やっぱり面白くない「ちむどんどん」
今週のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」は暢子の勤めるフォンターナでの大騒動が描かれている。首を切られた元従業員が現れて店の金や大事な登記権利書を盗んだり、それをやくざの男が1000万円で買えとねじこんできたりする。
オーナーの房子は弁護士に相談するがどうしようもないという。
3日の放送では店の入り口が壊され、張り紙がされた。フォンターナに対するヤクザの嫌がらせがエスカレート。ついに店内でヤクザ2人が「こんなひどい店に二度と連れてくるな」「この店はカスです」などとわめき、二ツ橋がそのケンカを止めに入る。
二ツ橋は突っかかってきたヤクザを突き飛ばしてしまう。ヤクザはたいしたケガでもないのに、「骨が折れた」などと騒ぎだし、膨大な慰謝料請求、告訴をちらつかせる。
順調に繁盛していたフォンターナが、突然大騒動に巻き込まれるという設定だが朝ドラにこういう展開は要らない。暢子や良子や歌子などの家族の生活を普通に描けばよいのだ。その中で「ちむどんどん」するようなエピソードを盛り込んでほしい。
ネットでは吉本新喜劇みたいだというコメントもあったが、ドタバタは朝ドラにふさわしくない。沖縄を舞台に沖縄の背負っているものをスパイスにして日常生活を描けばよいのだ。
この前にも面白くないと書いたが、これからもそれが続きそうな予感がする。もう収録がおわっているだろうから今更直すことはできまい。 タイトル倒れの「ちむどんどん」である。
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