和歌山県は柿とミカンが生産量全国一位
「和歌山だより 6月号」で和歌山県の柿の収穫量が43年連続で全国1位。柿の収穫量 39,700t は、全国の21%を占めていると知った。
私は柿が好きで秋になると柿が出回るのを楽しみにしている。早く出るのが刀根柿という渋柿の渋を抜いた柿で、和歌山県や奈良県産である。名古屋に住んでいるので岐阜県が富有柿で有名である。だから柿の産地は岐阜県だと思っていたが、和歌山県が43年連続で全国1位の産地だとは知らなかった。ちなみに2位が奈良県、3位が福岡県、岐阜県は4位である。5位が長野県だ。
和歌山県では令和3年に甘柿の新品種「紀州あかね」を開発したそうだ。果皮は紅橙色、果実重は 250~300g 程度で、糖度は 17%前後、シ ャ キ シ ャ キ と し た 食 感 で 食 味 が 良 い の が特長で、令和7年秋以降の収穫開始をめざしているという。今後、柿産地としての和歌山の名を更に盤石なものとするため、平成 29 年に開発した「紀州てまり」と共に、柿の県オリジナル品種として普及に取り組んでいくそうだ。楽しみである。
和歌山と言えば江戸時代からミカンの産地としてゆうめいである。そのミカンだが18 年連続の全国1位になったそうだ。収 穫 量147,800t は、全国の 20%を占めている。
ちなみに2位が愛媛県、3位が静岡県、4位が熊本県である。和歌山県は有田ミカンが有名だが、熊本県はデコポンとか河内晩柑などがいいし、愛媛県はジューシーオレンジや甘夏などがいい。私はデコポン(不知火)が大好きである。
大学に入るまで南紀で育ったので、ミカンはふんだんに食べていた。ただ柿は南紀では少なかった。柿の産地は北部の紀の川沿いなどである。
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柿とミカン以外で忘れてならないのは南高梅ですね。生産量全国の65%以上で一番ですね。ちなみに温州ミカン以外では、八朔や清見オレンジ、それにイチジクや山椒も全国一番だそうです。
戦争で小麦など食料不足が深刻化しそうですが、もっと農業に目を向けて自給率が高くなるといいですね。一旦耕作放棄した田んぼや畑で再び作物を育てるためには、若い人手も足りないし、田舎に戻って農業で食べて行けると確信できるなら、戻ってくる人も増えるかもしれませんが、現状では設備投資や機械代や肥料代などがあまりにも高いので、農業を敬遠する人が増えるのも仕方がないのかもしれないですね。
投稿: danny | 2022年6月17日 (金) 11時02分