30度の真夏日の食品保存法
16日のメーテレ「林修のイマデショ」は30度の酷暑での食品の保存について取り上げた。この番組を観たことはないが、保存についてやるというので興味がそそられて観た。
味噌汁、カレー、お茶などの飲み物、おにぎりなどについて30度の温度と冷蔵庫の温度での細菌の増え方を実験して比べていた。
我が家では味噌汁は毎夕食時に作るが飲み切ってしまうので保存することはない。実験によると30度で6時間放置すると突然食中毒を起こすウェルシュ菌が激増することが分かった。
カレーも30度で放置すると細菌が激増することが証明された。冷凍保存がよいそうだ、我が家ではカレーも時々作るがたいていたくさん作り、残った分は冷凍保存している。
ウェルシュ菌は味噌汁やカレーなどを温めなおしても生きているそうだ。だから冷蔵庫で保存することが大事だという。
飲み物も興味深かった。麦茶が一番細菌が増え、次に緑茶も増えることが分かった。水はほとんど増えず、スポーツドリンクも増え方が少なかった。
私はいつもヤカン一杯の麦茶を作って㏠中飲んでいる。これまでの所腹痛をおこしたことはないがちょっと心配になった。
ペットボトルで飲むとき、直接口をつけて飲むと、口の中にいる細菌がボトルで繁殖してしまうから、コップなどに移して飲むとよいと言っていた。このことについては他の番組でもみたことがあり、コップに移して飲むようにしている。
おにぎりも面白かった。おにぎりを作るとき、素手で作るのとラップで作るのとを比べていた。結果はラップで作ると細菌がつかないのでよいことが証明された。子どもの頃祖母がよくおにぎりを作っていたが手で握っていた。手に着いた飯粒をとるとき、口で取っていたが、完全にアウトのやり方であった。
おにぎりを作ったら海苔を巻くことが多い。海苔を巻いたおにぎりとご飯だけのおにぎりとでどちらが細菌が増えるかを調べたら、海苔を巻いた方が細菌が増えにくいことがわかった。海苔をまくと味がよくなるだけでなく細菌対策にもなっているのだ。これも先人の知恵かも知れない。
なお、この番組はまだまだ30度以上の日が続くことを想定してのものであった。秋になって涼しくなれば保存対策も変わって来るだろう。
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