中国の花見
3月25日の土曜日に満開になった山崎川の桜、翌日の日曜日と2日続きの非情な雨であったが、月曜からはよい天気となり、特に火曜からは風の少ない絶好の花見日和となった。でも、桜は花の寿命が短く、4月1日の土曜日は葉が伸びて花は終わりかけていた。
3月31日の羽鳥モーニングショーで中国の花見を取り上げていた。何でも中国では桜の花見がブームなのでそうだ。ブームというのはおかしな言い方だが、中国では桜の花見をする習慣がなかったからだ。
30年ほど前に中国に行ったとき、中国の知人に花見をするかと尋ねたら、しないと言っていた。
羽鳥モーニングショーの説明では、花がパッと散ってしまう桜は人気がなく、花もちの長い花が好まれるのと、かつての日本への悪いイメージがあって好まれなかったのだろいう。
どうして盛んになったかというと、日本旅行で花見の良いことを知ったことと、ティクトックなどSNSに桜を背景にした写真や動画をアップロードするので人気がでたのだという。
花見に人気がでたのはよいが、中国では行儀の悪い人が多く困っているという。桜の木をゆすって花をちらせたり、桜の枝にぶらさがったり、木の登ったり、枝を折ったりする人がいるし、脚立を持って来てその上に被写体の女性をのせて桜をバックに写真を撮る人が多いというのだ。
日本のように桜を愛でるというところまではいっていないようだ。番組では広州の桜と北京の公園の桜の様子を映していた。これから毎年花見をしていくうちに花見の仕方も変わっていくことであろう。
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