天災と人災
トルコの大地震から1週間余が過ぎた。国連人道問題調整事務所によると、トルコでは6500棟以上の建物が倒壊し、シリアでは550棟以上が倒壊し、1570棟以上が深刻な被害を受けたと言われる。死者は両国で3万5000人を超えたが、さらに増えると予想されている。
テレビで地震で崩壊した街を見ると地震の怖さが伝わってくる。トルコやシリアの人たちの悲しみや辛さは想像を絶する。
この被害は天災である。天災は突然やって来る。日本も南海トラフなどの大地震がいつ起きてもおかしくないと言われている。トルコで起きたことは明日の日本で起きることかも知れないのだ。
しかし、いずれにせよ「天災」である。もちろんトルコで多くの建物が倒壊したのは弱い建築をした「人災」とも言われているが。
一方ウクライナでは、ロシアの勝手な攻撃によって多くの街が破壊され、一般市民が犠牲になっている。その酷さはトルコ地震にも匹敵するぐらいだ。しかし、ウクライナの破壊はまさに「人災」である。プーチンという魔性大統領の命令の下ウクライナ侵攻が始まり、もうすぐ1年になろうとしている。そして、ロシアはさらに大規模な攻撃をしようとしていると言われる。
ウクライナへのロシアの攻撃はプーチンが「止め」と言えば、すぐにでも終わることである。この「人災」には腹が立ってしょうがないが、どうしようもない。国連さえも無力である。
地震は天災だから止めようがないが、人災の戦争は止められるはずだが、プーチンのような悪魔に対しては無力を嘆くしかない。
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