ジェノサイドをしているのはプーチンだ!!
ロシアのプーチン大統領は18日、ウクライナ南部クリミア半島の一方的な併合から8年を迎えたことを記念する集会に出席して、「軍事作戦の動機は、苦しみやジェノサイド(集団殺害)からウクライナの人々を救済することだ」と演説した。
集会はモスクワのルジニキ競技場で開かれ、タス通信によると、市民約20万人が参加。プーチン氏は、2014年にウクライナで起きた親露派政権の崩壊は「クーデター」だったとし、ロシアへの帰属を求めたクリミアの住民が「ネオナチや国粋主義者に対する防壁を築いた」と主張。また、ウクライナは東部で武装蜂起した親露派勢力への「ジェノサイド」を行った-とする一方的な歴史観を語ったという。
自分勝手な理屈をつけてウクライナに侵攻し、マリウポリでは戦車やマシンガンなどで攻撃し、住宅の8割以上が被害を受けたという。電気や水道を断たれ、人々は水も食料もなく死んでいると副市長が語った。
攻撃されているのはマリウポリだけではない。他の都市でも病院、学校など公共施設や、文化財などが無差別に破壊されている。その惨状をテレビで見ると心が痛んでならない。
ジェノサイドをしているのはプーチンの命令で動くロシア軍なのだ。メディアや言論が統制されたロシア人だけがその事実を知らず、プーチンのいうことを信じているようだが、ロシア人以外の世界中の全てはロシアの非道さを知り尽くしている。
そのプーチンのロシア国内での支持率は、露政府系機関「全ロシア世論調査センター」が18日、発表したところでは、直近の支持率が近年最高の79・6%に達した-という。
ロシアでは露軍の損害やウクライナ側の被害の拡大など侵攻の実態を国民に知らされていないのでプーチンのやっていることは正しいと信じているのだ。
1日も早くロシアの攻撃がやむことを祈るのみである。
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これだけめちゃくちゃに破壊され、たくさんの市民を殺傷されながら、どうしてウクライナ軍はウクライナ国内で抵抗するだけで、ロシアへ向けてミサイルを飛ばすなどの反撃をしないのか。
遠謀深慮のない私は連日そう思いながらもどかしさに駆られている。
ロシアへ攻撃したら核兵器でも何でも使う、とプーチンが公言しているから自重しているのかもしれない。しかしそうならば、これだけの大虐殺を働いているプーチンを戦争犯罪人として国際的なお尋ね者にするしか始末はつくまい。
終身のお尋ね者と各国が認めてロシア政府に通告し、SNSを通してロシア国民へも拡散を図る。
オリガルヒとか言われるロシア出身の富豪の中にはプーチンの首に1億円の懸賞金を出すと言った者もいるらしい。1億ドルの間違いではないのか。
世界各地にいる精鋭のハッカー集団がロシア軍やロシア政府の情報システムを破壊すべく連日奮闘中らしいが、まだ成果らしいものは聞こえてこない。
この成果が先か、プーチンがひっとらえられるのが先か・・・
投稿: たりらりら | 2022年3月23日 (水) 14時21分