談員付きそうが、銀行のキャッシュカードを持ち歩くようなもので、紛失や漏洩の責任は誰がとるのかという。マイナ保検証では受診の際、暗証番号が必要になる場合もある。記憶できない利用者に代わり、職員が暗証番号を管理するのも抵抗を感じるという。職員が代理で受け取る際の手続きなどが煩雑でわかりづらいという。職員のストレスとなっているそうだ。

 こうした問題は、施設に入っていない個人の場合でも同様である。連れ合いとか親が認知症などになった場合である。

 従来の紙の健康保険証は保険組合から保険証が送られて来るのでいちいち申請をする必要はなかった。また暗証番号も必要ではなく、持ち歩いても気が楽であった。

 マイナー保険証ではない人は「資格確認書」の申請が必要である。

 マイナ保険証になると様々な不便が生じ、また、メディアで報道されているように、数多のトラブルが発生している。

 上記のような高齢者施設での問題点について、政府は対処法のマニュアルやガイドラインを示していな。未だ検討中なのだ。

 ここにも岸田政権の国民不在の政治が現れている。26年秋から実施と決まっているマイナ保険証だが、スパッと廃止して従来の紙の健康保険証を継続すべきである。

 メディアもマイナ保険証やマイナカードの不備をどんどん取り上げて、政府を廃止に追い込んで欲しい。

2023年7月 3日 (月)

昼寝は脳によい?

 私はいつの頃からかは覚えていないが、多分2年ぐらい前から昼寝が習慣化した。食事をしていると眠くなり、食後日によって違うが、13時半~14時ごろリビングのソファの上で昼寝をする。

 スマホのタイマーで40分に設定してあるので、「40分タイマーの時間ですよ」と昼寝の時刻を教えてくれる。

 最初は50分に設定してあったのだが、昼寝は長いのは良くないというので40分にしたのだ。寝つくまでに10分ぐらいかかることがあるのでその分をみてあるのだ。

 ただ、タイマーを切ってもすぐに起きないで、また寝てしまうことがある。今日など疲れていたのか1時間半ぐらい寝てしまったようだ。

 ところでそんな昼寝に「昼寝は脳によい」という記事をスマートニュースで見つけた。

 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究チームが発表しましたもので、昼寝の習慣は、加齢による脳の萎縮の進行を遅らせ、認知機能の面での健康を維持することに役立つ可能性があるというのだ。

 昼寝を習慣にしている人の脳の体積は、そうでない人たちに比べ15立方センチメートル大きくなっていて、老化の進行を約3~6年、遅らせたことになると推定しているそうだ。

 過去には、脳の健康状態と体積には関連性があり、大きいほど認知機能が高く、認知症などのリスクが低くなることを表すデータが示されている研究があるという。私の脳の体積はどうなのだろう?

 研究結果は、昼寝の習慣は不足している睡眠を補い、脳を神経変性から保護する可能性があることを示唆しているという。この研究が昼寝文化にエールを送るものだと期待されている。

 今回の研究では、昼寝の長さについての調査は行われていないが、これまでの研究から、認知機能に最も効果的なのは「30分以内の昼寝」だとされている。

 ただ、この研究は、調査対象者の全員がヨーロッパ系の白人だったので、ほかのすべての人々を含めて一般化できるものではない可能性もあると言う。

 でも、私の様に歳をとると昼寝をする人が多いようなので有難い応援になる。

 

2023年7月 2日 (日)

除湿と冷房を使い分けて電気代節約

 今年の夏は暑いと予想されている。実際もうすでに暑い日が続いている、それでエアコンの出番であるが、気になるのは高騰している電気代である。

 30日の羽鳥モーニングショーではエアコンの使い方を取り上げていた。このブログはモーニングショーで学んだこととスマートニュースで学んだことで構成している。

 エアコンには冷房とドライの機能がついているが、機能的な違いは基本的にはないそうだ。どちらも、室内の暖かい空気を取り込んで冷媒に通すことによって、室内環境をコントロールしている。冷房とドライの根本的な違いは、室内環境をどのようにコントロールしたいのかという目的の違いだという。

 冷房は、室内の温度をコントロールする機能で、ドライは湿度を基準にした機能だということは知っている。
エアコンをドライに設定した場合、室内の湿度が設定値に下がるまでは、基本的にエアコンは冷房の弱運転を続ける。弱運転の場合、エアコン自体の消費電力は小さいため、同じ時間冷房とドライを稼働させた場合、ドライのほうが電気代も安く済むことになる。

 電気代を節約したいなら「ドライ(除湿)」を使ったほうが良いといえそうだ。
エアコンの機能にもよりますが、ドライには一般的な「弱冷房除湿」のほかに、より除湿に特化した「再熱除湿」という機能があるという。

 「再熱除湿」は室温を一定に保ったまま除湿する機能で、その分冷房や「弱冷房除湿」より消費電力も高くなる。節約を考えるなら、エアコンはまず「弱冷房除湿」が基本となる。

 モーニングショーによると、「再熱除湿」と「弱冷房除湿」の見分け方は、吹き出た空気が普通の温度の場合は「再熱除湿」で冷たい場合は「弱冷房除湿」だと言っていた。我が家のエアコンは除湿の時冷たい風を感じるから「弱冷房除湿」なのだろうと思っている。こちらは電気代が安く済むのだ。

 

2023年7月 1日 (土)

エノコロクサの群生

 山崎川の瑞穂スタジアムの対岸に新しく建物が建設された。3月31日に完成となっていたのに未だ完成していない。その川沿いの道に沿った部分が造成されて何もない土地になっていた。

 その場所に春にエノコログサが群生して全体を覆ってしまった。(下の写真)エノコログサはあちこちでちょっとしたところにも生えているのを見かける。道端に数本だけ咲いているのもある。非常に繁殖に強い草だと思うのだが、写真のように群生しているのは初めて見た。

 エノコログサは子どもの頃猫じゃらしと呼んでいた。この草で猫をじゃらすと面白かった。エノコログサという名を知ったのは大人になってからである。

 ネットで調べたら、ユーラシア大陸が原産地で、強い繁殖力を持ち、全世界の温帯や荒地に自生しているとあった。やはり繁殖力が強いのだと確認できた。

 イネ科の帰化植物で、日本国内における歴史も長く、アワ作が伝わった時代に渡来してきたと考えられているという。

 アワの祖先となる種であるため食べることもできるそうだ。食べられるとは全くしらなかった。

 穀物なので、種子の部分を脱穀・脱稃して食用とするという。脱穀ははたきなどで叩き落とし、ざるで受け取ってからやる。脱穀後はすり鉢ですり潰し、水選する。

 粒のままでも製粉しても食べることができるというので秋に実をつけたら取ってやってみたいと思う。

 「エノコログサ(狗尾草)」と呼ばれているのは、神社の狛犬のしっぽのように見えるから。犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサという呼称になったとされ、漢字でも「狗(犬)の尾の草」と表記する。ちなみに中国語で犬は狗と書く。

 花言葉は「愛嬌」「遊び」「おままごと」だそうだ。季語は秋。

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