政治の秋、岸田政権に望むこと
反対の多かった国葬が終って岸田政権は政治の季節を迎える。岸田首相は29日の記者団の取材で「様々なご意見、ご批判を真摯に受け止める。改めて気持ちを引き締め、山積する課題に対応するため各種の政策を進めてまいります」「今回の国葬儀の実施について検証を行うこととする」と語った。
3日に臨時国会が始まった。統一教会とかかわった細田衆議院議長はそのままでよいのか。問題が多いと言われる細田議長は解任すべきであろう。統一教会問題は安倍元首相のかかわりについては本人が亡くなっているので調べようがないと言っているがとんでもない話だ。周囲の人たちに聞けばわかることである。
国葬についてもしっかりと検証をして国会に乗せることが大事だ。
予算編成では防衛費の大幅増をしようとしているが、国民は物価高、医療費の負担増、年金の減少などで苦しんでいる。防衛費の増額をしている場合ではない。
原発の新増設や建替えも行うようだが、ロシアのせいで世界的に化石燃料不足とはいえ、これからは再生可能エネルギーの開発に力を入れるべきだ。
安倍元首相が亡くなったことで森友・加計学園問題や桜を見る会問題をうやむやに幕引きすべきではない。
岸田政権にとって黄金の3年間と言われるが、国会での絶対多数の上で胡坐をかいて安倍政権、菅政権以来のやりたい放題を継承してもらっては困る。国会で野党とそれこそ真摯に向き合い、議論を重ねて行くことが必須である。
国民の大多数が安倍元首相の国葬に反対したのは、手続き問題だけでなく、安倍政権が行った、数を恃んでの国会軽視の独断的決定や先に述べた疑惑などで評価できないと考えたからである。
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