爪の正しい切り方ーNHKトリセツショー
2日のNHK「トリセツショー」で爪の正しい切り方をやっていた。正しい切り方なんてあるのかと思いながら観た。
日本人の76%が指先より短く切る深爪だという。かくいう私も深爪である。爪が伸びて先の白い部分が1mmぐらいになるときになって爪を切ろうと思う。
専門家が正しいとする爪の長さは指先と同じ長さだそうだ。たまたま爪が伸びていたので見たら指先と同じ長さであった。
自分は切らなければと思っていたのだが、今が丁度良い長さだと知った。87年生きてきて初めて知ったことで非常に驚いた。
勤めていた頃は教師という仕事柄子どもたちに爪を切るように言い、いつも爪の検査をしていた。しかし、その爪の長さは深爪であり間違ったものであったことになる。知らないとはいえ子どもたちに大変申し訳ないことをしたと思う。
でも今でも全国の学校では深爪を基準にした爪の検査をしているのではないかと思う。深爪でいいのだと認知されているからだ。
指先と同じ長さにするメリットの①は、指先に力が入ること。爪の大きな役割は指先に力を入れやすくすることなのだ。番組では爪が指先まであるときと深爪のときとで野球投手の投球を比較した。すると球速や回転数に大きな違いが出た。深爪ではだめなことが分かった。
指先に力を込めることが多い人は、爪の長さを指先に合わせることが大事だ。
メリット②は、陥入爪を防ぐことだ。深爪の影響が最もあらわれる指は足の親指だという。歩行のたびに体重がかかるからだ。指先の肉の盛り上がりが常態化して爪が陥入しまうという。
先日足の指の爪を切ったが、親指は特に短く切った。これはいつもやってきたことである。高齢になって足の指の爪を切るのは大変難しく感じるようになった。短く切ろうとするからである。しかし、番組を観て最悪のやり方であったことがわかったので、これからは気を付けようと思う。指に合わせて短く切ればよいのだから楽になると思う。
爪を切るとき指先を見ながら同じ長さに切ることが大事だという。爪切りの端を使って少しずつ切っていくのだそうだ。
足の親指は指先に合わせて水平に切り、両端の角をやすりで少し滑らかにする。
メリットの③は、肌荒れ改善である。爪のもう1つの大きな役割は、指先の皮膚の保護。深爪だと指先が刺激にさらされ肌が荒れることがある。番組では、指先の荒れに悩む方4人に爪を適切に伸ばしてもらったところ、5週間後、全員の肌荒れ症状が大きく改善し喜んでいた。
爪は上から縦、横,縦の3層からできていることも初めて知った。それによって爪の強度が保たれているのだという。
おまけがあった。ネイルによって気分がよくなるというのだ。化粧品メーカーが行った最近の研究で、ネイルカラーの塗布の有無で、パソコン作業によるストレスを比較するというものである。特殊な機材で脳の内側前頭前野の血流量を測定し、ストレス状態を評価した。
結果、ネイルを塗布した場合、ストレスが大幅に軽減されることが示された。 高齢者福祉の現場でも、ネイルを施すことで、認知症患者に笑顔が増え、暴言などの問題行動が大幅に減る効果が報告されているそうだ。
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