値上げで音上げの秋
今年も早くも10月になった。新聞やテレビで言われていることは物の値段があがることである。30日の朝日新聞の「時時刻々」記事の見出しは「秋 値上げラッシュ」で、これまでも物価高騰が続く中、なんと6500品目の値上げだという。我々庶民はまさに「値上げで音上げ」である。
私は我が家の買い物を担当しているが、このところ野菜も魚介類も果物も高くなったと実感している。先日も魚を買いたいと思ったが値札を見てあきらめてしまった。よく買うブロッコリーも小さいのが一個260円もすることがあった。
新聞では値上げの例として、チーズ類、ビール系飲料などが挙げられていた。我が家では妻がチーズを食べないのでチーズは買わない。テレビではビールを何ケースも買いだめしている画像があったが、私は最近はビールを飲まないので関係ない。
買わないものや辛抱できるものはよいが、マヨネーズとかパンとか調味料などは困るし、魚介類や野菜や果物も困る。
帝国データバンクによると、今年の値上げ品目の1/3が10月に集中し、試算では2万品目を超える今年の値上げで、家計の負担は月平均で5730円、年に6万8760円増だとあった。1年於負担額の4割超は冷凍食品やハムや缶詰などの加工食品だそうだ。
年収329万円未満の世帯では、支出に占める割合が2.3%だという。我が家はこの辺りである。
その他に我が家はぎりぎりで医療費の窓口負担が2割になってしまった。運が悪いとしか言いようがない。年金は下がるし、物価は上がるし、医療負担も上がったし・・・「値上げで音上げの秋」である。これがずっと続くと思うとお先真っ暗である。現役で働いている人たちの収入も増えないので大変だと思うが、年金生活者も同様である。
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