危険な食品添加物
日本の食品添加物の基準は欧米に比べて非常に低いということが言われている。そのため我々がスーパーやコンビニで買う加工食品にはいろんな危険な添加物が入っているという。どんな添加物が危険なのかを知っておくことが大事だ。
ネットニュースを見ていたら「スーパーの加工食品は『険な添加物』だらけ」という記事があったので早速読んでみた。
スーパーで売っているレトルト食品の原材料表示を見ると、しばしば「リン酸塩」という単語が入っているという。これはおいしそうな色を付け、食感を良くする『魔法の添加物』で、様々な加工食品に使われているという。この成分を過剰摂取していると、カルシウムの吸収が抑制され、骨粗鬆症や腎機能の低下をきたすという。
マーガリン(植物油)には、トランス脂肪酸やジヒドロ型ビタミンK1が含まれており、過剰に摂取すると心筋梗塞や脳卒中のリスクが上がるとされている。トランス脂肪酸の危険性についてはかなり知れ渡っているはずだ。
このトランス脂肪酸はマーガリンだけでなく、揚げ物や菓子パン、ケーキ、チョコ、スナック菓子の他に、アイスクリームや手巻き寿司のネギトロなどにまで含まれていることがあるそうだ。私はパンなどを買うときマーガリンに注意していたが、スナックやアイスなどには注意していなかった。
更に驚いたのは、食品表示には「マーガリン」ではなく、ショートニング、ファットスプレッドなどと馴染みのない呼称で書かれているので注意が必要だというのだ。
売り上げを伸ばすために食品添加物を分かりにくく表示しているという。消費者としては困ったことだ。
多くの食品添加物が生み出されてきたが、厚労省が安全と認めていても、今後人体に与える影響は、まだ誰にも分かっていないという。
その添加物の中でも、とくに危険なものは何か。食品の黒ずみを防ぎ、ピンク色に保つために使われる発色剤の亜硝酸ナトリウムが第一にあげられるそうだ。
亜硝酸ナトリウムはハム、ソーセージ、明太子、たらこ製品によく含まれている。これを過剰に摂ると、『大腸がんになる可能性が高まる』と、WHO(世界保健機関)が公式発表しました。亜硝酸ナトリウムと豚肉に含まれるアミンが化学反応を起こして『ニトロソアミン』という発がん性物質に変化するのだそうだ。
私は朝食はトーストであるが、そのときの副食にウインナーやベーコンを必ず食べていた。それで直腸がんになったのかもしれないと思う。がんが分かったとき、ウインナーやベーコンはガンの元になると聞いて、食べる量を減らしている。
明太子やたらこなどの魚卵は、特にそのアミンが多く含まれているため注意が必要。国立がん研究センターは、塩漬けの魚卵を頻繁に食べていると、胃がんの発生リスクが高まることを発表しているそうだが、これらの食品はほとんど食べていない。
また、加工肉や、はんぺん、かまぼこなどに含まれる保存料のソルビン酸、安息香酸なども発がん性が報告されているという。はんぺん、かまぼこ、ちくわはよく食べるので用心しなければと思う。
安息香酸ナトリウムは、清涼飲料水によく使用されているがこれも危険だという。
見た目を色鮮やかにするために使われる着色料にも危険が潜んでいるそうだ。カラメル色素は、製法の違いにより、4種類あり、アンモニウム化合物を加えて作るIII、IVには発がん性の疑いがある4-メチルイミダゾールが含まれているという。日本ではIII、IVの生産が圧倒的に多いとされているが、簡略名で記載されているので、どの種類なのか見分けることができないという。
あたかも健康に良いと謳いながら、実は危険な食品添加物を使っている加工食品は多々ある。糖質ゼロを謳ったビールやコーラは砂糖が入ってないので健康に良さそうだが、砂糖の代わりにアスパルテームやスクラロース、アセスルファムKなどの人工甘味料が入っているものがあるから要注意だという。
スクラロースは有機塩素化合物とも表示され、猛毒のダイオキシンと同じ仲間であり、免疫力を低下させる恐れがある。
アスパルテームには発がん性の疑いがある。
アセスルファムKは肝臓へのダメージが懸念されるという
食品表示では、原材料の後に添加物を表示する規則になっているが、量が多い物から順番に記載されているので、順番をきちんと確認して、リスクの低い食品を選ぶことが大切だという。
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