2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 長生きも考え物だ | トップページ | グローバル年金指数を見て »

2023年1月12日 (木)

1円の節約は1円の稼ぎ

 ネットの記事で知ったことだが、ハーバード大でという異色のタレントであるお笑いタレントの「パックン」(パトリック・ハーラン)は、無駄遣いは大嫌いで、飛行機はエコノミー席で、ません。服は5年に一度買うだけで高級ブランドの服も買はないという。靴下は同じものを20足まとめ買いし、片方が破れても、もう片方が無駄にならないようにしているという。
 

 買い物も安いスーパーを選んだり、ひとつのものを長く使い続けたりして、コツコツと節約を続けているそうだ。
 

 タレントだけでなく、投資家として知られ、金融教育の講師として全国各地で講演会も行っているというから、パックンは収入は相当あるはずだ。
 

 それなのに節約生活をするのは、子どもの頃母と2人暮らしで、生活保護を受けるほどの極貧を経験したからだという。食費は1日300円程度、牛乳も飲んだことがないという。

 10歳から新聞配達のアルバイトを8年間して家計をたすけたという。勉強ができたので一念発起して、借金をしてハーバード大に入学したそうだ。

 パックンは「日本では節約を『ケチくさい』と考えている人が少なくありません。でも、アメリカの格言に『1セントの節約は1セントの稼ぎ』というものがあります。節約で余らせたお金も、れっきとした自分の財産です」と言っている。

 「1セントの節約は1セントの稼ぎ」というのは初めて知ったが、素晴らしい考え方だと感心した。

 私はスーパーで食品などを買うときなるべく割引のある日に買い物に行くとか、普通の日でも割引のあるものを買うようにしている。食品は賞味期限が近くなると安くなるが、賞味期限など気にしない。

 友人に「車は動けばよい」と言って、高い車が買えるのに安い車に乗っているとか「宿は寝られればいい」と言って安い部屋でも平気な人がいる。私も影響を受けて安い車、寝られれば良いの精神を学んでいる。パックンに通じるところがある。

 退職後は金を稼ぐことはできなくなったが、「1円の節約は1円の稼ぎ」と考えれば結構稼いでいることになると知った。今年は物価が大きく上がり、生活を圧迫する年になるが、この精神を大事にして乗り切りたい。

« 長生きも考え物だ | トップページ | グローバル年金指数を見て »

生き方」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 長生きも考え物だ | トップページ | グローバル年金指数を見て »