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2022年10月30日 (日)

円安について渡辺元財務官の説明に納得

 27日の朝日新聞「1ドル150円=150円 超円安時代」という記事に、元財務官の渡辺博史氏へのインタビューが載っていた。

 渡辺氏は歴史的円安ドル高について、日米の金利差だけでなく、日本の国力の低下も要因だとして、次のように述べている。

 「今の円安は、日米の金利差でもっぱら説明されているが、私は今年進んだ円安の半分以上は日本の国力全体に対する市場の評価が落ちてきていることが要因だと考えている」と。
 

 私は経済についてまったくの素人で、日米の金利差によって円安が進んでいると思っていたが、日本の国力の低下がそれ以上に関係しているという説明に納得した。
 

 渡辺氏によると、日本企業をM&Aするのに、1年前の実質2割引きであるにもかかわらず、そうした動きがはいという。チャンスなのに外国が日本企業をM&Aしようとしないということは初めて知った。日本の企業や産業技術について、どんどんと世界の進んだ国に遅れを取っているということは以前から言われてきた。「自動車を除いて電機海外に抜かれ、ITなどは米中に遅れをとっている」と渡辺氏が指摘する通りだ。

 日本の国力や将来性に対する経済の基礎的条件の弱さを、マーケットが見抜き、為替にも反映されているというが、そういうことだったのか。

 先日来政府日銀は2度にわたって為替介入をしたが、効果が現れていない。この点について渡辺氏は「一方向に為替が動くと皆が思っているときに、介入をしても、砂漠に水を撒くようなものだ」と手厳しい。

 為替市場は1日1千兆円取引があるということも初めて知った。そのうち円ドルだけでも125兆円。政府の外貨準備高が180兆円あるといっても、相場を維持するのは無理だと指摘する。

 政府・日銀が為替介入をしたときいったいどのくらいの資金があるのだろうと思ったことだが、これでよくわかった。

 渡辺氏は財務官の時一度も介入はしていないそうだ。「水準が行き過ぎていると皆が思っているときにやれば効果はあるが、ドル売り円買いの為替介入で円安を止めることは不可能だ」述べている。黒田日銀総裁とは真逆である。

 黒田氏は来年3月にはやめるそうだが、そのときまで為替はどのように動くのであろうか。160円、170円になるという専門家もいるが。

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