近藤誠著「がんの逆襲」を買った
がんは日本人にとって二人に一人がかかるという病気である。
たまたま書店に行ったとき、近藤誠医師著の「癌の逆襲」という本があったのでっ買って来た。前書きで「がんと闘わず、楽に長生きするための心得集だと言っている。
がんは、むやみに手出しをすると思わぬ反撃に出て、体を不自由にする。叩くとキバをむいて逆襲してくるという。
CT検査でがんになる。手術や抗がん剤治療で免疫力が落ちる。転移がはやまる。放射線の掛けずぎで骨折する。うつ。ボケ、不眠、薬害で脳機能がが低下などに見舞われる。激やせして体調不良や感染症を招く。
痛み、しびれ、尿漏れ、脱毛などの後遺症、副作用に一生苦しむことになる。
がんを見つけ出そう、やっつけようとすると、しっぺ返しの様に起きる災難をひっくるめて、「がんの逆襲「と呼ぶことにしたと書いている。
手術が一番わかりやすいという。手術は「人工的な大ケガ」なのだという。言われてみれば確かにそのとおりである。
外科医たちは昔から「手術をするとがんが暴れる」と仲間内でひそひそと言い交わしてきたというのだ。
近藤医師は2022年3月13日に虚血性心不全で亡くなった。死ぬならがんがいいと本に書いていたががんではなかった。まだ若い73歳であった。大変に残念である。
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