不定愁訴と脳の階段
不定愁訴というのがある。倦怠感、頭痛、微熱感、不眠などの何となく体調が悪いとの自覚症状があるものだ。でも、検査をしても原因となる病気がわからない状態をいうそうだ。
不定愁訴には、熱感、ほてり、動悸、息切れ、頭痛、のぼせ、悪心、恐怖感、憂鬱、蟻走感、判断力不良、そうよう感、記憶力不良、知覚過敏、痺れ感、肩こり、筋肉痛、関節痛、発汗、過敏膀胱、便秘、下痢、疲労感、不眠、耳鳴り、頭重感、・・・さまざまなものがあるようだ。
こういうものが日常継続的にあるのを言うのだと思う。頭痛とか倦怠感でも風邪や疲れで単発的に起きることがある。その場合は治るから不定愁訴ではない。
私にずっとあるのが耳鳴りだが、これは昔中国の寒山寺に行ったとき、私の耳元でいきなり鐘をならされたのが原因である。以来耳の中は小さな音が消えない。それ以外は記憶力は確かに加齢とともに衰えてきている。
不定愁訴は何かの病気につながるサインだから気を付けることだ。
脳の階段という話を聞いた。この階段は下には下がれるが、上には2度と戻れない。どの段で気をつけるか?
最上階段が 普通の状態
次の階段が 物忘れ、人の名が思い出せない
3段目の階段 置き忘れ、しまい忘れ
4段目の階段 同じものを買う、同じことを言う、最近のことは忘れ、昔のことは覚えている
5段目の階段 体に症状が出る(鳥肌、段差につまづく)☚初期認知症
6段目の階段 不定愁訴、自律神経失調症
7段目の階段 耳鳴り、しびれ、冷え、不眠、血圧、血糖値、筋肉痛、消火器、中途覚醒、頭痛、瞼の痙攣
8段目の階段 臓器不全、認知症
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