東京五輪の呆れた無駄遣い
22日の朝日新聞によると、東京五輪・パラリンピックの大会経費は会計検査院によると約1兆7千億円に上る。大会組織委員会の最終報告で公表された経費約1兆4千億円より、国の負担した「直接経費」が約2800億円多かったと結論付けた。しかし、関連経費も含めた額は何と約3兆6800億円にもなるという。
安倍元首相が立候補時点で示した大会経費は約7340億円であったから、桁はずての増加であった。
報道によると、「五輪の『無駄』続々」として、選手村の料理175トン廃棄、ボランティアなどのスタッフ弁当が30万食廃棄されたという。また、日本の魅力っ発信として産地表示も一切なく、大会終了後に日本語版ホームページで表示するというずさんさでああった。
東京五輪は161の国・地域から約4400人の選手が集まる4年に一度のイベントであるとはいえ、なんとも無計画な行き当たりばったりの運営であった。どうしてこんなことが許されるのであろうか。国会で徹底的に追及してもらいたいものだ。
札幌に冬季五輪を招致することも計画しているようだが、もう無駄遣いの五輪は招致しなくてよい。それだけの金を国民の生活に反映するように使うべきだ。
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