直腸がんと生きる―3ー
近藤誠医師の「がんの逆襲」を読んで、直腸がんの手術を受けないことにしようと思った。
「がんの逆襲」に書いてある次の説明を読んだ勇気づけられたのだ。
がんの逆襲がいちばんわかりやすいのは、「手術」だというのだ。手術は、メスで皮膚を切り裂き、胸やお腹にを傷つけることがという。つまり「人工的な大ケガ」なのだ。
胃、肺、食道、大腸、前立腺、乳房,子宮などを大きく切り取ったり、丸ごと全適した上、リンパ節までごっそり取るような大手術になりやすいという。
私の場合の外科医の説明はまさにそうであった。肛門の付近から直腸やリンパ節を切り取って縫合し、腸の一部をお腹に出して人工肛門をつけるというものであった。手術には全身麻酔では5時間ぐらいくらいかかるかも知れないと言った。働いている若い人なら絶対に手術をするべきだ。回復がしやすいからだ。でも、私は高齢だが元気そうだから手術を勧めると言った。
本にはこんなことも書いてあった。「手術をするとがんが暴れる」「空気に触れたからがんが怒った」外科医たちは昔から仲間うちでヒソヒソと言い交わしてきたというのだ。外科医たちは経験的に、メスを入れるとがんがよく急に勢いづいて、再発や死期が早まることを知っているからだ。ただし、空気は無関係と。
また、メスが入って血管が切れると、血液と共にがんの細胞も流れ出て傷口に取り付く。そこでがん細胞が爆発的に増えて、近藤医師が「局所転移」と呼ぶ再発が起きると書いている。そしていろいろな有名人ががんで亡くなった例を挙げてある。素人の私が読んでも納得のいく説明である。
がんに、逆襲されないために守るべき8か条を挙げている。
①検査を受けない。不幸の始まり。→確かに今思うと潜血検査を受けたのがしっぱいであった。受けなければ知らぬが仏であったのだ。
②病院に近づかない。血液検査などでがんを見つけられるから。
③「がん」と診断されても、苦痛がないんなら忘れる。放置する。中年過ぎれば体のどこかにがんがある。共生が一番。私は高齢だし、今のところ自覚症状はない。共生すべきである。
④がんの手術はしない。この本を読んで手術を受けないことにした。
⑤放射線をかけすぎない。
⑥固形がんに抗がん剤は打たない。抗がん剤、分子標的薬、オプジーボ・・・すべて延命効果は父兄で、毒性が強すぎる。
⑦バランスよく何でも食べる。特に肉、週製品、卵など動物性たんぱく質をしっかりと摂って、正常細胞を丈夫に。肉食はガンになりやすいと言われているが、っ近藤医師は逆のようだ。
⑧本書(がんの逆襲)で知識を身につける。
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