「『嫌われる』岸田内閣」という記事
6日の朝日新聞に、「『嫌われる』岸田内閣」という記事が載った。サブタイトルは「『嫌われない』が一変 政策軒並み不評」とあった。
岸田政権発足直後45%の支持率だったが、昨年5月には59%まで上った。ところが大勝した7月の参院選挙後8月の支持率は47%に急落し、不支持率は10月以降5カ月連即で50%台を記録したという。岸田政権は「嫌われる」内閣になってしまったと書いている。
安倍元総理の国葬、世界平和統一家庭連合と政治家との関りをめぐる首相の対応、物価高に対する対応、少子化対策への取り組み・・・など支持しない割合が60%以上である。
この記事には残念ながら、故意にかどうか不明だが、防衛費大増額については全く触れていない。防衛費の増額や増税も反対が大多数であろうと思う。
岸田首相は「聞く力」を謳っていたが、それも色あせてしまったと指摘している。全くその通りで「聞く力」はどこかへ消えてしまった。
国会の審議での答弁も具体的なことは述べす適当にごまかし、野党との議論になっていない。
岸田政権が発足したときはこれまでの政権がやれなかったような政策をやるかも・・・と多少の期待もあったが、すぐになくなってしまった。
野党がしっかりしていればよいのだが、自民党に取って代わろうという気迫が見られない。それは小党が分立して協力してやろうとしないからだ。日本維新の会も国民民主党も自民党に色目を使っている。あわよくば与党になろうというくらいだ。
岸田政権が嫌われても自民党が力を失うことはないだろう。
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