オタク用語辞典
27日の朝日新聞に「『オタク』用語 深い世界へようこそ」という記事があった。読んでみると、名古屋短期大学の学生たちが、特定の趣味にのめり込む「オタク」が使う言葉を集めた「オタク用語辞典」を作ったという。
辞典の名は「大限界」で日本の近代用語辞典「大言海」をもじったものだという。129ページにわたってなんと821語も収録してあるそうだ。この辞典は大学祭でh何倍され初版70部が即日完売であったそうだ。
日常的に使っていたり、ネットでよく見かけたりするオタク用語を収集し、国語辞典で本来の一実を調べた上で、オタクが使うときの定義を考え、分かりやすいよう、用例もつけたという。
私は若い人との接触がなく、ゲームやアニメなどのオタクと言われる人とも付き合いがないのでどんな言葉がるあるのか知らない。
この記事に例として出ていた、「推し」は最近テレビで取り上げられたので知ったが、「尊い」→「推し」への最上級の賛辞は知らない。
「リアコ」リアルに恋している」「リアルな恋人」の略。も知らない。
「同ペン」→誰かと同じ人のファンであること。ペンは韓国語でファンの意味だそうだ。ペンというと筆記用具だと思って
しまった。最近はBTSなど韓流アーティストやアイドル人気を反映して韓国語を組み合わせた用語もうまれて
いるという。
NHKの番組に「○○沼」というのがあるが、ネットで調べたら、■沼…ゲームやアニメなどの作品にどっぷり”ハマって”しまう様子を「(底なし)沼」に例えて。作品やキャラを好きになる=「沼にハマる」「沼落ち」とあった。NHKでもオタク言葉を使っているのだ。
ところで「オタク」だが、ネットによると、「ある意味”広義的”な言葉です。語源は1980年代初期の秋葉原やイベント会場で、アニメやマンガ好きの人が相手に対して『お宅は~』を多用していたためだと言われています。そのため、以前はアニメやマンガ好きな人などを『オタク』に分類していましたが、いつしか『鉄道オタク』や『アイドルオタク』のように裾野が広がり、今では”特定のものごとに熱狂的する人”を「オタク」と呼ぶようになりました。」とあった。
「お宅」は私もよく使う「あなた」に代わる用語である。それからできたものとは知らなかった。
昔もオタク言葉はあったのかもしれないが、思い出せない。近年になってオタク言葉が広がったのはネットがあるからであろう。そういえばアマチュア無線の世界には独特の用語があった。
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