園児降車時の点呼義務化
保育園児送迎バスで車内に取り残された園児が死亡するという事故が続いたのを受けて、政府は降車時の点呼を来春から義務付けることやバスへの安全装置の設置を義務づける緊急対策をまとめた。送迎バスを運行するための安全マニュアルも初めて作り、多重的に安全を確保するという。
違反した場合は、業務停止命令などの対象となり、命令違反には罰則も設けるという。
遅きに失した感はあるが、この前も書いたように、安全確認はマニュアルがあろうとなかろうと絶対やるべきことである。
テレビで園児に運転席のクラクションを鳴らすことを指導している映像を何度か見たがとんでもないことだ。
大事なことは職員による点検である。付き添いの職員または運転手が、園児がみんな降りたかどうかを確認するのがそんなに大変なことなのだろうか。送迎の車はたいして大きくはない。後部座席まで行って残っている園児がいるか確認するのは容易だと思うのだ。そういう基本の基を怠るから事故が起きたのだ。
事故を起こした牧之原市の認定保育園の送迎バスは、窓にまで装飾が施されて中が見えない状態であった。その画像を見たとき驚いた。窓を塞いでしまっては外からだけでなく、中の園児たちも外の景色を見られないではないか。
政府によって罰則のある厳しい規定が作られなければ安全確保ができないというのは何とも情けない話である。保育者の資格なしだ。
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