「ちむどんどん」は不評だという
NHKの朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」はネットでは朝ドラ史上最低の作品だと言われている。史上最低かどうかは知らないが、28日のニーニはまたもひどかった。
暢子が和彦の母・重子のために沖縄の郷土料理を作って置いてあったのを、突然やってきた賢秀がその料理を食べてしまうのだ。びっくりした暢子はそれを止めるが、賢秀はラジオの競馬中継を大声を上げ料理を食べながら聞いている。「このレースに俺のプライド、存在価値、全てがかかってるわけ!」などと絶叫している。平良会長や店の人が止めようとする。そこへ和彦と重子が店に入ってくる。
賢秀は「なに見てんの、おばさん!」などと絶叫する。暢子はあわてて「ニーニー。和彦君のお母さん!」というと、びっくりした賢秀は「初めまして」と取り繕うようにあいさつするも、その様子を見て重子は「言ったでしょ?住む世界が違う。ごきげんよう」と言い捨て店から出て行ってしまう。
賢秀は妹の結婚のご祝儀を競馬で当てようとしていたと告白して店を出ていく。追いかけて行った暢子は兄の気持ちを理解し、怒ることもなくお金を渡して兄を見送る。
暢子が重子にわかってもらおうとして計画したことがニーニのためにふっとんでしまったのだ。
相変わらず変わらないニーニの振る舞いは「ちむどんどん」にふさわしくない。観る者を不愉快にさせる。
「ちむどんどん」でもう一つ、姉の良子の結婚相手が大家の長男で一族から認めてもらえないが、和彦の実家もお手伝いさんを置くような良家で同じように母親から認めてもらえない。
この二つが似たような設定になっているのだが、もっと違った設定にできなかったのかと思う。ネットによると母親重子との葛藤が3週間続くとか。
「ちむどんどん」の題名とは裏腹にイライラハラハラでそれも不評の原因の一つだと思う。
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