ウクライナの戦果に溜飲が下がる思い
欧米諸国から供与を受けた対戦車ミサイルやドローン兵器を活用し、ウクライナ軍がロシア軍を苦しめていることは、いろいろ報道されているが、ロシア軍の正確な被害については、諸説が入り乱れていてどれが本当かは分からない。
読売新聞オンラインは4月4日に配信した「兵力で劣るウクライナ軍、ドローンと携帯式ミサイル駆使し奇襲攻撃…露軍の主要都市攻略阻む」の記事に以下のような記述がある。
《英紙インデペンデント(電子版)は2日、露軍がウクライナ侵攻後に失った軍用車両が、戦車331台を含む2055台に上るとする研究グループの集計を報じた》
また、在英国際ジャーナリストの木村正人氏が、YAHOO!ニュースに出した記事で、ウクライナ軍参謀本部が3月21日に発表した戦果が引用されている。それによると、ロシア軍の戦車498両を破壊したという。
3月21日時点で戦車498両と4月4日戦車331両では矛盾している。ただ、言えるのは「331台」だとしても、「498両」だとしても、驚くべき数であることだ。
別のニュースには、ウクライナ軍の最新の発表(8日現地時間)によると、ロシア軍の戦車はこれまで計700台が破壊された。装甲車は1891台が破壊されているとあった。
さらにNATOの高官は、ロシア軍の捕虜、負傷者、死者合わせて4万人に達する可能性があるとAP通信に語ったという。
いずれにしてもウクライナ軍は赫赫たる戦果を挙げているようで、キーウ近郊や東部地区で一方的にロシアにやられて惨憺たる被害を受けているという嫌なニュースを見ているので溜飲が下がる思いがした。欧米諸国の武器等の援助でロシア軍の戦車や装甲車や兵力などを徹底的にやっつけて欲しい。
もし、上記の戦果が本当だとしたらロシア軍の軍事力はかなり打撃を受けていると思われる。
こんなニュースもあった。「ウクライナの第二の都市ハリコフ郊外の激しい戦闘で、第200機動ライフル旅団司令官のデニス・クリロ大佐が死亡していた。
英サン紙は、ウクライナでロシア軍の大佐が死亡するのはこれで9人目であると伝えた。ロシア軍は(追放も含めて)7人の将軍も失っている。」ウクライナ東部でも頑張ってほしい。
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