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2022年10月29日 (土)

脳疲労ー羽鳥モーニングショーより

 10月21日の羽鳥モーニングショーで「日本人1000万人が陥る脳疲労」というのを取り上げていた。脳疲労とは「使いすぎた脳が機能低下を起こしている状態」だそうだ。日本人でヤク1000万人が陥っているという。

 次のチェック項目で毎日ある1項目以上、週2・3回ある3項目以上だと脳疲労の可能性があるというのだ。
脳疲労チェック項目として、次のことを挙げていた。

①夜中に目が覚めたり、用もないのに朝早く目覚めることがある。

②寝つきが悪い

③無理して食べる。

④便秘をすることがある。

⑤体を使わないのにへとへとで

⑥気持ちが沈んで暗い気持ちになることがある。

⑦希望がもてない。

⑧考えがまとまらない。

⑨イライラする。

⑩不安だと思うことがある。

⑪自分は価値がない人間だと思う。

 気温差が大きいとストレスになり、脳疲労が起きやすいという。気温によって脳のプログラムが違うので、この時期脳がプログラムを度々作り替える。それで脳疲労を起こすという。

 脳疲労になると、五感異常が起きる。視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚が鈍くなる。味覚が鈍くなると、甘いもの,辛いもの、脂っこいものを好む。

 味覚異常が進むと満腹中枢に異常が起き、食べても食べても満たされない→過食、その結果肥満や糖尿病などになる。

 また五感異常が続くと、生活習慣病、自律神経失調症、慢性疲労を引き起こす恐れがある。

 脳疲労になると、認知以上が起き、言葉が理解できない、被害妄想の様な思い込みが強くなる。

 認知異常が進むと、「思考力」「判断力」「集中力」「意欲」が低下。考えがまとまらない、物忘れが多くなる、うっかりミスが増える、イライラしやすくなる。

 認知異常が続くと「うつや認知症を引き起こす恐れも」

 多くの人はスマホを使っているが、スマホ依存が問題になっている。スマホ依存とはスマホに頼りっぱなしの生活になり、スマホが無ければ生活できない状態のこと。

 スマホ依存ではスマホの使い過ぎで情報過多となり、脳がゴミ屋敷状態になる。すると、脳へのストレスで神経細胞の活動が低下し、脳の血流が減少することで、脳の機能が鈍るのである。

 週末など休日は意識的にスマホを手放し、家族との時間や自然に触れる時間を作るようにする。

◎脳疲労の改善3原則

①健康に良いことでも嫌いであればしない。

②健康によくないことでも好きなことやめられないことならとりあえず続ける。

③健康に良くて好きなことを1つでもいいから始める。

 脳疲労研究の第一人者の九州大学名誉教授の藤野武彦氏は脳疲労の改善策として、MUSTを減らし五感を喜ばせることと言っている。

 好きなものを、見る・聞く・匂う・味わう・触れる→語感が喜ぶことをすれば脳の疲れが取れる。
例えば、

①見る→好きな絵画・景色など見ることに集中。

②聞く→目を閉じて好きな音楽に集中。

③匂う→アロマなどをたいて好きな匂いに集中。

④味わう→目を閉じて好きな料理の味に集中。

⑤触れる→温泉など入浴で温かい湯に包まれぬくもりに集中。 

 

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