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2023年4月 7日 (金)

日本の大学の世界ランキングが低迷

 4日の朝日新聞に「沈む日本の大学順位」という記事があった。実際の順位は載っていなかったのでネットで検索したら、39位が東京大学、63位が京都大学、201~250東北大学、251~300大阪大学、301~350名古屋大学(2022年10月12日)とあった。ずいぶん低いのだなあと思った。

 記事には3人の人が意見を述べていた。千葉大工学部出身のトレーラー運転手の佐藤さんは「研究したくても金銭の壁」、鈴鹿医療科学大学の豊田学長は「教員減り 停滞するろんぶんすう」と言い、ランキングは教育や研究、論文がどれだけほかの論文に引用されたかで評価するが、日本はその量と質、ともに低迷しているのが現状だという。前国連大学学長のディビット・マーロンさんは「大学数多すぎ 役割再考を」と言っている。

 ネットで大学数を調べたら、2021年に前年より8校増えて803校と出ていた。2022年は790校と減っていた。資料によっても違いがでるし、学生募集を停止していても剤先者がいる大学、大学院ののみの大学が含まれるという。

 それにしても日本の大学の数が多いのに驚いたし、名前を知らない大学がいっぱいある。

 5日の新聞には、「市大の新設抑制へ 審査厳格化」という記事があった。2025年以降の私立大学新設の設置基準を厳格化するというのだ。18歳人口が減少しているためという。今でも私立大学を新設するというのも驚きであった。

 こうしたなか5日の新聞には「世界トップレベルの研究力を目指す大学を作る「国際卓越研究大学」の初めての公募に、東京大学や早稲田大学など10校が応募したとあった。今後数校にしぼり、1校当たり年に数百億円の支援をするという。

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教育・生涯学習」カテゴリの記事

コメント

加計学園問題が浮上した際に知られるようになったのは、加計学園の創設者は学校を運営するような資金などなかったにもかかわらず文部省から補助金を獲得できれば無い袖を振ることができると気づいたこと。そして急接近された時の総理側も補助金の中から袖の下が毎年渡されるとわかれば動き出したこと。
以後、学校を隠れ蓑にした利権構造が日本中に蔓延する。利権といえばまずは政治家であるが、文科省の役人、ちょっと名の知れたスポーツ選手、アナウンサー、芸能人などが非常勤講師だの特任教授だの、その他わけのわからない肩書で紛れ込んでいる。彼らに大学で教えるどれだけの能力があるのか?
しかも日本は人口比での大学数は世界で1,2らしい。
以上を思うだけでも世界ランキングが低迷するのは当然すぎると言える。そのため高校を卒業したら外国の大学へ入学する生徒が徐々に増えているらしい。3か月もたないだろうと言われたこともある岸田内閣の支持率がなぜか徐々に上がっているらしいが、どうなる、日本?!

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