眠りについてー②ー
我々は毎日夜になると眠たくなり床に入って睡眠をとる。この睡眠がネガティブ感情を自然に整えてくれるというのだ。特にレム睡眠には、不愉快な感情を和らげるはたらきがあるという研究結果があるそうだ。
「嫌なことは寝て忘れる」には科学的根拠があるという。よく寝る人は嫌なことを引きずらないというのは間違っていないが、寝れば寝るほど気持ちの整理がつくということではないという。眠りすぎは、逆にうつっぽくなることが知られているそうだ。
眠りが浅いか深いかというのは主観的で、睡眠の専門医でも、血圧や血糖値のように数値化することが難しいという。数値化できれば確かに分かりやすいと思うがそうはいかないようだ。
「不眠症」の人は、眠れないのではなくそれを気にしすぎているのだという。私の妻もなかなか寝付けないとかよく眠れないというが、布団にはいって10分もしないうちに寝入ったり、ずっとよく寝ていることがよくある。
眠れないからと言ってクリニックに行けば睡眠薬を処方されるだろう。でも睡眠薬に頼るのはよくない。
「昼間に元気に活動できていれば、夜の睡眠状態はあまり問題にしない」というのが、現在の睡眠医学における不眠症の基本スタンスだそうだ。
不眠症の治療では、こういうときはむしろムリにベッドにいないで、リビングなどで過ごし、眠くなったらベッドに戻るようにすすめているという。
知人の中には、夜中に目が覚めると深夜放送を聴くとか本を読むとかしている人たちがいる。私は昨日書いたようにじっとして自然に眠りが来るのを待っている。
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