温水洗浄便座の使用調査記事
5日の朝日新聞beの「読者とつくる」欄で「トイレの洗浄機能を使っていますか?」というアンケート調査記事があった。TOTOが温水洗浄便座を売り出したのは1980年だという。
私はその頃痔の手術で肛門科に入院した。その病院では温水洗浄便座を使っていたのでとてもいいと思い退院したらすぐにイナックスの洗浄便座を設置した。まだ世間ではほとんど使われていない頃であった。
排便後温水で尻を洗浄するのはとても気持ちがよい。洗浄したらトイレットペーパーで抑えて水けをとるだけである。
イナックスの温水洗浄便座が壊れた後はTOTOの製品に換えた。でも、TOTO製品は意外にも早く壊れたのでその後はパナソニックの温水洗浄便座にした。温水洗浄便座は壊れやすい。パナソニックの製品も壊れたが直してもらって使っている。
温水洗浄便座の普及率は80%だそうで、調査の結果も使っているが80%、使っていないが20%である。
使わない理由は、紙で十分きれいになる、衛生面で不安、紙の方が使いやすい、何となく気持ちが悪い、水はねでトイレが汚れるのじゅんであった。
1回で使う時間は、1分超 2%、 1分 4%、 30秒 11%、 15秒 18%、10秒 51%であった。
私も10秒ちょっとである。肛門科では15秒以下にするようにと言っている。
外出した時温水洗浄便座があるとホッとする。ボランチアで行っている国際プラザのトイレにはないので困っている。
ウオーキングの途中で公園のトイレに入ったことがあるが、和式なので困った。立ち上がろうとしても立ち上がれないのである。水道間につかまってやっとのことで立ち上がった。
私はデパートなどの温水洗浄便座でも平気で使うが、調査では何となく気持ちが悪い、衛生面で不安という理由で使わないという人が23%もある。記事によるとノズルが清潔の管理できないのは使わないほうがよいという。
日本では80%も普及している温水洗浄便座だが外国では普及が遅いようだ。どうしてだろうか。ネットで調べたら次のような理由であった。
海外での普及率はアメリカで10%未満(2020年時点)、中国ではわずか5%未満(2019時点)、と言われており、先駆者でもあるTOTOが30年以上前に海外での販売を開始しているにも関わらず、未だ一般家庭には普及していないという。
東南アジア諸国において調査した結果、
① トイレに電源がない。海外ではトイレに電源がない国が多くを占め、日本と比
較すると使用できる場所が圧倒的に少ない点が最大の要因だと考えられる。
また、国によって電圧が異なるや、電気の供給も不安定なことも影響してい
る。
② 硬水の国が多いのでモーター部分に石灰や小石が詰まり2〜3年で故障してしま
う。
③ 価格が高いことや、使い方が悪いので壊れやすい。
日本に旅行できた外国人が温水洗浄便座トイレに感激したという話をテレビで見たことがある。外国人だっていいと思うのだ。
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