旧統一教会の合同結婚式と献金
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が7日、韓国で合同結婚式を開いたとテレビが報道した。教団によると日本からも約550人参加し、世界56カ国から約2600人が参加したという。
合同結婚式だけでなく、韓鶴子総裁の80歳の誕生を祝うための行事が連日行われたという。
安倍元首相を殺害した事件で日本では統一教会が表にでて批判されているが、相変わらず活発な活動を続けているようだ。
大規模な合同結婚式も教会の勢力を誇示するものである。また天苑宮という大理石の白亜の大殿堂を建設したが、その資金500億円はほとんど日本から集めてものだという。相変わらず献金活動が行われているようだが、不思議なことに献金はこれまでと同じように日本からである。世界56カ国に信者がいるのに韓国も含めて多額の献金をしているのは日本人だけというのはどういうことなのか。
献金はノルマではなくあくまでも信者の意思だと教会幹部は言っているが、自分の生活を破綻させてまで巨額の献金をするのは全く理解できない。天の父母様の声だというが、父とは教祖文鮮明、母とは韓鶴子総裁のことだろう。
日本は戦前に朝鮮に多大の損害を与えたので日本人から金を取り上げるのは当然だという理屈のようだ。しかし自分の生活を破綻させてまで献金したり教団のための資金稼ぎの活動をする気持ちが分からない。どのようにしてそこまで洗脳するのか。
参考 ネットには次のような記事があった。合同結婚式をする理由がよくわかる。
ルーツは小さなセックス教団
米国政界に影響を及ぼすほどになった統一教会だが、KCIAと結び付く以前は小さな「セックス教団」に過ぎなかった。教義の根幹は「文鮮明が女性信者とセックスをして血を清める」という驚くべきものである。このことは側近だった朴正華(パク・チョンファ)氏が告発本『六マリアの悲劇』(恒友出版、1993年)に記している。同書を参照し、統一教会の教義の根幹を紹介する。
人には原罪がある。これはキリスト教の教えと同じだが、統一教会は、原罪を清めるためには「文鮮明とセックスしないといけない」という意味不明な教義となってしまう。これには補足が必要だろう。
旧約聖書では、神様が最初に誕生させたアダムとエバ(イブ)は楽園「エデンの園」で暮らしていた。「善悪を知る知恵の木の実は食べないように」と言われていたが、あるときヘビにそそのかされて禁断の果実を食べてしまう。これが人類の「原罪」である。
文鮮明氏はその解釈を利用する。実はそのヘビというのが「サタン(悪魔)」であり、エバはサタンの誘惑に負け、肉体関係を持ってしまったというのだ。エバはサタンの血で汚れた身体のまま夫のアダムともセックスしたため、人類は悪魔の血を引くこととなった。
悪魔に奪われたエバを取り戻す使命を果たせなかったイエス・キリストに代わって、文鮮明氏は「再臨メシア」として神によって送り出され、母であるマリアを含む「6人のマリア=6人の人妻」の血を3回のセックスによって清めることで浄化が広がっていく、という理屈なのだ。そうして文鮮明氏は多くの女性信者とセックスし、財産をも奪い取ったとされていたのである。
やがて、「血わけの儀式」は、教祖との直接的なセックスから、教祖が選んだ信者同士の結婚によって汚れを浄化するという理屈に変わり、統一教会の象徴ともいえる「合同結婚式」が誕生したのである。
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