正当な理由なくして登院しない議員は資格はく奪すべし
この前の参院選挙でNHK党から比例区で当選した通称ガーシー(東谷義和)議員は、相変わらずアラブ首長国連邦(UAE)に滞在し、臨時国会が始まったが欠席している。今後も出席しないことをNHK党の浜田聡参議院議員が5日、参議院運営委員会の石井委員長に文書で伝えたという。
ガーシー議員は国会を無視してUAEに滞在して何をしているのだろう?なんのために参議院議員選挙に立候補したのだろう。NHK党が政党要件を得るための数合わせなのか。
国会議員の給与(歳費)は法律で額が決まっていて、衆院議員、参院議員とも月129万4000円で同額。期末手当もあり、6月と12月に各約314万円。合わせて年2180万円が支払われる。これとは別に、政治活動を支える経費として文書通信交通滞在費が月100万円あり、使い道を明らかにする義務はなく、領収書も不要。さらに新幹線のグリーン車に乗れるJR無料パスも支給される。
また、秘書の給与も3人分を国が負担。選挙区が東京以外の議員は都心に宿舎が用意され、寝泊まり可能で、仕事や打ち合わせ用の執務室として、国会議事堂そばに議員会館もある。至れり尽くせりの特権なのだ。
登院しないガーシー議員にはこれらの特権はどこまで認められるのだろうか。登院して議員としての責務を果たさないのだから、無給にすべきだし、それ以上に議員資格をはく奪すべきである。
国会法第124条には、《議員が正当な理由がなくて召集日から七日以内に召集に応じないため、又は正当な理由がなくて会議又は委員会に欠席したため、(略)故なく出席しない者は、議長が、これを懲罰委員会に付する。》と規定されている。
参議院はガーシー議員を懲罰委員会にかけて議員をやめさせるべきである。
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