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2023年6月12日 (月)

直腸がんと生きるー5ー

 市大病院で直腸がんと診断されたがセカンドオピニオンを取りたいと思った。娘が知り合いなどに聞いて愛知国際病院がいいと言った。婿が愛知国際病院と電話でコンタクトを取ってくれた。そして5月30日に院長と会う予約をしてくれた。

 どうして院長に会うのかと思っていたが、後で分かったのだが、院長は消化器の専門医であった。

 市大病院の担当医に紹介状とデータのCDをもらった。

 愛知国際病院は日進市にある。5月30日には東京から娘と婿が来て一緒に行ってくれた。鶴舞線で黒笹駅まで行って、そこから歩いた。アプリのマップを頼りに歩いたのだが、途中で山地の方に行った。若いアベックが来たので道を確認したら間違っていないと言った。キリスト教会を目指していくとよいようであった。

 藪の中の道を歩いて行くと、牛の牧場があった。その辺りはいい田舎の風景であった。婿は喜んでいたが、こちらは歩くのに精いっぱいで風景どころではなかった。HPには駅から徒歩15分と書いてあったが、それどころではなかった。

 やっとのことで国際病院に着いた。キリスト教系の病院であった。こんな不便なところなのに患者が来ていた。他の人は車で来ている様であった。

 約束の午後3時半に診察室に入った。院長は話しやすそうな医師であった。パソコンでデータを映して説明をしてくれた。市大病院の医師よりずっと詳しく、分かりやすく説明をしてくれた。

 手術はしたくないことを伝え、経過を見てくれるか尋ねたらOKであった。15km以内なら往診もするが、遠い場合は医者を紹介できると言った。それで次に診察を受ける日を予約した。

 セカンドオピニオンは自費診療なので11000円であった。歩く道は牧場や藪の道だ尋ねたらそうだと言った。娘と婿は新幹線の時間があるので先に帰った。

 私は会計をすませてからタクシーで帰ることにした。タクシーを呼ぶと2時間以上かかることもあると言ったが、名鉄タクシーに電話したらすぐに来た。黒笹駅まで街の中の道を走ってすぐに着いた。料金は870円であった。娘たちは黒笹駅まで来た道を歩いたと言っていた。

 愛知国際病院は愛知牧場の持ち主がクリスチャンなのでその土地を譲ってもらって建てたのだという。プロテスタントの教会も同じであった。

 病院にはホスピスもあるし、緩和ケアのしてくれるのでちょっと遠いがよさそうだと思った。

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