マジックでボランチア
5日の子どもの日にデイサービスにマジックを見せるボランチアで出かけた。このデイサービスには4年ほど前からマジックのボランチアで行っている。毎回1時間やることになっているが、私一人でやるので物凄く大変である。
マジックというのは演技時間が短い。数十秒で終わるものもあれば長くても3分程度である。だからマジックを1時間もやるということはない。もしやらなければならないときは何人かで分担してやるのだ。でも私の場合一緒にやってくれる人が見つからないので一人でやっているのだ。
知りあいのアマチュアマジシャンを頼めればいいのだが、やる場所が遠いことや駐車場がないことやお茶が始めと終わりに出るだけの本当のボランチアということもあって探しにくいのだ。
1時間のマジックにはいつも15~17のマジックを用意している。なるべく同じものをやらないようにしているので、これまでに数百のマジックを見せたことになる。
見せる当日から10日以上も前から準備にとりかかる。新しいマジックを探すことと、練習が必要だからだ。特に高齢になったので覚えたマジックの手順はみんな忘れてしまっている。それで思い出して覚えるために練習が欠かせないのである。
今回はNHKでマリックがやっている「趣味ドキッ!MRマリックの誰でもマジック」で覚えたものを取り入れた。
コップの消失、コップの把手にロープを通す、空き袋からボールの出現、1枚の百円硬貨が2枚の5百円硬貨に、割りばしを使って・・・などであった。
その他は、カードにリボンの貫通、ランビのロープ、白紙が千円札に、つながって出るシルク、数時の予言、アレッ?空箱からシルクの出現、トランプを暗記するなど。
観ている人は30人ほどで、高齢者ばかりで、座っているだけの人もいるが、反応の良い人もいて、言葉や表情で反応をしてくれると嬉しい。私の場合は言葉で補ってやっていることが分かるようにしている。特に相手は高齢者なので分かるようにやることは大事である。
私もデイサービスに来る人と同じ高齢であるが、デイサービスの利用者ではなく、慰問する側にいることが有難いと思っている。
« みどりの日、名駅は物凄い混雑 | トップページ | 教員の多忙さの生々しい現状 »
「ボランティア日記」カテゴリの記事
- マジックでボランチア(2022.05.07)
- 久しぶりの対面式日本語授業再開(2022.04.19)
- 日本語教室2学期の早めの終了(2020.12.01)
- デイサービスでボランティア(2019.09.08)
コメント