世界人口が80億!!
16日の朝日新聞に「世界人口80億人に」と出ていた。11月15日に世界の総人口が、国連の推計で80億人に達したという。
1500年頃から世界人口は少しずつ増え、18世紀半ばから始まった産業革命ごろから急速に増加している。終戦から5年経った1950年には25億人であった。高校生の頃の話だ。
1987年には倍の50億人になった。そのころ世界の人口は50億と教えていたのを思い出す。50億でも大変な人口だと感じていた。
11年経った20世紀末の1998年には60億人になった。21世紀に入ってい2011年には70億に増加した。70万人に増加したときは凄い人口だと思った。人類は地球で生活できるのだろうかと心配であった。
そして11年、とうとう80億人に達した。世界では食料問題、水問題、環境汚染など様々な問題がある中で人類は史上最高人口になった。予測では2030年には85億人になり、2050年には実に98億人になると予測されている。
14億人で世界一の中国だが、来年にもインドに抜かれるという。アジアとアフリカで増加の9割を占めるという。世界11位の日本は人口減少が言われている。減少は日本だけでなく、東ヨーロッパ17カ国では人口が減り続けているそうだ。
人口増加は経済成長を加速する効果が期待される反面、国連人口基金は、貧困を招く可能性を指摘する。食糧不足は飢餓や栄養失調を引き起こす。ユニセフはそれが現実になっている国への援助を訴えている。
気候変動への影響も懸念されている。人が増えれば,物の消費や、化石燃料の使用などによる温室効果ガスの排出量も増え、環境負荷が大きくなると指摘されているが、素人でも想像できることである。
グテーレス国連事務総長は「持てる者と持たざる者の間に横たわる大きな隔たりを埋めない限り、80億人の世界は、緊張と不信、危機と対立で溢れることになる」と警告している。
ロシアのような国が現れれば核がなくても人類は破滅に向かうであろう。
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