2台のピアノによる演奏会
昭和男爵コーラスのピアニスト冨田美世先生の紹介で、「わたくしの思い出」というピアノコンサートに行ってきた。名古屋音楽大学のピアノ科講師をしていた藤野真実氏の教え子のピアニストが主な出演者であった。
20日の午後2時開演で、伏見のザ・コンサートホールであった。珍しく2台のピアノによる演奏が主体のコンサートは初めてであった。観客には子連れの人も多くいたが、ホールの8割ぐらいの入りであった。
プログラムは、オープニングが藤野さんの挨拶とソプラノ杉野加奈さんのアメージンググレイスの独唱であった。伴奏は藤野さん。
1番 ヴェルディ:歌劇「椿姫」より、「ああ そはかの人か~花から花へ ソプラノ 杉野加奈、ピアノ 藤野真実
2番、「2台ピアノDuo」 宮内弘美 冨田美世
モーツアルト 2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448より 第一楽章/
第三楽章
3番「2台ピアノDuo」 上田百合恵 片岡知絵
ラフマニノフ 組曲 第2番 Op17より
第3曲ロマンス/第4曲タランテラ
4番、「2台ピアノDuo」長谷川裕美 青木昭子
P.Iチャイコフスキー 組曲「くるみ割り人形」、作品71aより抜粋
1.小序曲
2.a.行進曲/b。金平糖の踊り、/c。トレパーク
3。花のワルツ
5番 、「2台ピアノDuo」藤本真美 磯谷治代
C。ドビッシー 白と黒で
第1曲 名指揮者S。クーセヴィツキ―への献呈「激しく」
第2曲 戦争により死したジャック・シャルロ中尉に捧ぐ「ゆるやかに、
暗く」
第3曲 ストラヴィンスキーへの献呈「スケルツアンド」
追悼演奏 「独奏Trunpet] 石井真 ピアノ藤本真実
M.ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
第一ピアノと第2ピアノが互いに会話するように演奏され、ピアノは小さなオーケストラ言われるが、2台による演奏は会場に響きわたり、オーケストラであった。
この演奏会は藤野さんのお母さんの島田星子さんを偲ぶものであったようで、ステージには島田さんの写真と花が飾られていた。島田さんは生前星苑会ピアノコンサトを主宰しておられたそうで、ザ・コンサートホールでもよく開かれたそうだ。
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