笑点、円楽の後釜を早く!
日テレの人気長寿番組「笑点」、どちらかというと高齢者に支えられているようだが、高齢者には面白い、笑える番組だと思う。
先日、NHK新人演芸大賞があったので見たが、審査員が皆面白いと絶賛していたが、私には全然面白くなかった。漫才やコントは身体を動かしたり、奇抜なことをやって笑いを取ろうとしていたがサッパリ笑えなかった。そこへ行くと、笑点は言葉の面白さで笑いをとろうとしているのでよい。私は火曜日の「笑点なつかし版」と水曜日の「笑点特大版」を録画して見ているくらいだ。
その笑点は今病気で急逝した円楽の後を誰にするかが「焦点」となっている。円楽が休んでいた間は上方落語からも助っ人を呼んで穴を埋めていたが、円楽が亡くなってしまったので、その後釜をどうするかで揉めているらしい。
円楽の所属していた円楽一門会には人材がいないようだ。落語芸術協会から柳亭小痴楽、春風亭昇昇の名があがっているが、芸術協会が4人になるので思案しているようだ。
もう一人、落語協会の春風亭一之輔の名があがっている。チケットが取れない落語家だといわれる。先だって円楽の代役で出ていた。
いずれにせよ円楽亡き後早く後釜を決めて欲しい。いつまでも臨時代役を呼んでいては腰が据わらない。
6代目円楽が72歳の若さで亡くなったのは本当に惜しい。腹黒と言われるキャラクターで演じていたが、時事風刺が効いていた。本当は友人のいない腹黒ではなく、友人が多く、気のまわる人で笑点の柱であったようだ。
笑点はもっと続いてほしいので、800人もいる落語家から、円楽に負けない落語家を探して盛り上げた欲しい。
« 歳を取るとは未知の山登りに似たり | トップページ | 鳥や猫はどうやって時刻を覚えているのか »
「エンターテイメント」カテゴリの記事
- 笑点、円楽の後釜を早く!(2022.11.03)
- 面白くない今のお笑い(2021.11.30)
- M1-20優勝者のパフォーマンスは漫才ではない(2020.12.24)
- 面白かったM1グランプリ2019(2019.12.27)
- シルクドソレイユキュリオス2019を観た(2019.01.02)
コメント