岸田首相は宗教団体の高額献金問題をやれるのだろうか
YAHOOニュースを見ていたら、「創価学会、高額献金の実態を長井秀和が告発 『仏壇に2千万円』『脱会すると信者から“呪詛の言葉”』」という記事があった。元創価学会員のお笑い芸人長井秀和が週刊新潮のインタビューに答えた語ったもののようだ。
宗教団体への高額献金を規制する必要性が叫ばれている。統一教会騒動でクローズアップされた宗教2世や高額献金、政治と宗教の問題は、創価学会にとっても人ごとではないはずだ。統一教会の被害者救済を巡り、現在、国会では高額献金を規制する新法の是非が議論されているが、これに対する公明党の歯切れの悪さも長井氏の話を聞けばうなずける。
岸田首相は高額献金問題に真剣に取り組むと言っているが、果たしてどこまでやれるか疑問である。なぜなら自民党は創価学会をベースとする公明党と与党を組んでいるからである。公明党が嫌がるようなことは絶対にできないはずだ。長井が語るところによると、「学会で献金を表す『財務』もそうです。今年もその季節となりましたが、毎年11月下旬から全国一斉に振り込みが行われ、集まる金額は1千億円以上とも。」
創価学会も統一教会に負けず劣らずの献金をさせているようだが、献金とは言わず「財務」と言っているのだ。
長井は次のように述べている。「かつて池田氏は“他の新興宗教と違って寄付や献金はやらない”と明言していたはずなんです。それが、1972年に大石寺に正本堂を建立するための寄付を募ったことをきっかけに、毎年の恒例行事となってしまった。正本堂建立の際は、数日で300億円以上が集まったといいますから、献金のうまみに味をしめてしまったのでしょう。
学会側が明言することはありませんが、財務の額はおおむね収入の1割が目安といわれています。」
収入の1割も財務という名の献金をさせられるというのは大変なことだ。長井は「収入が低ければ低いほど、当然、負担は大きくなる。うちの両親でもすでに総額で数千万円の寄付をしていると思いますよ。それだけでなく、例えば高額な学会専用の仏壇を3基も購入していて、仏壇関連だけで約2千万円。統一教会の“100万円の壺”なんて安すぎて、多くの学会員はピンとこないんじゃないでしょうか。」と語っている。
柴田理恵とか久本雅美、石原さとみ、氷川きよしなどいっぱいいる有名タレントも1割収めているのだろうか。
統一教会と違って政権与党になっている創価学会は頭がいいとしか言いようがない。
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