傘をささなくても平気な?欧米人
20年ぐらい前に友人とカナダへ行ったとき、ハリファックスで小雨が降っていた。私たちは折り畳み側をだしてさしたが、周囲を見渡すと傘をさしている人はほとんどいなかった。カナダ人やアメリカ人は雨が降っていても傘を差さなくて平気なことに驚いたものであった。それからはどうして西洋人は雨が降っても傘を差さないのかと疑問に思って来た。
先日、ネットニュースを見ていたら「欧米人はなぜ雨でも傘を差さないのか?」という記事があった。見だしを見てやはり欧米人は傘を差さないのかと思った。
その記事はドイツ人の例であった。ドイツ人は、十中八九……というより10人中10人が、雨でも傘は差さないと答えたというのだ。ドイツには「砂糖じゃないから溶けない」という諺があるのだそうだ。
記事によると、「朝から雨が降っていれば別だが、天気予報で雨が降るとわかっていても、傘を持って行かない」
「傘を持つのが面倒だ」
「もし降ったとしても、上着にフードがついているから、それをかぶれば良い(布製であっても!)」
「傘を使うと、手が塞がってしまうし、雨があがった後、濡れた傘を持ち歩くのがうっとうしい」
たしかに傘を持つのは面倒だし、濡れた傘を持つのはうっとうしと私も思う。日本ではいろいろなタイプの折り畳み傘があるが、そういう気持ちに答えたものであろう。折り畳み傘は日本の専売だと思っていたら、記事によるとドイツが発祥で、ドイツの折り畳み傘は頑丈にできているそうだ。
「雨は水だから。濡れても何の害もない」という究極の発言もあったそうだ。日本では大気汚染がひどかった頃雨に汚染物質が溶け込んでいるから気を付けるように言われたことがあった。
今日本では梅雨のシーズンだが、ドイツなどには梅雨がないそうだ。また、雨が降ってもすぐやむことが多いとか。そういえばイギリスやドイツやフランスを旅行した時も雨にはあまりあわなかった。
また、日本と違って湿気がないという。日本はじめじめとして蒸し暑さがひとい。日本に来た西洋人はどう感じているのだろうか。やはり傘は差さないのであろうか。
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