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2022年11月

2022年11月30日 (水)

オタク用語辞典

 27日の朝日新聞に「『オタク』用語 深い世界へようこそ」という記事があった。読んでみると、名古屋短期大学の学生たちが、特定の趣味にのめり込む「オタク」が使う言葉を集めた「オタク用語辞典」を作ったという。

 辞典の名は「大限界」で日本の近代用語辞典「大言海」をもじったものだという。129ページにわたってなんと821語も収録してあるそうだ。この辞典は大学祭でh何倍され初版70部が即日完売であったそうだ。

 日常的に使っていたり、ネットでよく見かけたりするオタク用語を収集し、国語辞典で本来の一実を調べた上で、オタクが使うときの定義を考え、分かりやすいよう、用例もつけたという。

 私は若い人との接触がなく、ゲームやアニメなどのオタクと言われる人とも付き合いがないのでどんな言葉がるあるのか知らない。

 この記事に例として出ていた、「推し」は最近テレビで取り上げられたので知ったが、「尊い」→「推し」への最上級の賛辞は知らない。

 「リアコ」リアルに恋している」「リアルな恋人」の略。も知らない。

 「同ペン」→誰かと同じ人のファンであること。ペンは韓国語でファンの意味だそうだ。ペンというと筆記用具だと思って

       しまった。最近はBTSなど韓流アーティストやアイドル人気を反映して韓国語を組み合わせた用語もうまれて

       いるという。
 

 NHKの番組に「○○沼」というのがあるが、ネットで調べたら、■沼…ゲームやアニメなどの作品にどっぷり”ハマって”しまう様子を「(底なし)沼」に例えて。作品やキャラを好きになる=「沼にハマる」「沼落ち」とあった。NHKでもオタク言葉を使っているのだ。
 

 ところで「オタク」だが、ネットによると、「ある意味”広義的”な言葉です。語源は1980年代初期の秋葉原やイベント会場で、アニメやマンガ好きの人が相手に対して『お宅は~』を多用していたためだと言われています。そのため、以前はアニメやマンガ好きな人などを『オタク』に分類していましたが、いつしか『鉄道オタク』や『アイドルオタク』のように裾野が広がり、今では”特定のものごとに熱狂的する人”を「オタク」と呼ぶようになりました。」とあった。

「お宅」は私もよく使う「あなた」に代わる用語である。それからできたものとは知らなかった。

 昔もオタク言葉はあったのかもしれないが、思い出せない。近年になってオタク言葉が広がったのはネットがあるからであろう。そういえばアマチュア無線の世界には独特の用語があった。

 

2022年11月29日 (火)

対コスタリカ戦よもやの負け

 第22回サッカーワールドカップ、カタール大会で、一次リーグE組の日本はコスタリカによもやの負けを喫してしまった。しかも、得点できずの0ー1であった。

 対ドイツ戦は夜遅かったので、たまたま目が覚めたアディショナルタイムの7分だけ観ただけであったが、対コスタリカ戦は試合開始が午後7時であったので全部を観ることができた。

 ドイツに2ー0で勝った時は日本中が熱狂した。その様子はテレビで詳しく放映された。テレビはドイツ戦関係の特番ばかり続いた。まるで日本チームが優勝したかのような騒ぎであった。

 私も含めて日本中の人は誰もがコスタリカにも勝つと信じていただろうと思う。世界のメディアもドイツ戦の日本の勝利を褒めたし、森保監督を世界一賢い監督だと褒めたイギリスのメディアもあった。

 日本はこれまでのコスタリカとの試合で3勝0敗であったのは知らなかったが、日本は世界ランキング24位、コスタリカは31位ということで負けるとは思えなかった。

 前半戦は双方とも得点できず後半戦に入ったが、前半戦も後半戦も日本はボールを支配する時間が長いと素人ながら思って観ていた。

 それなのにコスタリカに後半36分、先制点を奪われてしまい、その後日本にも得点チャンスがあったが得点できず終わってしまった。日本のシュート数は14本、コスタリカは4本でたった1本の枠内シュートでやられてしまったのだ。

 森保監督は「相手は勝ちに来る。その思惑を止めながら、攻めに出る」と選手たちに話していたそうだが、コスタリカはスペイン戦で7点もとられて7-0で、負けているので、勝つという意気込みが違ったように見えた。日本選手に体でぶつかって来るのをよく見たし、ファウル数も多かった。

 ドイツ対スペインは1-1の引き分けであったし、ドイツはコスタリカに負けまいと戦うであろう。日本はとにかくスペインに勝つしかない。2日のスペイン戦は早朝4時なので観ることができる。どうなるか楽しみである。

 

2022年11月28日 (月)

日本語教室2学期終わり

 11月26日は愛知県国際プラザ日本語教室土曜日午前の部の最後の日であった。コロナが無ければいつもは12月に終わっていたのだが、コロナで早く終わるのは已むをえない。

 私が指導した学習者はフィリピン人とベトナム人の男性2人であった。二人とも日本語検定試験のN3を受けたいということであった。二人ともとても真面目で熱心に学習したので、こちらとしてもやりがいがあった。2人とも遠くから電車できていたが私より早く教室に来ていた。

 ベトナム人の学習者がN3の文法のテキストを持っていて、それをやってほしと言い、もう一人もいいといったのでそのテキストを使った。


 最終日は授業を12時に終えると、その後学習者とボランティアでティーパーティをした。最初に私がマジックを披露した。

 シルクをロープから外すマジックや3枚のカードでクリスマス用のマジック、9枚の紙に果物の名を書いてもらってその中で一番好きなものを当てるというマジック、3枚のカードのうち1枚が別のカードに変わるマジック、バナナを使って同じ長さの2本のバナナが長くなったり短くなったりするマジック、これはタネ明しをした。

 もう一つはカレンダーの9つの日を正方形で囲みその合計を計算してもらう。その答えを当てるというマジックでこれはとてもいいマジックなので種明かしをしてあげたら喜んでいた。

 その後みんなで「他己紹介」というゲームをした。よい日本語の勉強にもなったようだ。

2022年11月27日 (日)

サッカー後のスタジアム掃除とロッカールームをきれいに使った選手

 25日の羽鳥モーニングショーを見ていたら、日本のサッカーサポーターたちが、青いゴミ集めの袋を持って競技場スタンドのゴミを集めている様子が映された。そうして現地のボランティアたちから感謝をされている様子もあった。

 サポーターのゴミ集めはツイッターで投稿され、それを見た人たちや海外もメディアから称賛の声が出ているという。カタールからも表彰されたそうだ。

 また、日本選手のロッカールームがきれいに清掃され、折り鶴と「ありがとう」のことばを載せた紙が置かれていた。

 FIFAの公式ツイッターが24日の投稿で紹介したものでは、「ドイツに歴史的な勝利を収めた後、日本のサポーターはスタジアムのゴミ片づけ、@jafa.samuraiblueは、このようにハリファ国際スタジアムの更衣室を後にしました。ピカピカ。Domo Arigato」

 ところが元東京都知事の外添氏はこの報道を一面的だと疑問を呈した。「身分制社会などでは、分業が徹底しており、観客が掃除まですると、清掃を業としている人が失業してしまう」「文化や社会構成の違いから来る価値観の相違にも注意したい。日本文明だけが世界ではない」と指摘したという。

 また、バカラで巨額の借金をした事件の大王製紙元会長の井川氏は「ただの自己満足」とツイートしたという。

 私は「立つ鳥跡を濁さず」という言葉があるが、日本の良い伝統の作法だと思う。世界でも称賛されているし誇らしいことである。

2022年11月26日 (土)

岸田首相は宗教団体の高額献金問題をやれるのだろうか

 YAHOOニュースを見ていたら、「創価学会、高額献金の実態を長井秀和が告発 『仏壇に2千万円』『脱会すると信者から“呪詛の言葉”』」という記事があった。元創価学会員のお笑い芸人長井秀和が週刊新潮のインタビューに答えた語ったもののようだ。

 宗教団体への高額献金を規制する必要性が叫ばれている。統一教会騒動でクローズアップされた宗教2世や高額献金、政治と宗教の問題は、創価学会にとっても人ごとではないはずだ。統一教会の被害者救済を巡り、現在、国会では高額献金を規制する新法の是非が議論されているが、これに対する公明党の歯切れの悪さも長井氏の話を聞けばうなずける。

 岸田首相は高額献金問題に真剣に取り組むと言っているが、果たしてどこまでやれるか疑問である。なぜなら自民党は創価学会をベースとする公明党と与党を組んでいるからである。公明党が嫌がるようなことは絶対にできないはずだ。長井が語るところによると、「学会で献金を表す『財務』もそうです。今年もその季節となりましたが、毎年11月下旬から全国一斉に振り込みが行われ、集まる金額は1千億円以上とも。」

 創価学会も統一教会に負けず劣らずの献金をさせているようだが、献金とは言わず「財務」と言っているのだ。

 長井は次のように述べている。「かつて池田氏は“他の新興宗教と違って寄付や献金はやらない”と明言していたはずなんです。それが、1972年に大石寺に正本堂を建立するための寄付を募ったことをきっかけに、毎年の恒例行事となってしまった。正本堂建立の際は、数日で300億円以上が集まったといいますから、献金のうまみに味をしめてしまったのでしょう。

 学会側が明言することはありませんが、財務の額はおおむね収入の1割が目安といわれています。」

 収入の1割も財務という名の献金をさせられるというのは大変なことだ。長井は「収入が低ければ低いほど、当然、負担は大きくなる。うちの両親でもすでに総額で数千万円の寄付をしていると思いますよ。それだけでなく、例えば高額な学会専用の仏壇を3基も購入していて、仏壇関連だけで約2千万円。統一教会の“100万円の壺”なんて安すぎて、多くの学会員はピンとこないんじゃないでしょうか。」と語っている。

 柴田理恵とか久本雅美、石原さとみ、氷川きよしなどいっぱいいる有名タレントも1割収めているのだろうか。

 統一教会と違って政権与党になっている創価学会は頭がいいとしか言いようがない。

 

 

 

2022年11月25日 (金)

インフルエンザワクチンを接種した

 今年の冬は新型コロナとインフルエンザが同時流行する恐れがあるという。それでワクチンの接種が推奨されている。

 名古屋市はインフルエンザの予防接種を65歳以上の高齢者には無料だと聞いたので、いつも行く医院に尋ねたら無料だと言い、予約なしでいつでも接種できると言った。名古屋市は12月上旬までに接種することを推奨している。体調のよいうちにと思いすぐに医院に行った。

 体調や現在かかっている病気や過去の接種時のことなどのアンケートを書いた。接種する前に血圧を計ったり、簡単な診察があった。左手上腕のところに接種してもらった。チクリとしただけであった。

 コロナのワクチンの時はしばらく様子を見たがインフルエンザのワクチンはすぐに帰宅できた。その日の入浴もOKだと言った。

 医者が何か質問はないかと言ったので、新型コロナワクチンの5回目は接種しないといけないのか尋ねた。知人のOさんの医者は接種は必要ないと言ったと聞いていたし、娘は5回目は接種しないようにと言っていたからだ。

 医者は接種したければやればよい。したくなければやらなくてよいと言った。新型コロナワクチンの接種には予約が必要だと言った。

 5回目の接種券がだいぶ前に来ているが接種するかどうか迷っている。とりあえずインフルエンザはすませたということだ。ワクチン接種後1日以上経ったが、打ったところの痛みもないし体調に変化もない。本当に打ったのかと思うぐらいだ。

2022年11月24日 (木)

任命責任って何?

 岸田内閣で10月24日に山際経済再生相、11月11日に葉梨法相、そして今回は寺田総務相と1か月以内に3人の大臣が更迭された。これは異例の事態である。

 21日の衆院本会議で、岸田首相は「国会開会中に閣僚が辞任する事態となったことは誠に遺憾であり、私自身、任命責任を重く受け止めている」と釈明した。

 「任命責任を重く受け止めている」と述べたが、これは具体的には何を意味するのが私には理解できない。どのように責任をとるというのであろうか。ただ口でしゃべってそれでおしまいというのなら子どもでもできる。共産党の高橋議員が言ったように「内閣総辞職」をするというのなら話はわかる。

 首相は「政策に遅滞が生じないよう、国政の運営にしっかりと取り組む」と述べたが、それは当たり前のことで任命責任をとることにはならない。

 朝日新聞には「岸田おろし」高まらずとあった。その理由は、

 ①次の選挙まで長い黄金期間がある。

 ②「ポスト岸田」の不在。
 

 安倍派がまとまりがない、萩田政調会長など統一教会とかかわった議員が多い、を挙げている。
 

 岸田政権がだらだらとして政権運営を続け、内閣支持率が落ちているが、野党が全体としても与党より数が少ないことや、小会派にわかれ、維新や国民民主、NHK党、参政党のように与党寄りの会派もあることから、与党に対峙できないことでノホホンとしておられるのだ。

 

 

 

 

2022年11月23日 (水)

2台のピアノによる演奏会

 昭和男爵コーラスのピアニスト冨田美世先生の紹介で、「わたくしの思い出」というピアノコンサートに行ってきた。名古屋音楽大学のピアノ科講師をしていた藤野真実氏の教え子のピアニストが主な出演者であった。

 20日の午後2時開演で、伏見のザ・コンサートホールであった。珍しく2台のピアノによる演奏が主体のコンサートは初めてであった。観客には子連れの人も多くいたが、ホールの8割ぐらいの入りであった。

プログラムは、オープニングが藤野さんの挨拶とソプラノ杉野加奈さんのアメージンググレイスの独唱であった。伴奏は藤野さん。

1番 ヴェルディ:歌劇「椿姫」より、「ああ そはかの人か~花から花へ ソプラノ 杉野加奈、ピアノ 藤野真実

2番、「2台ピアノDuo」 宮内弘美  冨田美世
  モーツアルト 2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448より 第一楽章/
  第三楽章

3番「2台ピアノDuo」 上田百合恵  片岡知絵
  ラフマニノフ 組曲 第2番 Op17より
  第3曲ロマンス/第4曲タランテラ

4番、「2台ピアノDuo」長谷川裕美  青木昭子
  P.Iチャイコフスキー 組曲「くるみ割り人形」、作品71aより抜粋
      1.小序曲
      2.a.行進曲/b。金平糖の踊り、/c。トレパーク
      3。花のワルツ

5番 、「2台ピアノDuo」藤本真美  磯谷治代
   C。ドビッシー 白と黒で
     第1曲 名指揮者S。クーセヴィツキ―への献呈「激しく」
     第2曲 戦争により死したジャック・シャルロ中尉に捧ぐ「ゆるやかに、   
         暗く」     
     第3曲 ストラヴィンスキーへの献呈「スケルツアンド」

追悼演奏 「独奏Trunpet] 石井真  ピアノ藤本真実
     M.ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ

 

 第一ピアノと第2ピアノが互いに会話するように演奏され、ピアノは小さなオーケストラ言われるが、2台による演奏は会場に響きわたり、オーケストラであった。

 

 この演奏会は藤野さんのお母さんの島田星子さんを偲ぶものであったようで、ステージには島田さんの写真と花が飾られていた。島田さんは生前星苑会ピアノコンサトを主宰しておられたそうで、ザ・コンサートホールでもよく開かれたそうだ。
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2022年11月22日 (火)

甘い柿シャーベット

 ネットニュースを見ていたら、柿のおいしい食べ方という記事があった。読んでみると、この前ブログで取り上げたキウイと同じやり方であった。

 キウイの時もそうであったが、柿も冷凍して解凍してシャーベットにして食べるというものであった。

 試してみたらキウイと同じであった。柿を丸ごと冷凍して、食べる1時間ぐらい前に冷凍庫から出して置く。すると柿の表面に霜がつき白くなる。そのまま放置しておくと霜が取れて来る。霜が全部無くなった頃に柿は柔らかくなっている。へたの部分をナイフで切り取る。そして小さじですくって食べるとシャーベット状になっている。

 キウイのときもそうであったが、柿も冷凍すると甘くなる。細胞が壊れて甘くなるのだとキウイのときNHKトリセツショーで言っていた。

 柿は今がピークシーズンである。試してみるとよいだろう。

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2022年11月21日 (月)

オオセンチコガネ

 18日の探偵ナイトスクープで昆虫の大好きな4歳の幼児が出ていた。東京に住む青松楽という子でオオセンチコガネというコガネムシが欲しくてたまらないという。オオセンチコガネは「動く宝石」といわれているそうだ。

 それで探偵ナイトスクープはその子のために生物ハンターの中岡さんという専門家を頼んで、オオセンチコガネを取りに行った。

 関東はほとんど赤のオオセンチコガネだそうで、関西には3色のコガネがいるというのでまず兵庫県に行った。

 オオセンチコガネは糞に集まるということで、中岡さんは牛糞をいっぱい用意して来た。ものすごく臭いのだがそれがよいのだという。

 袋の口を開けたら40秒ぐらいで赤色のオオセンチが来た。30匹ぐらい捕まえて、次は違う色のコガネがいるという奈良県に行った。そこで緑色のコガネをたくさん取った。最後は京都へ行って藍色のコガネをたくさん取った。楽君は大喜びであった。

 私はウオーキングの時コガネムシを見かけることがあるが、これまできれいだなと思う程度で気にもとめなかった。今思うとオオセンチコガネもあったように思う。これからはコガネムシを見つけたらよく見てみようと思う。

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         赤色オオセンチコガネ

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          みどりオオセンチコガネ

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         るりオオセンチコガネ

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        オオセンチコガネ

 

 

2022年11月20日 (日)

「タイパ」ということ

 18日のNHKおはよう日本で「タイパ」という言葉を取り上げていた。タイパというのはコストパフォーマンスのことをコスパというように、タイムパフォーマンスを短縮形にしたものだという。

 最近の若い人たちの間で流行っているのが、映画や動画や録画などを速い速度で再生して観ることだという。もちろん録音したものも同様である。

 だいたい2倍速で見るらしいが、一番良い速度は1.75倍だと言っていた。言葉か聞き取りやすいのだそうだ。1.75倍という速度にどうやってやるのかと思った。

 2倍速で見たり聞いたりすれば時間が半分で済むわけで、確かにタイムパフォーマンスはよくなる。学校の授業を録音したものもタイパで聞くのだという。

 昔は録音や録画ができなかったから、もっぱらノートに書きとって復習していた。大変な労力であった。今はスマホで簡単に録画したり録音できるし禁止されていても隠してやることもできる。

 ノートの貸し借りと違って、友人と貸し借りをするにも簡単にできる。まさにタイパである。

 私は録画や録音を倍速で観たり聞いたりしたことがないが、倍速で観たり聞いたりして楽しいのであろうか。番組では友達との話題についていくのに、観たり聞いたりしておかなければならないものが多いので、速い速度で再生するのだとも言っていた。

 DJも倍速でやることがあるのだとか。タイパという新造語ができるくらい世の中は変わってきていると知った。

2022年11月19日 (土)

フルロナ?!

 17日の羽鳥モーニングショーで新型コロナのワクチンを取り上げていたが、その中で「フルロナ」という用語が出てきて驚いた。インフルエンザの「フル」の部分とコロナの「ロナ」の部分をくっつけて作った造語である。一体誰が作ったのか?パッと聞いただけでは分からないだろう。

 今年の冬には新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行が懸念されている。厚生労働省は、新型コロナウイルスとインフルエンザの感染者数が、今冬のピーク時には1日あたり75万人になるとの試算を発表している。内訳はコロナが45万人、インフルエンザが30万人という。

 それで1人の人がこの2種類のウイルスに同時感染する「フルロナ」への警戒感が強まっているのだ。

 英国エディンバラ大学などの研究チームによると、去年12月までに新型コロナに感染した人約7000人を調べたら、インフルエンザにも同時感染した人が約200人いたという。

 新型コロナとインフルエンザ同時感染の人は、新型コロナのみに感染の人に比べ、重症化して人工呼吸器による治療を受けるリスクが4.14倍だという。また死亡リスクは2.35倍になるそうだ。

 すでに東京で30代の男性がフルロナと診断されたそうで、治療の結果職に復帰しているという。フルロナは、イスラエルやアメリカ、ブラジルなどでも確認されているという。

 インフルエンザとコロナを症状だけで区別するのは難しく、同時流行は非常に厄介だという。行動制限をせずに第8波を乗り越えるのであれば、ワクチン接種と個々人の感染予防策にゆだねられると言っている。

 羽鳥モーニングショーに出ていた医師によると、インフルエンザワクチンとコロナワクチンを同時に接種しても構わないそうだ。

 私は今のところどうしようか迷っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年11月18日 (金)

世界人口が80億!!

 16日の朝日新聞に「世界人口80億人に」と出ていた。11月15日に世界の総人口が、国連の推計で80億人に達したという。

 1500年頃から世界人口は少しずつ増え、18世紀半ばから始まった産業革命ごろから急速に増加している。終戦から5年経った1950年には25億人であった。高校生の頃の話だ。

 1987年には倍の50億人になった。そのころ世界の人口は50億と教えていたのを思い出す。50億でも大変な人口だと感じていた。

 11年経った20世紀末の1998年には60億人になった。21世紀に入ってい2011年には70億に増加した。70万人に増加したときは凄い人口だと思った。人類は地球で生活できるのだろうかと心配であった。

 そして11年、とうとう80億人に達した。世界では食料問題、水問題、環境汚染など様々な問題がある中で人類は史上最高人口になった。予測では2030年には85億人になり、2050年には実に98億人になると予測されている。

 14億人で世界一の中国だが、来年にもインドに抜かれるという。アジアとアフリカで増加の9割を占めるという。世界11位の日本は人口減少が言われている。減少は日本だけでなく、東ヨーロッパ17カ国では人口が減り続けているそうだ。

 人口増加は経済成長を加速する効果が期待される反面、国連人口基金は、貧困を招く可能性を指摘する。食糧不足は飢餓や栄養失調を引き起こす。ユニセフはそれが現実になっている国への援助を訴えている。

 気候変動への影響も懸念されている。人が増えれば,物の消費や、化石燃料の使用などによる温室効果ガスの排出量も増え、環境負荷が大きくなると指摘されているが、素人でも想像できることである。

 グテーレス国連事務総長は「持てる者と持たざる者の間に横たわる大きな隔たりを埋めない限り、80億人の世界は、緊張と不信、危機と対立で溢れることになる」と警告している。

 ロシアのような国が現れれば核がなくても人類は破滅に向かうであろう。

2022年11月17日 (木)

音楽劇「人形の家」を観て

 14日に知人の佐藤さんの紹介で、イプセンの「人形の家」を見に行った。俳優座劇場プロデュース公演で、特殊陶業市民会館ビレッジホールで上演された。何と2時間40分の長い劇であったのでさすがに疲れてしまった。

キャストは
 ノーラ・・・・・土居裕子
 ヘルメル・・・・大場泰正
 クロスタ・・・・畠中 洋
 リンデ夫人・・・高橋美沙
 ドクトル・ランク・・進藤忠
 ヘレーネ・・・・長浜奈津子
 アンサンブル・・5人

 音楽劇で時々オペラのように歌が入った。また、アンサンブルの若い歌手5人が舞台に現れてバックコーラスを務めていた。

 舞台装置も変わっていて、中央に回転する大きな絵がありそれが回転すると舞台が変る仕組みであった。大きな家の部屋が舞台でマントルピースや書棚やソファなどが置いてあった。クリスマスイヴからの3日間をその舞台だけで演じられた。
 

1時間10分の第一部ではノーラは出ずっぱりで、セリフを言ったり歌ったりしていたが、大変な役どころでよく覚えられると思った。主役のノーラを演じた土居裕子は63歳だそうだが、若く見えた。
 

 パンフによると、幼い子供体に慕われ、夫には可憐な妻として可愛がられるノーラ。弁護士の夫は間もなく銀行の頭取に就任が決まっている。
 

 ある日、クロスタと名乗る男が訪ねて来る。彼は銀行に勤めているが評判がよくなく、ヘルメルは彼を解雇しようとしていた。それをやめさせるため、ノーラからヘルメルに頼むようにやって来たのだ。
 

 実はクロスタはノーラの過去の秘密を握っていた。ヘルメルが重病になり多額の療養費が必要になったとき、ノーラは借用証書の保証人のサインを偽造してヘルメルに内緒で借金をしていた。クロスタはその相手であり、解雇されるならその事実を暴露すると脅す。
 

 ノーラは愛する家族の生活が壊われてしまわぬよう、必死にヘルメルに懇願するのだが・・・・
 サインの偽造は大罪であった。8年後にそれを知った夫は禿すくノーラを責め立てる。ノーラは自分が夫の所有物でしかなかったことを悟り家を出る。

 「人形の家」の日本での初演は1911年(明治44年)松井須磨子が演じた。「かもめ」のニーナ、「ハムレット」のオフィーリアと並びノーラは女優の憧れる役のひとつといわれる。
 

 しかしながら、イプセンのリアリズム世界が現代人には馴染みにくいものになって来た。そこで新たな音楽劇を目し再創造の試行錯誤が行われ、2017年に高い評価をえたそうだ。
 

 ダイヤローグ(対話)とモノローグ(独話)で成り立っている緻密で重厚な台詞を整理して、アンサンブルを入れ、30曲にも及ぶミュージックなんべーを配した。音楽は素晴らしいと思った。
 

 非常に惜しいと思ったのは、肝心のダイヤローグのセリフの声が小さく出ききとれなかったことだ。歌の部分は何とか聞きとることができた。それで概略は分かったのだが、リンデ夫人とクロスタの関係やドックトル・ランクとノーラの関係などが分からなかった。それで消化不良に陥ってしまった。
 

 

 

2022年11月16日 (水)

米国中間選挙

 米国の中間選挙は連日メディアが取り上げ、注目を集めていた。バイデン大統領の民主党はインフレのため不利だと言われていたが、上院では共和党と接戦で何とか1議席多く獲得した。

 下院についてはまだ確定していない。共和党が民主党をひきはなしているが、民主党は追い上げているようだ。

 今回の選挙では共和党のトランプ前大統領が前面に立って応援していたが、私はトランプが大嫌いなので民主党が勝つとよいと思っていた。

 

 上院は民主党が制したので、トランプは予想通り不正選挙で負けたとわめいた。バイデン大統領は「トランプは『勝った』というか『不正があった』と言うかどちらかだと言っていたが、その通りであった。

 負けたら不正があったと言って結果を認めないような人物を相変わらず多くの米国民が支持しているのが解せない。

 次の大統領選挙に立候補したいとランプだが、共和党はトランプを支持するのだろうか。中間選挙ではトランプが推薦した200名の候補から多くの落選者が出て目論見が外れそうだと言われている。共和党はまともな考えの人物を大統領候補にすべきだ。

2022年11月15日 (火)

ウクライナよ頑張れ

 ロシア軍がヘルソン州の州都を放棄してドニプロ川の東に撤退した。プーチンが強制的併合したヘルソン州の1/4をウクライナは取り戻した。ゼレンスキー大統領はヘルソン州を取り返すといい、歴史的快挙だと述べた。

 プーチンは特別軍事作戦などと誤魔化してウクライナに侵攻したが、簡単にウクライナを屈服させられると思っていたはずだが、ウクライナ軍の抵抗によって後退を余儀なくさせられた。

 30万人の動員もいい加減なもので、装備も安っぽいもので、不服があったら自分で買えといっている。訓練をせずに戦地に投入し、素手で塹壕を掘っているという動画があった。軍隊とは言えるものではなく、懲罰覚悟で逃亡する者もいるようだ。ロシア兵は略奪をしたり、住民に危害を加えたりしている。

 ロシアはウクライナのインフラを破壊しつくしている。停電が起き水道やガスもままならない。住宅や学校や病院までもが破壊されている。

 プーチンはウクライナをサタンの国だといい、どんなことをしてもよいのだと檄をとばしている。まるで統一教会と同じことだ。サタンはプーチンではないか。

 不思議なのはロシアがウクライナ国内を破壊しつくしているのに、ウクライナはロシア国内には全く手を付けないことだ。ロシア国内にミサイルか砲弾を撃ち込めばよいと思うのだが、一方的にやられるだけなのが理解できない。

 それでもウクライナ軍が果敢に戦い、ロシアを追い詰めているのは素晴らしいことだ。ロシアの国営メディアは日露戦争とおない屈辱だと言ったそうだ。

 いったいこの戦争がいつ、どんな形で終わるのか、予断を許さないが、一日も早く終結してウクライナに平和が戻ってほしい。

2022年11月14日 (月)

認知症になっても人生の終わりではない

 日本には現在、認知症と診断された人がおよそ600万人いるといわれているそうだ。日本の人口を1億2500万人とすれば約5%。20人に1人だという。85歳以上になると約4割、90歳以上では約6割が認知症になるといわれている。

 人生100年時代なので、脳の老化によって生じる「認知症」に誰がなっても不思議ではない時代になったのだ。「80歳の壁」など多くの本を書いている和田秀樹医師は「85歳を過ぎた人の脳を見れば、全員に認知症の変化が起きており、誰もが“フツーに”認知症になりえる」と言っている。
 

 医師から「認知症です」といわれても、「人生は終わってしまった」と悲観することはないという。「これまでできていたことが少しできなくなるんだな」とか「若いときのようには頭が回転しなくなったんだな」と思えばよいというのだ。
 

 脳が衰えてきたのだから衰えていくスピードを遅くするために脳が喜ぶことを積極的にたればよいのだという。
 

 認知症と診断されてもされなくても脳と体の老化は進むので、その老化スピードを遅くするために、自由な気持ちで積極的に生きること和田医師はすすめている。
 

 私も体の衰えだけでなく、脳の衰えを日々感じている。今やろうとしたことを忘れてしまう。例えば冷蔵庫を開けて、何を取りに来たのかを忘れるのだ。少したっ て思いだす。まだ思い出せるからいいのかもしれない。
 

 認知症になると、進行を遅らせるために介護保険が利用できるのが診断の最大のメリットで、治療もそれしかないそうだ。
「自分は認知症かもしれない」と思ったら、インターネットなどで検索して、自己診断のやり方を調べるとよいという。そして、少しでも疑わしいと思ったら病院で診察を受けてみることだという。
 

 私の妹はたまたまおかしいと思って医者に行ったら認知症と診断された。早期に診断されたのでよかったといえる。私は介護保険の認定を受け、デイサービスに行くことを勧めた。
 

 和田医師は、認知症と診断されたら、迷うことなくデイサービスを利用すると言っている。そして、それまで通りの生活を続け、いつも通りに意欲的に生きると。私はそれを読んで我が意を得たりと自信をもった。

2022年11月13日 (日)

毎日書道展

 知人の野田愛梨さんが毎日書道展に2度目の入選をしたので招待券を頂いた。それで愛知県美術館へ見に行った。昔は日展を見に行ったがこの20年ぐらい見に行っていない。毎日書道展はもっと昔見たように思うが本当に久しぶりである。

 展覧会は最初の部屋が役員とか審査員で、そのあと審査会員、会員、会友となっていて、そのあとに512人もの入選者が展示されていた。

 最初の展示を見たときの印象は書体がものすごく変わったということであった。昔主流であった漢字の条幅もあるにはあったが、殆どが力強い太く、しかも字体を思うように崩したものであった。大きな1字の作品も多かった。

 知人の作品を探して、名札を見ながら見て行ったが、知人の展示は最後に近い方であった。展示作品がおそらく800点ぐらいあるので疲れてしまった。日展より出展者数が多いようであった。

  野田さんがすごいのは60歳をすぎてから書道を習い、2年後には入選したことである。もう一人の知人、横田大槙さんは審査会員である。

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          審査会員の作品

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          大字のかな

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           1字の作品

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    一番上はどこがよいのか分からなかった

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          板に書いて彫った作品も多い

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        野田愛梨さんの作品

2022年11月12日 (土)

五輪に泥を塗った汚職

 東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件は大会組織委員会の高橋治之元理事にからむもので、高橋は4回目の起訴をされた。これで捜査は終了したという。
 

 関係したのは紳士服大手のAOKI,出版大手のKADOKAWA,広告の大広、広告のADk、ぬいぐるみのサン・アローの5ルートであった。総額で2億円にもなるという。高橋は電通の元専務で、電通側にその都度はたらきかけたという。

 大金を払ってでも受注すれば大きな利益が見込まれるということで贈賄をしたのであろう。組織委員会の理事の中で高橋が一番力があるとみこまれたのだろうが、実際その通りの結果となった。

 それにしても、高橋はどうしてあちこちから金を受け取って口をきいたのだろう。バレないと思っていたのか、強欲なのか。

 五輪については常に金の問題がついてまわる。巨大な利権がからんでいるからだ。東京五輪が贈収賄で汚されてしまったのは残念である。

 今回の事件は冬の五輪招致を目指す札幌にも影響しそうだ。サッポロでもまた金銭問題の不詳が起きると指摘する人もいる。

 五輪は巨大化してIOCの幹部は五輪貴族と呼ばれて久しい。そんな風土の中から高橋のような金亡者が出たのも当然のことかも知れない。

2022年11月11日 (金)

またまた不審ショートメール

 先日不審なショートメールがいっぱい来ることを取り上げたが、8日には7つも来た。前のとは異なったアドレスである。

  • 837295981@loungenudity.com 複数のサイトを管理しているPT総合センタ→URL
  • 970108307@unlikelyyobsolete.com 1000000bitがプレゼントされました。お受け取り方法はこちらです。→URL
  • 989754416@developeermisdirect.com 一歩踏み出せば、絶対にあなたの未来は→rl
  • 815157143@depressingnorm.com 1000000bitがプレゼントされました。お受け取り方法はこちらです。→URL
  • 078982790@usefylnessmonotony.com 私からプレゼントがあります。今少しだけ御 →URL
  • +81 90 7148 5638 お客様が不在の為お荷物を持ち帰りました。こちらにてご確認ください→URL

  • 846368546@kindnessmindless.com 1000000bitがプレゼントされました。お受け取り方法はこちらからお願いします→URL

 文面も内容もおかしなもので、見るからに不審メールである。おそらく外国からおくられてくるのだろう。どれもみなURLに導くようになっている。それをクリックしたらとんでもないことになるであろう。午後4時までに7通だが、この後もまだ来るかもしれない。

2022年11月10日 (木)

素晴しい好天に恵まれた皆既月食

 8日の夕方に皆既月食があった。422年ぶりに天王星が月に隠れるという現象があるということで話題となった。

 午後に雲があって心配していたが、日が沈むころは雲一つない快晴で非常にラッキーであった。6時9分から月食が始まるというので外に出ると東の空に月が出ていた。この日は満月でもあった。

 夕食を摂りながら時々外に出て月を見た。月は左下から欠けていくのが見られた。7時16分ぐらいから皆既月食が始まるというので外に出ると、近所の人たちも道に出て見ていた。

 皆既月食は8時45分ごろまでつづいた。最後の所で天王星が月に隠れるところを見られるとニュースで言っていたが、残念ながら肉眼では見ることができなかった。星で見ることができたのは明るい木星だけであった。

 皆既月食は60年ぐらい前に栄の北の方を歩いていて見たことがある。時間的にもこの日と同じようで天候にも恵まれていた。赤いような色の月食を始めて見たのであった。鮮明に覚えているが、それ以来皆既月食を見たのは今回が2度目であった。長生きをしたので見ることができたともいえる。

 次回の皆既月食は2025年9月8日の未明だと新聞にあった。未明ではなかなか見ずらいし、天候が悪ければ見ることができない。今回の皆既月食は秋空の晴天に恵まれ、時間もよく、最初から最後まで見ることができるという極めてラッキーなものであった。日本中で老いも若きもまたとない天体ショーを楽しんだことであろう。

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       月食が始まる直前

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           月食が始まった

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            もうすぐ 月 食

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            月 食

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            月 食

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          次の日の早朝の満月

 

2022年11月 9日 (水)

柿胃石について初めて知った

 私は果物が好きで毎日2回の食後に何か果物を食べる。9月になるとリンゴと柿が出始める。リンゴはサンつがるが一番早いと思う。柿は種なし柿で、和歌山や奈良の柿がスーパーの出る。その次が愛知県の筆柿、それから次郎柿が出て来る。11月になると富有柿が出て来る。でも、柿のシーズンは短い。今がピークと言ってよいだろう。

 ネットニュー―スを見ていたら、「柿の食べすぎに要注意!『え、胃に石ができる⁉』…柿胃石症の症状と治療について【看護師が解説】」という記事があった。これはほっておけないと思って読んだ。

 「柿」はビタミンCやカリウムが豊富で、二日酔いや肌荒れの解消、免疫力増強に効果的だという。でも、食べすぎると胃に石ができるというのだ。

 胃石とは、胃で消化しきれなかった食べ物などの物質が固まってできたものだそうだ。柿でできる胃石は野菜や食物繊維からできる植物胃石の一種だという。

 「胃石」というのはこの歳まで生きてきて初めて知った。胆石とか尿路結石などはよく聞くが胃石は聞いたことがなかった。

 柿の渋みの主成分である『シブオール』というものが、胃の中で酸などと合わさることによって、周りの食物繊維などを巻き込んで石になるといわれているという。

 胃石を作らないためには1日に食べる柿は個人差はあるが、1個~2個にしておけばよいだろうという。

 私は1個の柿を半分に切って妻と分けて食べている。2回食べても1個分ということになるから、多分柿胃石にはならないと思っている。

 秋はリンゴとかミカンがあるから偏らない方がよいと思う。

 

2022年11月 8日 (火)

マスク

 毎朝のウオーキングのとき毎日道端にマスクが落ちているのを見かける。色がついたマスクを見ることもあるが、大抵は白い不織布マスクである。まだ新しいマスクもよく見かける。

 ウオーキングの時マスクが落ちているのを見るということは、それだけみんながマスクを着用しているという証であろう。毎日2つか3っつ見かけることが多い。

 コロナが流行りだしたころだったと思うが、ネットにマスクが道に落ちているのは、使ったマスクを捨てていくのだという記事があった。マスクを持ち帰るのが面倒でポイ捨てするのだろうか。

 私はこれまでにマスクを5回ぐらい落としたことがある。胸ポケットに入れているのでいつの間にか落とすらしい。落とされるマスクも多いのだと思うのだが。

 ところでマスクは何回ぐらい使ったら廃棄するのであろうか。ネットでは毎日換えるとよいという説もあったが、1日中使っていたらそれでも良いかも知れない。

 私は1回ではポイ捨てせずに、2~3回ぐらい不織布のマスクを洗って、アルコールで消毒して使っている。洗うと効果が無くなるとどこかのテレビで言っていたように思うが頓着しない。

 さっきネットニュースを見ていたら、使わずに新品のマスクを捨てるのはもったいないから、マスクを利用する例を3つほど挙げてあった。使った不要のマスクを洗って再利用するというのならわかるが、新品のマスクを捨てる人がいるというのも驚きだ。

①マスクを2枚床拭き器に巻き付けて床を拭くのに使う。

②テーブル等を拭くのに使う。

③割りばしに巻き付けて隅など届きにくいところを拭く。

などの使用例が出ていた。そのまま捨ててしまうよりは再利用してから捨てる方が、SDGsになるしいいのではないかと思う。

 

2022年11月 7日 (月)

温水洗浄便座の使用調査記事

 5日の朝日新聞beの「読者とつくる」欄で「トイレの洗浄機能を使っていますか?」というアンケート調査記事があった。TOTOが温水洗浄便座を売り出したのは1980年だという。

 私はその頃痔の手術で肛門科に入院した。その病院では温水洗浄便座を使っていたのでとてもいいと思い退院したらすぐにイナックスの洗浄便座を設置した。まだ世間ではほとんど使われていない頃であった。

 排便後温水で尻を洗浄するのはとても気持ちがよい。洗浄したらトイレットペーパーで抑えて水けをとるだけである。

 イナックスの温水洗浄便座が壊れた後はTOTOの製品に換えた。でも、TOTO製品は意外にも早く壊れたのでその後はパナソニックの温水洗浄便座にした。温水洗浄便座は壊れやすい。パナソニックの製品も壊れたが直してもらって使っている。

 温水洗浄便座の普及率は80%だそうで、調査の結果も使っているが80%、使っていないが20%である。

 使わない理由は、紙で十分きれいになる、衛生面で不安、紙の方が使いやすい、何となく気持ちが悪い、水はねでトイレが汚れるのじゅんであった。

 1回で使う時間は、1分超 2%、 1分 4%、 30秒 11%、 15秒 18%、10秒 51%であった。
私も10秒ちょっとである。肛門科では15秒以下にするようにと言っている。

 外出した時温水洗浄便座があるとホッとする。ボランチアで行っている国際プラザのトイレにはないので困っている。

 ウオーキングの途中で公園のトイレに入ったことがあるが、和式なので困った。立ち上がろうとしても立ち上がれないのである。水道間につかまってやっとのことで立ち上がった。

 私はデパートなどの温水洗浄便座でも平気で使うが、調査では何となく気持ちが悪い、衛生面で不安という理由で使わないという人が23%もある。記事によるとノズルが清潔の管理できないのは使わないほうがよいという。

 日本では80%も普及している温水洗浄便座だが外国では普及が遅いようだ。どうしてだろうか。ネットで調べたら次のような理由であった。
 

 海外での普及率はアメリカで10%未満(2020年時点)、中国ではわずか5%未満(2019時点)、と言われており、先駆者でもあるTOTOが30年以上前に海外での販売を開始しているにも関わらず、未だ一般家庭には普及していないという。

 東南アジア諸国において調査した結果、

① トイレに電源がない。海外ではトイレに電源がない国が多くを占め、日本と比 
  較すると使用できる場所が圧倒的に少ない点が最大の要因だと考えられる。
  また、国によって電圧が異なるや、電気の供給も不安定なことも影響してい
  る。
② 硬水の国が多いのでモーター部分に石灰や小石が詰まり2〜3年で故障してしま
  う。

③ 価格が高いことや、使い方が悪いので壊れやすい。

 日本に旅行できた外国人が温水洗浄便座トイレに感激したという話をテレビで見たことがある。外国人だっていいと思うのだ。

 

 

 

 

 

2022年11月 6日 (日)

秋空の日が続く

 10月の終わりから素晴らしい秋空の日が続いている。毎朝ウオーキングに出かけるとき、南の上空にシリウスが輝き、その右にオリオンが見えて、「ああ、今日もいい天気だ」と心の中でつぶやいて歩き始める。有難いことに気温も低くなくて、手袋がいらないくらいである。

 日中も青空が広がり暖かい。日によっては20数度のこともある。天気予報に依ると、この好天はこの先10日くらいずっと続くようである。
ちょうど紅葉のシーズンでもあり、各地の紅葉の様子が伝えられ、見に出かけるように誘っている。車のあるころは紅葉を見に出かけたものであったが、運転免許を返納して5年、今ではそれもかなわない。交通機関を利用して行くことも場所によってはできるが、それまでにして観に行こうという気力はない。

 この頃買い物などで街中を行くと、ハナミズキなどの紅葉を見る。ハナミズキはモミジのような美しさはないが、紅葉化している。

 桜の葉っぱはみな落ちてしまったが、県庁近くのケヤキの黄葉が見られるようになった。

 今年の秋の空は天気がよいので、空を眺めるだけでも気持ちがいい。雲のない日本晴れの空もいいが、白い雲が浮かんでいる空もいい。雲はすぐに形を変えるのでその変化を見るのも楽しい。

 買い物に行くとき川名公園を通るときがあるが、360度の空を見ることができて、いつもいろんな方向の空を眺めて楽しんでいる。

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        県庁前大通りのケヤキの黄葉

2022年11月 5日 (土)

憲法九条をまもろう 2022愛知県民のつどい

 11月3日文化の日には例年名古屋市公会堂で憲法9条を守る会の講演会がある。今年はコロナでないのかと思っていたが、当日の12時頃にネットで調べてみた。すると「憲法九条をまもろう 2022愛知県民のつどいがあることがわかった。ただ、チケットは完売と書いてあった。それでも念のために公会堂へ行ってみることにした。

 公会堂に着くと入り口前で当日券を売っていた。それを求めて中に入った。いつも座る2階席の前列が空いているようなので2階へ行った。

 そこに座っていると、誰かがその席は指定席だと言った。なんとその男性はコーラスにいたAさんであった。久しぶりに会って驚いた。

 そして席はみな指定席だと知った。コロナの関係で一つずつ空けて指定されているようであった。道理で空席が目立ったわけだ。私の席は3列上であった。

 講演の前にエンターテイメントがあった。バリトン独唱と合唱であった。ピアノはいずれも守光明子さん。バリトン歌手は鳴海卓さんで武満徹の曲を3曲、その他2曲で最後に歌ったのはイヨマンテの夜で、伊藤久男の歌い方とは全く違って朗々とした歌い方が会場に響きわたった。

 その後が2022日本のうたごえ全国合同合唱団有志で、80名が舞台の上にのぼった。、指揮は鳴海卓さんで「共に生きる町」と「芦別の雪の中を」を歌った。

 第2部の講演は上智大学教授の中野晃一氏で「『9条では日本は守れない?』 市民と野党の共闘が守る立憲民主主義と平和」というタイトルであった。この講演はYoutubeでも同時中継されていると言っていた。

 講演は1時間半にわたったが、わかりやすいものであった。印象に残ったのは「抑止力」と「改憲・壊憲」であった。

 最近政府や自民党から盛んに言われている「抑止力」についてで日常使われることのないこのコトバで惑わされているという。もともとは英語のdeterrenceの翻訳で、「安心供与 reassuaranceが伴わないといけないという。相手に安心感を与えることが大事で、憲法9条によってアジアの国々に戦争をしないという安心感をあたえているので大事な抑止力としてはたらいているというのだ。米国の核の傘に入り日米同盟により抑止力がはたらいているというのは正確ではないのだ。

 抑止力を強化するためにトマホークを導入するとか攻撃力を強くすることが言われているが非常に危険である。外交努力が大切なのだ。

 もう一つの憲法改正つまり「改憲」だが、自民党はやろうとしているがそう簡単にはできないだろうという。安倍元首相は閣議決定によって憲法の解釈をかえて、集団的自衛権によって米国に加担できるようにした。これは「壊憲」である。「壊憲」が進むことに気をつけなければならない。安倍路線を引き継ぐという岸田首相の独断による国葬も「壊憲」である。防衛力増強もまさに「壊憲」である。

 なお、上記のことは講演を聞いての私の私見が入っている。

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2022年11月 4日 (金)

鳥や猫はどうやって時刻を覚えているのか

 2日の朝、ウオーキングに出かけた。家を出たのは4時45分であった。5分ぐらい歩いて家を新築しているところに来たら、西方からクロネコがちょこちょことやってきて、その家の後ろの駐車場の方に向かった。私は餌を貰いに行くのだなと思っていたら、案の定南の方の道路から自転車に乗った女性がやってきた。

 この女性はいつも私が4時50分ごろその辺りを通ると見かける女性で、駐車場の隅に来ると猫に餌をやっているようであった。

 この朝不思議に思ったのは、どうして猫が時間を覚えているのだろうということだ。猫は人間と違って時計をもっていない。4時50分ぐらいの時刻は今は夏と違って真っ暗である。夏は日が登って明るい。一体何をもって時間を知っているのだろう。

 昔国語の教科書だったと思うが、西洋で教会の鐘が6時を打つと湖に餌を巻いている人がいて、マスだったか鯉だったか、魚が教会の鐘を合図に集まって来るという話が載っていた。この場合は鐘の音というのがあるので分かりやすい。

 私がウオーキングの途中で、田辺公園のところで毎朝鳩やスズメやカラスに餌を撒いている老人を見かける。カラスやスズメは老人がまだ来ていないときはその辺りに来て待っている。どのようにして時刻を知るのであろうか。

 もう一例ある。やはりウオーキングの時のことだ。知人のSさんは石川橋の橋の欄干のところで、毎朝持ってきた米を撒いている。その米にスズメがやってきて食べるのだが、不思議なのはSさんが来るのを待っていることがあることだ。Sさんに「スズメが待っているよ」という。

 鳥も猫もどのようにして決まった時刻を覚えているのであろうか。不思議でならない。

2022年11月 3日 (木)

笑点、円楽の後釜を早く!

 日テレの人気長寿番組「笑点」、どちらかというと高齢者に支えられているようだが、高齢者には面白い、笑える番組だと思う。

 先日、NHK新人演芸大賞があったので見たが、審査員が皆面白いと絶賛していたが、私には全然面白くなかった。漫才やコントは身体を動かしたり、奇抜なことをやって笑いを取ろうとしていたがサッパリ笑えなかった。そこへ行くと、笑点は言葉の面白さで笑いをとろうとしているのでよい。私は火曜日の「笑点なつかし版」と水曜日の「笑点特大版」を録画して見ているくらいだ。

 その笑点は今病気で急逝した円楽の後を誰にするかが「焦点」となっている。円楽が休んでいた間は上方落語からも助っ人を呼んで穴を埋めていたが、円楽が亡くなってしまったので、その後釜をどうするかで揉めているらしい。

 円楽の所属していた円楽一門会には人材がいないようだ。落語芸術協会から柳亭小痴楽、春風亭昇昇の名があがっているが、芸術協会が4人になるので思案しているようだ。

 もう一人、落語協会の春風亭一之輔の名があがっている。チケットが取れない落語家だといわれる。先だって円楽の代役で出ていた。

 いずれにせよ円楽亡き後早く後釜を決めて欲しい。いつまでも臨時代役を呼んでいては腰が据わらない。

 6代目円楽が72歳の若さで亡くなったのは本当に惜しい。腹黒と言われるキャラクターで演じていたが、時事風刺が効いていた。本当は友人のいない腹黒ではなく、友人が多く、気のまわる人で笑点の柱であったようだ。

 笑点はもっと続いてほしいので、800人もいる落語家から、円楽に負けない落語家を探して盛り上げた欲しい。

2022年11月 2日 (水)

歳を取るとは未知の山登りに似たり

 歳を取るということは未知の山に登るようなものだ。先に何があるか分からず、新しく経験することばかりである。

 もうすぐ87歳になるが、この頃感じることは、以前にも書いたように、歩く速度が非常に遅くなったことの他に、いろいろある。

 定かなことは覚えていないが、半年ぐらい前から大便の回数が増えたことがある。毎朝起きるとウオーキングに出かける前に2度は必ず大便をする。以前は1回でよかったが、2回になり、時には3回のこともある。歩いている途中で便意を催したら大変なので便を出して出かける。この頃では帰宅すると便をすることがある。そういう訳で1日に6回~7回大便をすることになる。とくに食事をすると必ず便がしたくなりトイレに行く。

 また、不思議なことに小便をしたいと思ってトイレに行くと便意を催すことがある。医者に尋ねたら直腸と尿の神経回路が同じだと言った。関連があるらしい。

 他には、くしゃみが毎日必ず出ることだ。それも半端ではない。ものすごく激しく、しかも回数が7回ぐらいはする。どうしてくしゃみが出るのか不思議である。

 これも前に書いたことがあるが、昼寝をするようになったことだ。スマホのタイマーを50分に設定して寝ている。昼寝は20分ぐらいがよいと言われているが、50分に設定してあるのはすぐには眠らないからである。

 さらに味覚が少し変わって来たように思う。ビールを飲みたいと思わなくなったし、料理の味も以前とは違う感覚である。
これから先どんな変化が起きて来るか予想ができないがそれを受け入れていくしかない。

2022年11月 1日 (火)

折々のことばを読んで

 30日の朝日新聞「折々のことば」に、タンザニアの1女性のことばがあった。文化人類学者・小川さやか氏が、調査に出かけた地で長屋に住んで採取したものだという。

 その地ではいろいろな境遇の居候たちが住みついていた。女たちは戸外で料理や洗濯をしながら、となりの子どもにも用事を言いつけ、そんな仕方で面倒もみる。助け合って生きる者が家族だと、当然のように語ったというのだ。家族は「伸縮自在」などだとコメントしている。

 これを読んだとき、おそらく原始時代はそのような暮らしをしていたのではないかと思った。そして農村のような貧しい生活をする社会でもそうした暮らし方が長く続いたのではないだろうか。

 私が子どもの頃はタンザニアほどではなかったが、近所の人たちは互いに助けあっていた。「おすそわけ」という言葉を今では聞かなくなってしまったが、何かが手に入ったり、料理をたくさん作ったりしると近所に配っていた。特に子どもの世話はお互いに見合っていた。あの物のない時代に生き延びて来られたのもそうしたつながりがあったからであろう。

 戦後いつのまにか3世代家族がなくなり、家族が核家族となり、さらには今では孤立化が進んでいる。人と人の生身の触れ合いが希薄になったので。それにともなって様々な問題が生じている。

 我が家の近所では一人暮らしの老人多いが、みな孤立して住んでいるか施設に入っている。我が家も妻と2人だが孤立家族である。

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