習王朝の始まり
中国共産党大会が22日に閉幕した。新しい中央委員が決まり、習近平氏が68歳定年の慣例を破って続投が決まった。習近平氏の他に72歳の張又侠氏と69歳の王毅外相も定年を超えて残った。一方首相の李克強氏など習近平氏に目障りな幹部は外され、習氏に近い人たちで固められたという。習近平氏に権力が集中することになったのだ。
憲法の条項も改められているので、習氏が5年だけでなくその後も続けられるとサンデーモーニングで言っていた。いうなれば「習近平王朝」が始まったということだと思う。
北朝鮮は世襲なのでまさしく王朝と言えるが、中国は王朝にはあたらないかもしれないが、ロシアのプーチンの道を歩みだしたということだろう。
独裁者としてこれから習氏がどのような方向に向かうのかは世界の注目するところだ。
徹底したコロナ対策では国民の不満があるようだが、習氏は腐敗をなくすために力を入れて来たので国民の支持が厚いといわれる。また米国を抜いて中国を世界一の強国にするつもりでもあるようだ。
日本や米国は新しい習近平独裁にどのように対応していくのかが問われることになる。
« 和歌山通信から「少年メッセージ2022 金賞」 | トップページ | 河村さんがタラノ木に託す夢 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- マイナ保険証反対が多い!!(2024.09.16)
- 米国ではなぜトランプ人気が根強いのか (2024.09.14)
- デフレ脱却を目指すというが(2024.09.07)
- 身勝手な中国、日本水産物の禁輸を解除せよ!(2024.08.26)
- 沖縄米兵による女性暴行の続発(2024.07.01)
コメント