NHK朝の連続テレビ小説に見る違和感
NHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」を見ているが、長男の賢秀が働かずに遊び暮らしているという設定になっている。父親が亡くなったとき、長男の賢秀に後を託したはずで賢秀もそれを受け止めていた。それなのにいつの間にか心変わりして自己中のどうしようもない若者になっている。
他の姉妹はそれぞれ真面目な人間に育っている。姉の良子は小学校の教員になり、二女の暢子も家庭の料理を担当している。
前作の「Come Come Everybody」でも、るいの夫の錠一郎が仕事を持たず、生計はるいの回転焼きの収入にかかっていた。どうなるのかと思っていたが、最後までるいによっかかっていた。
NHKのテレビドラマで2回続きで働かないどうしようもない人物が描かれることに違和感を覚えた。
「ちむどんどん」では母親の優子が働いて子どもたちを育てたが、母親の苦労ぶりは工事場で働くところや倒れるところが描かれたが、すぐに7年飛んで暢子役が黒島結奈に代わった。比嘉家は莫大な借金を抱えていたはずだが、それはどうなったのだろう。
暢子の就職も兄賢秀の喧嘩でおかしなものになってしまった。これまでのところ「ちむどんどん」な場面はあまりない。
NHKの朝のテレビ小説は観ている者が納得して観られるものであってほしい。
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