超マナーの悪い有名?マナー講師
21日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」を見て驚いた。番組では「フォークの歯が4本なのは、スパゲティを上手に食べるため」という説を立証するため、歯が2~5本のフォークを用意。スタッフがそれぞれのフォークでスパゲティを食べ、どれが一番マナー的によく食べられるかの実験をした。
登場したのが鬼マナー講師と言われる平林都さんで、その厳しい指導に、スタッフが泣き出す事態となった。
平林講師は、女性スタッフの塩山さんと初めて対面すると、いきなり「すごい仏頂面だ。コミュニケーションの第一歩は相手を見ること。下を見ずに私を見ていただけたら」と注意した。
そこまではいいとして、塩山さんが「はい…」とおじぎすると「下を見るな!言うてるやろ!」と大声で一喝。謝る塩山さん泣きながら下を向くので、「泣くな!ええ年して。何べん言うても下見るな、あんた」と追い打ちをかけたのだ。
大声で怒鳴り注意をするのを見て何という指導だ。これでもマナー講師と言えるかと思った。
鬼指導は続いた。塩山さんが「いただきます」と言うと「人と一緒にいるときは『頂戴いたします』やろ!」と怒鳴った。
平林講師のやり方は、根性物の漫画と同じであった。そのやり方はどう見ても間違った指導であった。最近は運動部の指導でもやみくもに怒鳴りつけたりはしないと思う。いわんやマナー講師である。そんな指導をするマナー講師がどうして人気があるのか、NHKがどうしてそんな講師を呼んだのか。全く理解ができない。
平林講師の指導を間違っていると思ったのはわたしだけではなかったようだ。当日のYahooニュースによると、視聴者の反応がいっぱいあったようだ。
「下品とか嫌な口調で言ってるあなたが一番上品じゃない」「あんたが一番下品」「スタッフさん泣いちゃったじゃん。それを笑いとして捉える番組はどうかと思う」「いただきますでいいじゃん」「大変気分悪くなりチャンネル変えた」「あれはパワハラ」という声が上がった。平林さんは民放では“鬼キャラ”でおなじみだが、NHKに出演したことに抵抗感を覚える声も多かった。
普通の感覚の人ならおかしいと感じるのは当然である。チコちゃんはきつくしかるべきである。NHKはたるんでおる!!
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