五輪に泥を塗った汚職
東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件は大会組織委員会の高橋治之元理事にからむもので、高橋は4回目の起訴をされた。これで捜査は終了したという。
関係したのは紳士服大手のAOKI,出版大手のKADOKAWA,広告の大広、広告のADk、ぬいぐるみのサン・アローの5ルートであった。総額で2億円にもなるという。高橋は電通の元専務で、電通側にその都度はたらきかけたという。
大金を払ってでも受注すれば大きな利益が見込まれるということで贈賄をしたのであろう。組織委員会の理事の中で高橋が一番力があるとみこまれたのだろうが、実際その通りの結果となった。
それにしても、高橋はどうしてあちこちから金を受け取って口をきいたのだろう。バレないと思っていたのか、強欲なのか。
五輪については常に金の問題がついてまわる。巨大な利権がからんでいるからだ。東京五輪が贈収賄で汚されてしまったのは残念である。
今回の事件は冬の五輪招致を目指す札幌にも影響しそうだ。サッポロでもまた金銭問題の不詳が起きると指摘する人もいる。
五輪は巨大化してIOCの幹部は五輪貴族と呼ばれて久しい。そんな風土の中から高橋のような金亡者が出たのも当然のことかも知れない。
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