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2022年8月12日 (金)

大2次岸田内閣も統一教会とズブズブだ

 第2次岸田内閣が発足した。今度の組閣で一番注目していたのは、統一教会との関係である。

 岸田首相は6日の記者会見で「新たに指名する閣僚、副大臣も含め団体との関係をそれぞれ点検してもらい、結果を明らかにしてもらう。その上で適正な形で見直す」と言った。NHKユースで聞いたときたしか党役員も含めてと言っていたはずだ。

 10日の記者会見で「自民党として調査し検証し実態を解明する考えはあるか」と問われたが、「それぞれ点検し結果も踏まえて適正に見直す指示を行った」と各議員の点検に委ねる考えを繰り返した。あくまでも個人任せである。統一教会やその関連団体との関係を重大な問題としてとらえていないことが明白であった。

 その結果、旧閣僚の中で教団との接点があった7人を交代させた。しかし、萩生田氏を政調会長に任命したし、新たに閣僚になった中から高市早苗経済安保相、林芳正外相、加藤勝信厚労相など7人に接点があることが判明した。統一教会関係との関係を断つことは不可能であることを認めたことになる。

 共産党の小池書記局長は「統一教会隠し失敗内閣」と述べ、「旧統一教会と関係を持たない議員では組閣できない。ズブズブの抜き差しならない関係があるということが、逆に証明されたのでは」と指摘した。

 社民党の福島党首は「旧統一教会と最も関係が深かったのではないかと言われる、安倍元首相の国葬はあり得ない」とっ語った。

 自民党は閉会中審査で野党との質疑に応じる構えだが、自民党内では「短時間で質疑が切れるようにした方がよいかもしれない」と野党側の追及に警戒感が出ているという。

 この前も指摘したように、閉会中審査も、数を恃んだ与党によって形骸化させられるのは目に見えている。

 世界平和統一家庭連合と名前を変えても、献金や霊感商法でいまも巨額の金をエバの国とする日本から巻き上げ、それをアダムの国韓国に持っていくという統一教会。そのために多くの被害者が出ているこの団体は、宗教を隠れ蓑にしたオカルト団体であり、そんな団体と関係を持つ自民党議員に信用が置けないことは明白である。

 国会にはこれから徹底的に調査をして実態を明らかにする責任がある。

 

 

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コメント

安倍元総理が何の隠し立てせずに統一教会との関係をオープンにするようになれば、亭主の好きな赤烏帽子という言葉があるように、子分も何の疑問も持たずに関係を持とうとするのは極めて当然の成り行きである。サラリーマン社会でも社長がゴルフ好きであるならば、社員はすべてゴルフに熱を入れるのと同じである。本当に統一教会の教義にシンパシーを感じている自民党議員はそんなに多くないようにも思えるが。しかしながら、深く考えもせず、付き合ったとしたらその不明は恥じるべきである。ところで私は山田厚史氏の出演するネット番組をいつも見ているが、今回、安倍ブランドの虚飾と題して、安倍政治をわかりやすく的確に総括している。まさに正鵠を射るとはこのことである。お時間があればご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=jDn0rIA9L34&list=PLtvuS8Y1umY9JALXJZQ_DSCcmxwaT4SOy

大臣だけでなく副大臣がどう、政務官がどう、等々等々、とにかく叩けば叩くだけ統一教会と関わったホコリが出続けている。
岸田首相のポスターが統一教会系の事務所に貼られていたこともネット上では取り上げられていた。自民党総裁のポスターは日本中に数えきれないほど貼ってある、貼ってあることで密接な関係があることにはならない、とか何とか言い訳をするのであろうが。
それにしても統一教会から名称を変え、それが更に関連団体を増やし、それらと関係を持った政治家、それも主に与党の政治家がこれだけいるのはなぜなのか。彼らは団体の中身をどのように認識しているのか。
それを今こそ国会で明らかにしておかないと(言い逃れ大会はやめてほしい、日本国民のためになる団体だと思っているのなら正々堂々と言えばいい)日本は更にとんでもない国になる。

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